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1997 年 7 月 1 日 (火)

棚田オーナー制度

1997年5月 岩座神

岩座神は「日本の棚田百選」にも選ばれた棚田の村です。

1997年から岩座神では「棚田オーナー制度」が始まりました。

「棚田」とはどんなものか、「棚田オーナー制度」とはどういうものか、ちょっと見ていって下さい。

※ 以下は、主として1997年に作成し、1998年、1999年、2002年に若干の加筆を行ったものです。

棚田オーナー制度とは

まじめに農業に取り組み、自然とふれあう勇気を持ち、地域になじめる方または家族に、単に米作りを楽しむだけでなく、美しい景観を誇る岩座神地区をみんなで守っていくことに積極的に協力してもらうために始められた。1区画100平方mで10区画を募集した。会費は5万円。

「加美町への想い」「志望動機」「自己アピール」などの作文を含む申し込みアンケートを書類選考し、10組が選ばれた。

  • 特典として
    • 一から十までプロの指導を受けて低農薬栽培の米作りが体験でき、収穫した米は全部持ち帰ることができる。
    • 加美町の宿泊施設が安く利用できる。
    • 加美町の特産品がもらえる(1万円相当)など。
  • オーナーの義務は
    • 田んぼに入って米を作る。
    • 自然とまじめにつきあう。
    • 地域の人たちになじみ、仲良くする。
    • 地区の美しい景観を守るため、美化活動に積極的に参加する。
    • 田植え、ヒエ引き、月2回の草刈り、刈り取り、稲木などは自分でやること(田すき、田ごしらえ、普段の水管理、消毒、施肥、脱穀、乾燥、もみすりなどは農家が行う)など。

『広報かみ』1997年6月号より

そもそも、棚田(たなだ)とは、どんなものか

1994年7月 夏の棚田

こんなもんです。写真を見てもらうと一番よくわかる。山肌を切り開いて作られた「段々畑」のような田んぼです。

岩座神には、大小あわせて465枚の棚田があります。

そして、全国棚田サミットに参加した木原博さんの話によると、「岩座神の棚田みたいに石垣がシャキッとして奇麗なやつは珍しいんじゃ」という事です。石垣の高さは平均 2 m、高いところで 5 m。石の組み方などから見て、鎌倉時代にさかのぼるそうです。

ところが、そういう自慢話だけで済むわけでなくて、、、

棚田の農業はしんどい

さすがに、岩座神の棚田とはいえ、今ではほとんどの農作業に機械を使います。それでも、平地の圃場(ほじょう)整備された大きな田んぼにくらべれば、その作業効率の悪さは明白でしょう。大きな機械が使えませんから。

おまけに、山の中のこと、夜中になると、イノシシもシカもタヌキもキツネも出て来る。出て来て、協力はしてくれない。田んぼや畑に入って、作物を食い荒らしていく。動物たちの苦境も知らないわけではないけれど、やっぱり、だめ、困ります。

なぜ、棚田を守りたいのか

1997年5月 岩座神

棚田の価値として、

  • 自然と共存した風景としての棚田の景観がすばらしい
  • 棚田には治水などの面で環境保全効果がある

というようなことも言われています。だから、守る必要があるんだ、という議論ですね。

農家としては、

  • 先祖から受け継いだ田んぼを自分の代で荒らしたくない

という理屈抜きの気持ちも根強くあります。

何よりも、人が住んで生活していく限りは、周囲の環境を手入れの行き届いた状態にしておきたいというのが、ごく当然の願いなのだろうと思います。かつて田んぼであったところが耕作放棄されて山林に呑み込まれ、美しかった石垣が無残にこわれていく様子を見、ゆっくりと村が廃れて行くのを予感することは、現にその地に住んでいる者にとっては、なんとも言えない嫌な気分ですから。

だれか手伝ってくれないだろうか

という訳で、「棚田オーナー制度」が始まったという次第です。

制度の導入については、1995年、高知県檮原町で開かれた「全国棚田サミット」に参加し、全国で始めてオーナー制度を導入した現地の棚田を見学したことが、きっかけになったようです。

このページの最初に掲げたような規約でオーナーを募集したのが、1997年の2月中旬でした。問い合わせの数だけでも、総数200件にのぼり、最終的に応募してきた人は81組にもなったそうです。

これは面白い

棚田オーナーの看板に名前を記入
田植えを指導

5月11日にオーナー田の田植え祭りが行われました。

村中、ほぼ総動員で田植えの指導や手伝いをしたり、ご飯を作ったりしました。(木原も、100人分ぐらいの焼きそばを作ったんですぜ。)

皮肉な見方をすれば、「手伝ってもらわない方が、手間もかからず効率も良いんじゃないの」ということになりそうです。それは、その通りで、田植え機を使えば一人で2時間ぐらいで済むところを、総勢100人ぐらいが半日かけてやってるんだから、純粋な作業効率だけを見れば、何をやってるのかという話になります。

歌を楽しむ棚田オーナー

ところが、面白かったんですよ、これが。

田んぼに入って泥だらけになって田植えをしたオーナー達も面白かったようだけれど、それ以上に、祭りの準備や世話をした岩座神の住人は、誰に聞いても、「面白かった」と言っています。

岩座神とその自然環境に価値を認めてくれる人が居ること、そして、棚田で農作業をしたいという人が居ること、これは思いがけない嬉しい発見でした。そして、そういう人たちと交流することは、何にもまして、岩座神を活気付けてくれるものでした。

二年目、三年目

1998年5月

二年目の1998年、オーナーの数が20組に増えた。

去年は、最初の年でもあり、まぁ、とにかくやってみよう、という感じだった。採算が合うかどうかよりも、人が来てくれること自体が大切だと、村のみんなが考えていた。いわば、お祭りだ。楽しければ良かった。

今年も、基本的には同じ事なのだけれど、いくらか冷静になって、お互いの利害関係をしっかりと調整しなければならないと考えるようになった。あ、僕が考えているわけではない。のーてんきな僕は、田植え祭りで焼きそばを焼いて、楽しかったと思っているだけ。村の役員さんたちは、この制度を長続きするものにするために、都会のオーナー(借り手)、村の貸し主、村全体の誰もが納得できるような仕組み・方法を作り上げなければならないと考えているらしい。

「来年は30組だ」という積極的な意見もあるが、おおかたは、「20組ぐらいが限度かな」という意見のようだ。

1999年7月

三年目の1999年、オーナーの数は20組のまま。

何組か、オーナーの入れ替わりがあった。最初の年からオーナーを続けている人たちも多い。田植えをするお父さんの背中に負われていた赤ん坊が、今では田圃の中で泥遊びをしたりしている。

去年までは棚田オーナー制度のために町から補助金が出ていたが、今年からはもう出ないのだそうだ。岩座神の棚田オーナー制度は順調に軌道に乗りそうな感じだ。

書籍

日本の棚田 - 保全への取組み

  • 著者:中島 峰広
  • 出版社:古今書院
  • 1999年2月5日発行 240ページ A5判 \3,200

目次

  • 棚田の起源とその用語
  • 棚田についての先行研究
  • 棚田の分布と地形との関係
  • 棚田の形態と特質
  • 棚田の灌漑施設と水利慣行
  • 棚田の機能
  • 棚田の耕作放棄
  • 棚田の保全
  • 棚田保全への取組み
  • 保全方法の比較と検討
  • 棚田オーナー制の展開
  • 棚田オーナー制についての比較検討とその評価

オーナーの一人である箕面市の田中さんから、「こんな本がありますよ」と教えていただきました。

まだ木原は読んでいないのですが、棚田についてまじめに勉強するつもりなら、ちょうど良い出発点になるのでないかと思います。

棚田オーナー制については、高知県檮原町をはじめとする先進地の事例が中心になっていて、岩座神も名前だけは出てくるそうです。

2000年 - 2002年

2000年 - 2002年

岩座神の棚田オーナー制度は、今のところ、順調に運営されている。

棚田オーナー制度をきっかけとして、岩座神の村の様子は、ここ2-3年の間に、非常に大きく変化した。

岩座神は、農村地区としては珍しく「景観形成地区」としての指定を受けた。

また、補助金を得て、生活道および農道や用水路を整備することが出来た。今年度には、田の畦の整備も予定されている。

さらに、今年の春には、滞在型市民農園施設「クラインガルテン岩座神」というものがオープンした。

そして、岩座神は、いつの間にか、棚田の先進地域としてけっこう有名になり、いろんな所から視察者が訪れるようになった。

棚田オーナー・アンケート

西脇農業改良普及センターが、1997年、1998年、1999年に棚田オーナーだった人たちに対して、アンケート調査をして、その結果を 2001年1月に発表している。

非常に面白いので、是非、読んでいただきたい。

2001-04-01 岩座神棚田オーナー・アンケート結果

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1997 年 7 月 1 日 (火)

岩座神の七不思議

岩座神には七つの不思議がある。...らしい。死んだ祖父の木原梅太郎からも、聞いたことがあります。

七つの不思議

其の壱 血石

1997年5月 岩座神
1997年5月 岩座神

岩座神入口の道の西側、渓流に臨んで、上面が平らで赤みを帯びた巨石があり、血石と呼ばれている。

その昔、岩座神の神光寺が隆盛をきわめていたころ、加古川流域の人々は死者が出ると、はるか南方から遺体を運んでこの寺に葬った。その際、死人はみな一度この石の上に置いたところから、血石の名が付けられたと言われる。また、一説には、死体があまりに重いので、この石の上で四肢を切り離して運んだため、その血でこの石が赤く染まったのだとも伝えられている。

其の弐 仁王門のシキミ

1997年5月 岩座神

神光寺の仁王門前にあるシキ。

午前中は枝葉に勢いがあって光っているが、午後になると急に勢いがなくなり、光沢もあせてしまうと言われている。

其の参 唐滝

唐滝(上段) 2001年

旱魃のとき、この滝でウナギを獲ると、必ず雨が降ると伝えられる。

また、この滝には大蛇が棲み、一人で足を踏み入れた者は誰一人として無事に帰れないという。

其の四 千本杉

1997年5月 岩座神

神光寺の上の山中にある杉。幹の中ほどから無数に枝分かれした不思議な姿の杉の木。

昭和47年3月24日に、兵庫県の天然記念物に指定されている。

其の五 塔の石

塔の石

高さ10メートルあまりの巨岩で、塔のようにそそり立っている。

昔、あまんじゃこ(天邪鬼)が「夜中に天に五つの岩を積んで見せる」といって神に挑んだ。四つまで積んだときに夜が明けたので、一つをここに捨て置いて逃げたという。

岩座神の名前もこの岩に由来するといわれている。

其の六 雨乞岩

雨乞岩(あまごいわ)

ここで雨乞踊りをすれば、必ず雨が降るという岩。

其の七 三本竹

常に三本の竹が生えており、たとえその中の一本が枯死しても、また新しく一本生えて、三本から増えもせず減りもしないという竹。

余談 以上は、"加美町まちづくりピオネーロ"作成の『加美マップ』を参考にしました。

伝説の真偽はともかく、そういう物があることは確かです。ただ一つ、三本竹は全部枯れてしまって、現在、立て看板だけが残っています。おぅまいがぁっ、なんちゅうこっちゃ。

「あまんじゃこが捨てた岩」の伝説は中町の妙見山にもあるそうです。島田さんのホームページ「山であそぼっ」の妙見山のところに載っています。

番外 巨大ちょうちん

とにかく大きかったそうだが、今は遺っていない。

と言うのも、村中総出で作ったは良いが、家の中で作ったので外に出すことが出来ず、やむをえず、その日のうちに解体したからだ。

(まじめに聞いて損した。)

※ 「岩座神レポート」アーカイブ

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1999 年 9 月 1 日 (水)

岩座神の予定表 1999年秋冬版

岩座神の棚田に関係した予定表です。1999年秋冬版。

日時 / 行事 / 詳細

  • 9月17日(金)~ 19日(日)頃
    • 稲刈り(一般の田圃)
      • 機械(小さなコンバイン)で刈取りと脱穀を同時にやるのが普通です。そのまま乾燥機に放り込みます。
  • 9月26日(日)
    • オーナー田の稲刈り
      • 鎌で刈って、稲木(いなき)に掛けて、天日干しにします。脱穀はもっと後になります。
    • 棚田コンサート
      • アマチュア・バンド5組+坂庭省吾。
    • 餅つき・野菜即売
  • 10月3日(日)
    • 蕎麦刈り
      • 蕎麦の刈取り。人手不足が心配されています。(予定変更。17日に延期されました。)再度、予定変更。やっぱりやります。というか、やりました。ごめんなさい。
  • 10月9日(土)
    • 五霊神社秋祭り(宵宮)
  • 10月10日(日)
    • 五霊神社秋祭り
  • 10月11日(祝)
    • オーナー田収穫祭
      • 天日干しにした稲を脱穀し、籾摺り(もみすり)して玄米にし、袋に詰めて持ち帰ります。|
    • 案山子コンテスト
      • 今日まで活躍(?)してくれた案山子のコンテスト。
  • 10月17日(日)
    • 蕎麦刈り
      • 蕎麦の刈取り。人手不足が心配されています。当初の予定通り、3日に行われました。
  • 12月12日(日)
    • 注連縄作り
      • 村老人会の指導のもと、棚田オーナーが注連縄作りに挑戦
    • 餅つき

予定がころころと変更されたような気がしますが、気のせいでしょうか。

NASAのスペースシャトルですら、天候で打上げ予定が変わります。ましてや、お天気まかせの農作物が相手ですから、これぐらいは誤差の範囲ということで、どうか大目に見てください。

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イベント

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2025 年 9 月 23 日 (火) 秋分の日   13 時 00 分 から

神光寺 秋の彼岸会 


社寺祭礼 (主として住民を対象とするイベント)

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2025 年 9 月 28 日 (日)   8 時 00 分 から

秋の宮普請・景観維持作業 


作業 (主として住民を対象とするイベント)

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2025 年 10 月 11 日 (土)  

五霊神社 秋祭宵宮 

9:00 AM より、秋祭準備。神社の掃除、飾り付けなど。
7:30 PM ごろより秋祭宵宮。メイン・イベントは餅撒き。


社寺祭礼 (主として住民を対象とするイベント)

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