千ヶ峰登山
中学校の同窓会で千ヶ峰に登った。
市原コースから登るというので、それなら大丈夫だろうと、子供たちを連れて行くことにした。
三谷のハーモニー・パークに9時に集合して、マイクロ・バスで市原コースの始点まで運んでもらった。市原コースは、林道が整備されて、ずいぶんと標高の高い所まで車で行けるようになっている。登山と言っても、尾根づたいのなだらかな道を2000メートルぐらい歩いて行くだけの、ハイキングに毛の生えた程度のものだ。小学二年生のうちの子供たちでも、大丈夫だ。
9時半ごろに登山を開始。
それでも結構、登りごたえがあった。僕は子供たちに置いてけぼりを食ってしまった。
10時半ごろ、無事に山頂に着いた。
先に登って、チョコレートやおにぎりを食っていた子供たちと一緒に、記念撮影をする。
真ん中のちょっと大きいのは、ゴールデン・ウィークで帰省している中学三年生の甥っ子。
後は、山頂に立っている「南無妙法蓮華経」の石碑だ。何で「南無妙法蓮華経」なのかね。また、こんなもん、誰がどうやって持って上がったのかも、僕は知らない。山岳信仰と関係があるのか。
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掲示板で、市原の住人ペリーさんから、「千ヶ峰山頂の「南無妙法蓮華経」の碑は、1965年の冬だったように思いますが、千ヶ峰に冬山登山をした後、遭難された方があって、その慰霊のために建立されたものだと記憶しています。山岳信仰とは関係ないはずです。」と教えていただいた。
2006-06-11 追記
天気は良かったが、大気は薄く靄がかかった状態だったので、遠くまでは見通すことが出来なかった。
山頂でお会いしたご夫妻は、年に50回は千ヶ峰に登っている、とおっしゃっていたが、条件の良い時なら、明石海峡大橋はもちろん、淡路島や四国の山、さらに、日本海側では遠く白山まで見えることもあるそうだ。
子供たちは同級生のひとしくんに双眼鏡を借りて岩座神の家を見ていた。岩座神なら、かなりの悪条件でも、山頂から眺めることが出来る。
11時半ごろ、山頂を後に、三谷コースから下山する。
三谷コースは、市原コースとは打って変って、非常に急峻なコースだ。途中に滝もあるので、登山らしい登山を楽しむつもりなら、こっちの方が面白いだろう。
下るだけでも結構疲れる。
下山したら、そこがハーモニー・パークだ。バーベキューを囲んでわいわいと語り合った。何か、甥っ子が缶チューハイを飲んで酔っぱらったようだが、まあ、そういう事があっても良いだろう。
楽しい一日だった。