読み物 - キーワード 「千ヶ峰」

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2024 年 4 月 4 日 (木)

カーナビで岩座神に行こう

兵庫県の中の岩座神

残念ながら、公共交通機関で岩座神に来るのは、とっても大変です。最寄りの鉄道の駅 ( JR 西脇市駅 ) から車で 1時間弱、最寄りのバス停から徒歩で1時間強かかります。

カーナビを使って車でおいで下さい。カーナビは、高価な車載型でなく、 スマートフォンの無料アプリで十分です。以下の住所またはキーワードで目的地を設定したら、間違いなく、岩座神まで案内してくれます。

  • 住所 : 兵庫県 多可郡多可町 加美区岩座神
  • キーワード : 岩座神、岩座神公会堂、クラインガルテン岩座神、等々

注意点

冬季、降雪時には、冬用タイヤまたはチェーンが必要になることがあります。かならず ライブカメラ で、岩座神の様子をご確認ください。

カーナビが北ルート(峠越えの道)を提案する場合があります。特に冬は、後述するように、安全な南ルートを選んで下さい。

南ルートと北ルート

岩座神ルート案内図

岩座神には、国道427号線から、二つの経路でアクセスすることが出来ます。

  • 南ルートは、JA加美の交差点で左折。少し行って、松井小学校を右手に見ながら、右折してひたすら北上する道です。
  • 北ルートは、三谷で右折。旧農林業公園(CANYON MOUNTAIN CAMP) の中を通り、千ヶ峰登山道三谷口にいたり、さらに登坂して峠を越える道です。

以下の点に注意して下さい。

  • 冬場は、北ルートは避けた方が無難です。日中、国道に雪がない場合でも、峠の頂上付近は凍結していて危険な場合があります。迂回して南ルートをとることをお奨めします。(実際の所、時間も燃費もそんなに違いません)
  • どちらのルートも、夜間は、鹿や猪が突然に道を横切る場合があります。当ると車が破損しますので注意して下さい。(注意していても当るときは当りますので、覚悟しておいて下さい)

以下は、旧サイトに掲載していた地図です。ずいぶん古いものですので、最新の道路状況を反映していないところがありますので、ご注意下さい。

兵庫県と多可郡多可町加美区

兵庫県と多可郡多可町加美区

兵庫県の中における多可郡多可町加美区の位置を示した地図です。 (緑色で示した高速道路の表示は最新の状態を反映していません)

1997年6月作成 / 2005年11月改訂

兵庫県多可郡多可町加美区

兵庫県多可郡多可町加美区

兵庫県多可郡多可町加美区の略図です。

1997年6月作成 / 2011年7月改訂

その他の地図

  • 兵庫県多可郡多可町加美区中心部
    • これもずいぶん昔に作成した地図です
  • 千ヶ峰
    • 千ヶ峰登山のご参考に
  • 岩座神イラストマップ
    • 岩座神散策のお伴に最適なイラスト地図です

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2013 年 4 月 23 日 (火)

「岩座神」棚田便り #9 2013年12月号

第9号の話題は、餅搗き大会・注連縄教室と、千ヶ峰です。

岩座神棚田便り #9 2013-12

「岩座神」棚田便り #9 2013年12月号 (PDF版)

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2011 年 10 月 16 日 (日)

岩座神の SWOT 分析

岩座神の現状分析。大学生の目から見た岩座神の SWOT は何か。

  • Strength(強み)
    • 四季の変化、きれいな風景、きれいな空気、きれいな水、美味しい食物、そば、棚田、クラインガルテン、やさしい人、アウトドアが楽しめる、ハイキング、カメラマン、七不思議、神社、オーナー制度
    • 棚田、クラインガルテン、七不思議、風景(自然)、オーナー制度、マンネングサ、そば、お祭り・行事、茅葺き屋根、ホタル、棚田コンサート、案山子コンテスト、ホソバタブの木、千ヶ峰
  • Weakness(弱み)
    • 厳しい自然、交通が不便、クラインガルテンの管理不足(ぱっと見た感じのイメージが良くない)、坂道が多い、駐車場無し、病院やスーパーがない、知名度が低い、若者が少ない、出会いが少なそう、高齢化、人口減少、トイレやおしめを替える所が分りにくい、特産品の知名度が低い、どんなことが出来るか分らない
    • 小学校が遠い、病院がない、若者が少ない、仕事が無い、駐車場がない、バスの本数が少ない、休憩場が少ない、坂が多い、高齢化、店が少ない、車が必要、クラインガルテンの不備、CSRの少なさ
  • Opportunity(機会)
    • 祭り、カメラコンテスト、特産品、起業との取り組み、大学との交流、農業ボランティアやアルバイト、体験学習(地元以外の小中高と)、ホームページやフェイスブック、暮らす・住む
    • オーナー制度の高まり、自然志向、登山、レジャーブーム、写真ブーム、棚田米ブーム、そばの高騰、滞在型宿泊、ツイッター、フェイスブック、ボランティア活動の増加、農業ブーム、育児を田舎で、自然体験型学習、連休の増加、地産地消、CSRの増加、有機農業
  • Threat(脅威)
    • アクセスしにくい、休憩所の不足、情報発信力が不足している、接する機会が少ない、クラインガルテンの料金が分りにくい、クラインガルテンの料金が高い
    • TPP、気候変動、宿泊施設の増加、オーナー制度を他でもやっている(競合化)、震災、災害の危険、少子高齢化、不況、財政不足、農業補助金の減少、有機農業の流行の低迷
SWOT 分析

二つのグループに分かれて作業をしました。整理せずにそのまま列挙したため、重複する内容もあります。

SWOT 分析は、組織のビジョンや戦略を企画立案する際に利用する現状分析の手法で、さまざまな要素を S(強み)、W(弱み)、O(機会)、T(脅威) の四つに分類してマトリックス表にまとめるものです。これによって問題点が整理されて、解決策を見つけやすくなります。また、分析する作業を通じて、関係者が問題意識を共有できるというメリットもあります。

SWOT の分類作業においては、SW内在的要因OT外在的要因であることに着目します。すなわち、組織内で改善することが出来る要因と、組織内だけでは変えることが出来ない要因とを分けて考えるのがポイントです。

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2007 年 1 月 1 日 (月) 元日

岩座神の絵日記 2007年1月1日

五霊神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 五霊神社

七時過ぎに五霊神社に参った。宮当番が火を焚いて待っていてくれた。

僕が最初の参拝者かと思ったが、かつやくんが随分早くに参拝を済ませて、郵便局の仕事に出て行ったそうだ。

八時前から、参拝者がやって来る。参拝を済ませて、火の周りで御神酒をいただく。

広峯神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

八時半頃、広峯神社に参る。

写真は広峯神社の登り口あたりから眺めた岩座神の景色だ。

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

広峯さんから日の出を拝む。

神光寺

絵日記 2007-01-01 初詣 - 神光寺

広峯さんから、続いて、神光寺に参拝に行く。

寺当番が火を焚いて待っていてくれる。

千ヶ峰で御来光を拝んだ人たちが下山してきた。たいした雪は積っておらず、天気も良くて、きれいな初日の出を見ることが出来たそうだ。

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2006 年 12 月 29 日 (金)

岩座神の絵日記 2006年12月29日

雪の夕景

絵日記 2006-12-29 雪の夕景

今年の初雪は年末になってからだった。

昨夜半から降った雪が朝にはかなり積っていた。

夕方、道路の上には雪は残っていなかったが、路側帯から田んぼの中には15cmぐらいの雪が積っている。

写真は、午後5時過ぎ、うちの家から北側を眺めたところ。

千ヶ峰は雲に覆われて見えない。

絵日記 2006-12-29 雪の夕景

同じく、家から南側を眺めた景色。

正面、ほぼ視線の高さにある山は、烏帽子(えぼし)山という山だ。

2006年の後書き

どうにか、一年間にわたって、この「岩座神の絵日記」を書き続けることが出来た。

不定期なので、正確には「日記」とは言えないけれど、村の主要な行事は漏らさずに書いたつもりだ。

自分で言うのは可笑しいかも知れないが、岩座神という小さな農村共同体の一年間を記録した、他にあまり例のない、とても良いドキュメントになったと思っている。

みなさん、ご愛読ありがとうございました。

どうか良い新年をお迎え下さい。

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2006 年 10 月 29 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年10月29日

蕎麦脱穀(二日目)

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

昨日に続いて、朝の9時から、蕎麦の脱穀作業だ。

今日は、元から予定されていた作業日だったので、大勢の人が助っ人で参加してくれた。ガルテンのKさんとAちゃんSくん、棚田オーナーのIさん夫妻、Mさんたち、Tさん夫妻とお子さん。

子供たちも三人いて、にぎやかだった。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

天気も好く、午後になると、蕎麦も非常に良く乾いてきた。

軽く手でしごくだけでも蕎麦の実が落ちる。

スレッシャ(脱穀機)の投入口の下にブルー・シートを張って、実を田圃に落とさないように工夫した。

写真は、蕎麦を作っている田圃としては、岩座神で一番低い位置にある田圃だ。

後方、中央のピークが千ヶ峰。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

田圃から田圃へとスレッシャを移動しているところ。

急な細い坂道が多いので、慎重にゆっくりと移動する。五人もかかって大袈裟なようだが、これぐらい慎重にやってちょうど良い。

かつて一度、一人だけでスレッシャを移動していて、どんぶらこ、坂道から下の田圃に乗り手ごと一回転して落ちたことがある。危うく慘事になるところだったが、幸い、乗り手は軽い打撲で済んだ。そのスレッシャはお釈迦になってしまったけれど。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

午後4時半過ぎ、脱穀の作業がすべて完了した。

収穫した蕎麦の実は、4台の乾燥機にいっぱいになった。去年よりちょっと少ないか。これから二週間ぐらい、風だけを送って、実を乾燥させる。

写真は、公会堂の下の広場で、スレッシャの内部を掃除しているところだ。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

昨日は慰労会は無かったのだが、今日は、いつものように、公会堂の裏手で、鶏肉を焼いて、ビールや酒を飲んで、うだうだと語る。

投光器を付けた。まだ6時前だが、すでに日が暮れて、暗くなっている。

風も冷たくなってきているので、屋外での慰労会は、今年はこれが最後だな。

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2006 年 6 月 11 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年6月11日

棚田オーナー 肥料散布・草刈り

絵日記 2006-06-11 棚田オーナー 肥料散布・草刈り

♪「世の中にはぁー、地味なものとぉー、派手なものがある。あ、ソレソレソレソレ。地味ぃ、地味ぃ、地味ぃ、地味な将来の夢は、習字の先生。」(© 嘉門達男)

という訳で、棚田オーナー行事の中で最も地味な「肥料散布・草刈り」である。

写真は、石垣から肥料を手で撒いているところ。

農家が肥料を撒く場合は、このように手で撒くこともあれば、動力散布機を使うこともある。

絵日記 2006-06-11 棚田オーナー 肥料散布・草刈り

写真は、鎌を使って、石垣の草を刈っているところ。

かつては畔の草も刈っていたが、今はほとんど全部の畔がコンクリートで固められているので、畔には草が生えない。

農家が草刈りをする場合は、鎌を使うのはごく稀で、たいていは動力草刈り機を使う。

絵日記 2006-06-11 棚田オーナー 肥料散布・草刈り

写真の所では、田圃の中に入って肥料を撒いている。田圃ごとのコーチング・スタッフによって、若干、指導方針に違いがある訳だ。

この時期の水田にはオタマジャクシがいっぱいいるので、小さい子供を連れてきたら喜ぶと思う。

作業は午前中で終了し、流れ解散となる。みんな揃っての昼食は無し。

やっぱり、地味やね。

おまけ

絵日記 2006-06-11 棚田と千ヶ峰

午後、向い田(東南斜面の田圃)の草刈りをした。そのとき、山際の少し高い所から、カメラを北北西に向けて撮った写真だ。

右上のピークが千ヶ峰。

手前の田圃は休耕田で、蕎麦の作付を予定している。うっすらと白いのは、実は、蕎麦の花である。昨年の収穫時にこぼれた種が芽を切って蕎麦が生えているのだ。実は入らないと思うけれど。

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2006 年 5 月 5 日 (金) こどもの日

岩座神の絵日記 2006年5月5日

千ヶ峰登山

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山

中学校の同窓会で千ヶ峰に登った。

市原コースから登るというので、それなら大丈夫だろうと、子供たちを連れて行くことにした。

三谷のハーモニー・パークに9時に集合して、マイクロ・バスで市原コースの始点まで運んでもらった。市原コースは、林道が整備されて、ずいぶんと標高の高い所まで車で行けるようになっている。登山と言っても、尾根づたいのなだらかな道を2000メートルぐらい歩いて行くだけの、ハイキングに毛の生えた程度のものだ。小学二年生のうちの子供たちでも、大丈夫だ。

9時半ごろに登山を開始。

それでも結構、登りごたえがあった。僕は子供たちに置いてけぼりを食ってしまった。

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 山頂

10時半ごろ、無事に山頂に着いた。

先に登って、チョコレートやおにぎりを食っていた子供たちと一緒に、記念撮影をする。

真ん中のちょっと大きいのは、ゴールデン・ウィークで帰省している中学三年生の甥っ子。

後は、山頂に立っている「南無妙法蓮華経」の石碑だ。何で「南無妙法蓮華経」なのかね。また、こんなもん、誰がどうやって持って上がったのかも、僕は知らない。山岳信仰と関係があるのか。

*

掲示板で、市原の住人ペリーさんから、「千ヶ峰山頂の「南無妙法蓮華経」の碑は、1965年の冬だったように思いますが、千ヶ峰に冬山登山をした後、遭難された方があって、その慰霊のために建立されたものだと記憶しています。山岳信仰とは関係ないはずです。」と教えていただいた。

2006-06-11 追記

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 景色を眺める

天気は良かったが、大気は薄く靄がかかった状態だったので、遠くまでは見通すことが出来なかった。

山頂でお会いしたご夫妻は、年に50回は千ヶ峰に登っている、とおっしゃっていたが、条件の良い時なら、明石海峡大橋はもちろん、淡路島や四国の山、さらに、日本海側では遠く白山まで見えることもあるそうだ。

子供たちは同級生のひとしくんに双眼鏡を借りて岩座神の家を見ていた。岩座神なら、かなりの悪条件でも、山頂から眺めることが出来る。

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 下山

11時半ごろ、山頂を後に、三谷コースから下山する。

三谷コースは、市原コースとは打って変って、非常に急峻なコースだ。途中に滝もあるので、登山らしい登山を楽しむつもりなら、こっちの方が面白いだろう。

下るだけでも結構疲れる。

下山したら、そこがハーモニー・パークだ。バーベキューを囲んでわいわいと語り合った。何か、甥っ子が缶チューハイを飲んで酔っぱらったようだが、まあ、そういう事があっても良いだろう。

楽しい一日だった。

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2006 年 4 月 1 日 (土)

岩座神の絵日記 2006年4月1日

何ということもない土曜日

絵日記 2006-04-01 何ということもない土曜日

特に何ということもない土曜日の午後五時前である。

うちの裏の田圃から岩座神の村を眺めたところだ。

岩座神の棚田は、石垣が綺麗なことと、棚田と住居が混在していることが特徴だ。

そして、真後ろに見えるのが千ヶ峰である。

絵日記 2006-04-01 何ということもない土曜日

かわって、ほぼ同じところから南側を眺めたところ。

田圃が鋤き返されているのがわかるだろう。ほぼ一ヶ月後、ゴールデン・ウィークのころ、水田にして田植えをする。

畔が輝くように白い。これは、畔がコンクリートで固めてあるからだ。数年前、岩座神では、補助金を得て、棚田の畔をすべてコンクリートで塗り固めた。

棚田の風景を写真に収めようとしてやって来るアマチュア・カメラマンたちには、このコンクリートの畔は、すこぶる評判が悪い。草が生えた土の畔の方が絶対に良い、という訳だ。

そういう人たちにとっては、棚田を耕耘しているのが、小さいとは言え、トラクターだったりするのも気に食わないのだと思う。

あなたは、トラクターや田植機やコンバインが写った棚田の写真を見たことがあるか? 無いだろう。彼らは、自分の頭の中にある「棚田」の風景にそぐわない物を絶対に写さない。

農耕牛が鋤を引いていたりしたら大喜びでシャッターを切るのだろうが、そうはイカのキンタマ、タコが引っぱる。申し訳ないが、写真家の都合は二の次だ。

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2006 年 2 月 4 日 (土)

岩座神の絵日記 2006年2月4日

神様の正月(立春)

2006年 立春の日

今日は立春の日。

ここ数日、暖かい日が続いていたのだが、昨日(節分)の夕方から少し雪が降った。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月の寿美

岩座神では、立春の日に「神様の正月」を祝う。

と言っても、五霊神社の御当人(おとうにん)でなければ、特に何をする訳でもない。昔は、各家でも神様の正月を祝っていたが、そういう風習はどこの家でも廃れてしまった。

朝の八時から準備にかかる。

冬場の仕事は、何は置いても、火を焚くことから始めるのが岩座神流だ。

(人間の)正月と同じように松を立てたり、注連飾を付けたり、境内を掃除したり、神前に餅と酒を供えたりする。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月

準備が出来たのが十時頃。

放っておくと誰も参拝に来ない。まあ、神様の正月というものは、その程度の行事になってしまっている訳だ。

たかひろさんが携帯電話で招集をかけて、半分強制的に参拝者を集めた。

焚火と酒と肴で参拝者をもてなす。めざしと餅を焚火で焼いたのが好評だった。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月

小一時間ばかり、うだうだと語る。火を囲んで飮み食いするというのは良いもんだな。

昼頃には天気もよくなってきた。ときおり木に積った雪が風に舞って、ちょっと綺麗だった。

千ヶ峰遠景

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 千ヶ峰遠景

午後、「岩座神のカレンダー 平成十八年度版(2006年度版)」の編集会議があった。

岩座神棚田保全推進協議会は一昨年からカレンダーを作っている。これは、一月から始って十二月で終る普通のやつじゃなくて、四月から始って三月で終る年度カレンダーになっている。だから、今からでも間に合うのである。

この千ヶ峰の遠景は、そのカレンダーとは直接の関係はないが、編集長の依頼で町の方へ用事で出たときに撮ったもの。

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2006 年 1 月 29 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年1月29日

忌明法要

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 快晴

快晴の朝。千ヶ峰が遠くから綺麗に見える。

今日は、まさみさんの親父さんの忌明法要に呼ばれている。

まさみさんの家とうちの家は同じ株内になっている。「株」というのは、普通に言う親類ほどの深い関係では無いのだが、古い血縁に基づく共同体で、たいてい、ある本家とその新宅とそのまた新宅と(以下略)というあつまりである。法事などには、その家の親類と株内を呼ぶのが通例だ。たとえ普段は親しくしている隣家であっても、株内でなければ呼ばない。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 納骨

お寺から坊さんを呼んで法要をした後、それまで家に安置していたお骨を墓に納めに行く。

岩座神には株ごとに数箇所の墓があって、我々の株の墓は、僕の家からほんの近い所、棚田に接する里山に位置している。

こんもりとした森になっていて、子供の頃は、このお墓でよく蝉取りをしたものだ。

そう言えば、昨夏、子供たちを連れて蝉取りに行ったのだが、蛭(ひる)がポトンと頭上から落ちてきたので、慌てて逃げて帰った。昔は蝉取りをしていて蛭に襲われたことなど無かったのだが、地球の温暖化で、このあたりも生態系が変化しているのだろうか。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 千ヶ峰

納骨も済むと、家に帰って、参列者一同に御馳走と酒が振舞われる。宴会をして、死者との別れに一応の区切りを付ける訳だ。

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2006 年 1 月 25 日 (水)

岩座神の絵日記 2006年1月25日

千ヶ峰から

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 山頂を望む

ギフトハウスタナカさんから、千ヶ峰で撮った写真を戴いた。

一枚目は、東側の尾根から望んだ千ヶ峰山頂。

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 南の谷を望む

二枚目は、千ヶ峰から南の谷を望んだところ。

白く見えているのが岩座神の村だ。その南に棚釜の村、さらに南に多田の村が続いている。棚釜にも多田にも、もう雪は残っていない。

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 山頂の木の枝

もう一枚は、頂上付近の、これは何の木かな。雪が付いてミニ樹氷になっている。

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