岩座神の絵日記 2006年6月11日
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読み物
棚田オーナー 肥料散布・草刈り
♪「世の中にはぁー、地味なものとぉー、派手なものがある。あ、ソレソレソレソレ。地味ぃ、地味ぃ、地味ぃ、地味な将来の夢は、習字の先生。」(© 嘉門達男)
という訳で、棚田オーナー行事の中で最も地味な「肥料散布・草刈り」である。
写真は、石垣から肥料を手で撒いているところ。
農家が肥料を撒く場合は、このように手で撒くこともあれば、動力散布機を使うこともある。
写真は、鎌を使って、石垣の草を刈っているところ。
かつては畔の草も刈っていたが、今はほとんど全部の畔がコンクリートで固められているので、畔には草が生えない。
農家が草刈りをする場合は、鎌を使うのはごく稀で、たいていは動力草刈り機を使う。
写真の所では、田圃の中に入って肥料を撒いている。田圃ごとのコーチング・スタッフによって、若干、指導方針に違いがある訳だ。
この時期の水田にはオタマジャクシがいっぱいいるので、小さい子供を連れてきたら喜ぶと思う。
作業は午前中で終了し、流れ解散となる。みんな揃っての昼食は無し。
やっぱり、地味やね。
おまけ
午後、向い田(東南斜面の田圃)の草刈りをした。そのとき、山際の少し高い所から、カメラを北北西に向けて撮った写真だ。
右上のピークが千ヶ峰。
手前の田圃は休耕田で、蕎麦の作付を予定している。うっすらと白いのは、実は、蕎麦の花である。昨年の収穫時にこぼれた種が芽を切って蕎麦が生えているのだ。実は入らないと思うけれど。