読み物 - キーワード 「秋」

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2010 年 2 月 14 日 (日)

岩座神の絵日記 2010年2月14日

害獣防止柵点検

絵日記 2010-02-14 鹿柵点検

ただいま朝の七時五十八分。朝八時から、という事だったので、もうみんな揃っている。焚き火にあたって、山林係が入れてくれたコーヒーを飲みながら、うだうだと語る。

この後、山林係が今日の作業予定を発表し、班分けをして、害獣防止柵の点検に取りかかることになる。

絵日記 2010-02-14 鹿柵点検

今日は班分けの結果、いつもと違う箇所を巡回することになった。岩座神の南端の標高が一番低い箇所から、西の山を登っていくルートだ。

写真はその取っかかりの付近。暗い林の中、コンクリートで舗装された林道が延びている。林道の右側にあるのが害獣防止柵、通称鹿柵である。この柵の右側が村の中になる。

絵日記 2010-02-14 鹿柵点検

針金で、柵の網を繕っているところ。

今回は、大きな補修が必要な所は一箇所も無かった。

山林整備

絵日記 2010-02-14 山林整備

害獣防止柵の点検作業は十時半には終った。

次は、全員揃って、山林の整備作業である。

毎年の秋に、アストラゼネカが「高齢化する村を応援するプロジェクト」で整備をしてくれている里山がある。そこの整備作業だ。アストラゼネカに任せておけば良いかと言うと、そういう訳にも行かない。手伝って貰うにしても、それなりに準備やアフター・フォローが必要になる。

絵日記 2010-02-14 山林整備 - 休憩中

休憩中。

作業は午後三時半頃まで続いた。へとへとである。

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2010 年 2 月 1 日 (月)

岩座神の予定表 2010年版

岩座神の年間行事予定表、2010年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2010-01-17 (日) 初総会 2010-01-17
2010-01-24 (日) 蕎麦打ち大会(2009年度) 2010-01-24
2010-02-14 (日) 獣害防止柵点検他 2010-02-14
2010-03-07 (日) 宮普請 2010-03-07
2010-04-11 (日) 対面式 絵日記なし
棚田保全活動共同作業 --
2010-05-16 (日) 田植え祭 絵日記なし
2010-06-13 (日) 草刈り・肥料散布 絵日記なし
2010-07-04 (日) 川刈り・道刈り 絵日記なし
2010-07-11 (日) 川刈り・道刈り(予備日) 絵日記なし
2010-07-25 (日) 草引き・案山子祭 絵日記なし
2010-08-22 (日) 蕎麦種蒔き 絵日記なし
2010-09-05 (日) 宮普請(獣害防止柵点検) 絵日記なし
2010-09-26 (日) 稲刈り 絵日記なし
2010-10-09 (土) 秋祭宵宮 絵日記なし
2010-10-10 (日) 秋祭 絵日記なし
2010-10-11 (月) 体育の日 脱穀・収穫祭 絵日記なし
2010-10-17 (日) オーナー米引き渡し 絵日記なし
蕎麦刈取り 絵日記なし
2010-10-23 (土) 蕎麦脱穀 絵日記なし
2010-10-24 (日) -- 絵日記なし
2010-11-14 (日) 蕎麦選別・出荷 絵日記なし
2010-12-12 (日) 餅つき大会・藁細工教室 絵日記なし
2011-01-16 (日) 蕎麦打ち大会(2010年度) 絵日記なし
2011-01-23 (日) 初総会 絵日記なし

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

※ 2024年3月追記 : サイト管理人が飽きてしまって、3月7日を最後に「絵日記」をやめてしまったのです。

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2009 年 8 月 30 日 (日)

岩座神の絵日記 2009年8月30日

宮普請(害獸防止柵点検)

絵日記 2009-08-30 宮普請(鹿柵点検)

秋の宮普請で、鹿柵(害獣防止柵)の点検補修と山林整備作業を行う。

写真は、枯れた木が根から倒れて、柵の金網に寄りかかっているところである。

しかし、この倒木はよく枯れて、スカスカの状態になっていた。驚くほど軽かったので、一人の力で持ち上げて除去することが出来た。金網の破損も軽微で、五分ぐらいで補修が完了した。

絵日記 2009-08-30 宮普請(鹿柵点検)

これは別の場所である。

太い松の木が倒れて、柵を直撃していた。木の幹が支柱に突き刺さり、支柱は見事に二つ折りになっていた。

写真は、チェーンソーで倒れた木を分割して処理した後、支柱に突き刺さった部分を取り除こうとしているところである。

この後、折れ曲がった支柱を抜いて、新しい支柱に取り替えて、網の部分を補修した。

最初は担当の班(三人)だけでやっていたが、後から別の班(三人)が助っ人に加わった。僕は後から加わった方なので最初の方はよく知らないが、全体で三時間ぐらいかかったと思う。へとへとになった。

絵日記 2009-08-30 宮普請(鹿柵点検)

午後は、山の斜面の草刈りである。

この斜面は、竹が生い茂っていたのを切り倒した所である。

絵日記 2009-08-30 宮普請(鹿柵点検)

山の斜面からの眺望。

車を置いている場所から、ここまで、登ってきた訳だ。

土の色が見えているのは、蕎麦を蒔いた田圃。

絵日記 2009-08-30 宮普請(鹿柵点検)

夕方、公会堂で慰労会。

今日は宮普請なので、鶏肉のバーベキューではなく、お弁当である。

「緑のふるさと協力隊」の小野君が、ピースサインを出して喜んでいる。今日も手伝いに来てくれたのである。

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2009 年 2 月 1 日 (日)

岩座神の予定表 2009年版

岩座神の年間行事予定表、2009年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2009-01-18 (日) 蕎麦打ち大会(2008年度) 絵日記なし
2009-01-25 (日) 初総会 絵日記なし
2009-02-08 (日) 獣害防止柵点検他 絵日記なし
2009-02-28 (土) 親睦研修旅行 絵日記なし
2009-03-01 (日) -- 〃(二日目) --
2009-03-08 (日) 宮普請 絵日記なし
2009-04-12 (日) 対面式 2009-04-12
棚田保全活動共同作業 --
2009-05-17 (日) 田植え祭 2009-05-17
2009-06-14 (日) 草刈り・肥料散布 2009-06-14
2009-07-05 (日) 川刈り・道刈り 2009-07-05
2009-07-12 (日) 川刈り・道刈り(予備日) 中止
2009-07-26 (日) 草引き・案山子祭 2009-07-26
2009-08-16 (日) 蕎麦種蒔き 2009-08-16
2009-08-30 (日) 宮普請(獣害防止柵点検) 2009-08-30
2009-09-27 (日) 稲刈り・棚田の集い 絵日記なし
2009-10-10 (土) 秋祭宵宮 絵日記なし
2009-10-11 (日) 秋祭 絵日記なし
2009-10-12 (月) 体育の日 脱穀・収穫祭 絵日記なし
2009-10-18 (日) オーナー米引き渡し 絵日記なし
蕎麦刈取り 絵日記なし
2009-10-24 (土) 蕎麦脱穀 絵日記なし
2009-10-25 (日) -- 絵日記なし
2009-11-15 (日) 蕎麦選別・出荷 絵日記なし
2009-12-13 (日) 餅つき大会・藁細工教室 絵日記なし
2010-01-24 (日) 蕎麦打ち大会(2009年度) 2010-01-24

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

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2008 年 11 月 16 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年11月16日

蕎麦選別・出荷

絵日記 2008-11-16 蕎麦選別・出荷

約二週間にわたって送風だけで乾燥させてきた蕎麦の実を選別して出荷する。

スレッシャで脱穀して乾燥機に入れた蕎麦の実は、蕎麦の茎や雑草がいっぱい混じっている。

そういう大きなゴミを、最初に手作業で篩(ふるい)にかけて取り除く。

絵日記 2008-11-16 蕎麦選別・出荷

次に、唐箕(とうみ)にかけて、細かいゴミや入りの悪い実を風で吹き飛ばす。

この唐箕は、昔は米の選別に使われていたもので、手で羽根を回して風を起すものだ。ただし、手回しのハンドルが本来付いている筈の場所に見当らない。モーターで羽根を回すように改造してあるのだ。

さらに、今年は、ゴミの出口を覆う箱形のカバーが新調(?)されている。

絵日記 2008-11-16 蕎麦選別・出荷

最後に、選別機にかけて砂や小石を取り除き、計量して袋に詰める。

これも、かつては、米の選別に使われていたものだ。

今年は天気が悪かったので、選別機を倉庫の中に置いて作業をした。

絵日記 2008-11-16 蕎麦選別・出荷

ああ、やれやれ、やっと終った。

今年度の収量は750kgだった。

*

ということで、岩座神の秋はこれでおしまい。

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2008 年 10 月 13 日 (月) 体育の日

岩座神の絵日記 2008年10月13日

棚田オーナー脱穀作業

絵日記 2008-10-13 棚田オーナー脱穀作業

秋晴れの好天に恵まれて、棚田オーナーの脱穀作業が予定通り、体育の日に行なわれた。

写真は、稲木で天日干しした稲をコンバインで脱穀しているところ。

棚田オーナーの脱穀作業

ビデオで見ると、もっとよく分る。

さすが、10年目のベテラン、Tさんの仕事ぶりは見事の一言ですね。

絵日記 2008-10-13 棚田オーナー脱穀作業

脱穀して収穫した籾の袋を運んでいるところ。けっこう重いです。

手伝おうとしたら、「あかん、オーナーさんに重さを味わってもらえ」と制止された。

これを乾燥機に入れて更に水分調整をし、籾摺(もみすり)機に掛けて籾殻を取ると、やっと玄米になる。

マンネングサの植え付け

絵日記 2008-10-13 マンネングサの植え付け

棚田オーナーの脱穀作業と並行して、マンネングサの植え付け作業が行なわれた。作業に当たるのは、神戸大学のボランティア学生と、岩座神の年長者。

脱穀作業が終った棚田オーナーにも手伝ってもらう。

収穫祭

絵日記 2008-10-13 収穫祭

午前中で仕事を終って、みんなで豚汁と新米のおにぎりで昼ごはんを食べる。

旨いですよ。

絵日記 2008-10-13 収穫祭

収穫祭会場の遠景。

のんびりとご飯をたべながら、案山子コンテストの投票を行なう。

今年の案山子コンテストの結果は以下の通り。

区画 かかし 賞品
一等賞 D-3 おもろー 岩座神の米(白米) 20 kg
二等賞 A-2 15 kg
三等賞 F-2 米俵とネズミ 10 kg

2008-07-27 案山子のポートレート 2008

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2008 年 10 月 11 日 (土)

岩座神の絵日記 2008年10月11日

秋祭準備

絵日記 2008-10-11 秋祭準備

朝八時に集合して、秋祭の準備を始める。

いつも、一番始めにやることは、幟(のぼり)の旗竿を立てる作業だ。

先に支柱を立てておいて、下側の臍穴に棒を通して、支柱と竿をゆるく結合する。下側の臍穴と棒は丸いので、そこを起点にして、竿を回転して立てるのだ。

ロープで確保しながら、うぉーりゃー、と竿を立てる。

竿が真っ直ぐに立ったら、上側の臍穴に棒を通し、かんぬきを挿して抜けないようにする。

絵日記 2008-10-11 秋祭準備

幟の旗竿が立ったら、それぞれ役割に従って、別の作業を始める。

写真は、参道に灯籠を提げているところ。

絵日記 2008-10-11 秋祭準備

幟を揚げようとしているところ。

参道の橋には、曳山車(ひきやま)のための歩み板が設置されている。

絵日記 2008-10-11 秋祭準備

曳山車(ひきやま)の飾付けをしているところ。

この他に、お当人さんたちがお宮さん(五霊神社)の掃除や献撰(けんせん)をしたり、隣保長二人が福引の買物をしたりする。

昼休みの会食をはさんで、午後三時ごろに全部の準備が完了した。

夜はそれぞれの家で、帰省してきた親戚や招いた知人などと一緒に、秋祭の晩餐(鋤焼き、鯖寿司というあたりが定番かな)を楽しむ。

秋祭宵宮

絵日記 2008-10-11 秋祭宵宮

八時過ぎから、曳山車(ひきやま)を曳いて、お宮さんに向って上がっていく。

一時間以上たっぷり時間をかけて参道をのぼる。

そして、宮入り。

この後、餅撒きの行事がある訳だが、申し訳ないが、今年も僕は餅を撒く役目だったので、写真は撮れなかった。(餅を撒く役目でなければ写真が撮れるかというと、それも実は期待薄である。餅を拾う楽しみも捨てがたいのである。)

*

なお、12日(日)が秋祭の本宮だが、朝早くにお当渡し(お宮さんの当番交替)の行事があるが、その他には特に何もない。そして、午後の三時には、祭の後片付けにかかる。

ということで、本宮の方は割愛させてもらう。

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2008 年 8 月 31 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年8月31日

宮普請

秋の宮普請。

お宮さんの当番(御当人)は五霊神社の掃除などをするが、他の者は、害獣防止柵の点検整備や、山林の整備作業をすることになっている。

岩座神 2008年8月31日 山に捨てられたゴミ

害獣防止柵(鹿柵)の点検作業のときに見つけたゴミ。道路の近くの場所なので、どこかの馬鹿が車から捨てたものだと思われる。

缶ビールの空き缶やら、コンビニ弁当の容器やら。

絵日記 2008-08-31 秋の宮普請

害獣防止柵(鹿柵)の点検は午前のうちに簡単に終った。

今日の作業のメインは、例年、アストラゼネカに草刈りをしてもらっているあたりの整備作業である。

ボランティアを受け入れるのにも、それなりに準備作業が必要な訳だ。

ただいま休憩中。

絵日記 2008-08-31 蕎麦の生育状況

二週間前に蒔いた蕎麦が順調に成育している。

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2008 年 3 月 9 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年3月9日

春の宮普請

絵日記 2008-03-09 春の宮普請

岩座神では、年に二度、春と秋に、氏神である五霊神社の社殿や境内を整備するための日が設けられていて、「宮普請(みやぶしん)」と呼ばれている。今日が春の宮普請である。

宮普請と言いながら、御当人(おとうにん、宮当番)以外は山に入って枝打ちや間伐をしたりする事もある。と言うか、その方が一般的である。

今日は、午前中はお宮さんの境内の整備。

写真は、伐り落したホソバタブの大枝を片付けているところだ。

五霊神社の境内には、県の天然記念物に指定されたホソバタブの大木が3本あるのだが、いくつかの太い枝や幹の中が空洞になっていて、強い風が吹くと(あるいは何もしなくても)折れて落ちる心配があった。

お宮さんの境内は、棚田オーナー行事でもよく使う場所なので、安全のために、少し前に専門家に依頼して、危険性が大きい大枝を伐り落して貰ったのである。費用は50万円だったそうだ。

この他、車止めのチェーンを設置したりした。

絵日記 2008-03-09 春の宮普請

午後、いくつかの班に分れて、木造の橋にクレオソートを塗ったり、欄干のペンキを塗り替えたりする。

我が班は、岩座神の入口に立っている歓迎大看板の塗り替えである。

外枠部分と裏側はクレオソートを塗る。内側部分は、文字以外は、茶色の木工用ペイントである。

絵日記 2008-03-09 春の宮普請

看板の文字の部分は水性のアクリル・ペイント。

「棚田と」はミント・グリーンの純色。

「七不思議の里」はレッドとイエローとグリーンを適当に混ぜた色である。数人ですったもんだの議論をしながら色を決めた結果、こうなった。僕はレッドの純色を推奨したのだが、通らなかった。

「岩座神」は、写真では白に見えるが、クリームの純色である。

絵日記 2008-03-09 春の宮普請

化粧直しが済んだ歓迎大看板である。

四時前に作業を終了して、一旦、全員帰宅。五時半に再度集合して、村で行う葬儀の取り決めについて協議をする。そして、その後、宮普請恒例の慰労会。

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2008 年 2 月 1 日 (金)

岩座神の予定表 2008年版

岩座神の年間行事予定表、2008年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2008-01-20 (日) 蕎麦打ち大会(2007年度) 2008-01-20
2008-02-10 (日) 獣害防止柵点検他 2008-02-10
2008-03-09 (日) 宮普請 2008-03-09
2008-04-13 (日) 対面式 2008-04-13
棚田保全活動共同作業 中止
2008-05-18 (日) 田植え祭 2008-05-18
2008-06-15 (日) 草刈り・肥料散布 2008-06-15
2008-07-06 (日) 川刈り・道刈り 絵日記なし
2008-07-13 (日) 川刈り・道刈り(予備日) 中止
2008-07-27 (日) 草引き・案山子祭 2008-07-27
2008-08-17 (日) 蕎麦種蒔き 2008-08-17
2008-08-31 (日) 宮普請(獣害防止柵点検) 2008-08-31
2008-09-28 (日) 稲刈り・棚田の集い 2008-09-28
2008-10-11 (土) 秋祭宵宮 2008-10-11
2008-10-12 (日) 秋祭 絵日記なし
2008-10-13 (月) 体育の日 脱穀・収穫祭 2008-10-13
2008-10-19 (日) オーナー米引き渡し 絵日記なし
蕎麦刈取り 2008-10-19
2008-10-25 (土) 蕎麦脱穀 延期
2008-10-26 (日) 蕎麦脱穀 延期
2008-10-28 (火) ~ 30 (木) 蕎麦脱穀 2008-10-28
2008-11-16 (日) 蕎麦選別・出荷 2008-11-16
2008-12-14 (日) 餅つき大会・藁細工教室 2008-12-14
2009-01-18 (日) 蕎麦打ち大会(2008年度) 絵日記なし

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

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2007 年 10 月 20 日 (土)

岩座神の絵日記 2007年10月20日

人文地理学会公開セミナー

神戸市勤労会館で、人文地理学会の公開セミナーがあった。

「文化的景観の意義と保全」というテーマのもと、下記のプログラムで講演と報告が行われた。

  • 基調講演:日本における文化的景観の意義
    • 金田章裕(人文地理学会会長 京都大学)
  • 報告1:地域を繋ぐため池景観
    • 合田博子(兵庫県立大学)
  • 報告2:稲美町におけるため池群の保全活動
    • 岸本一幸(稲美町教育委員会文化課)
  • 報告3:棚田景観の保全・活用と文化的景観
    • 五十嵐勉(佐賀大学)
  • 報告4:岩座神における棚田保全活動と棚田オーナー制度
    • 木原伸夫(岩座神棚田保全推進協議会)
  • 全体討論
    • 司会 秋山道雄(滋賀県立大学)

報告4が僕である。

場違いな所に紛れ込んでしまった。断れば良かった、と、ちょっと思った。

しかし、縁が広がりそうなことは、何でもかんでも、辞退せずに引き受けて、とにかくやってみるというのが、岩座神の流儀なのである。棚田オーナー制度を始めて以来、この11年間、そうやって来た。

最近は、セミナーや会議に報告者として招かれることも多くなった。先日(10月15日)も、福井県で行われた「美(うま)し近畿」景観セミナーに、棚田保全推進協議会から二人が事例報告者として参加している。いつの間にか、岩座神は「棚田」の先進地、成功事例として扱われるようになってしまったのである。

そんな訳で、まあ、何とかなるわい、と思って引き受けた。

絵日記 2007-10-20 人文地理学会公開セミナー

写真は、五十嵐先生の報告、「棚田景観の保全・活用と文化的景観」。

五十嵐先生は佐賀県唐津市相知町の蕨野(わらびの)の棚田に深く関わっておられる方で、非常に興味深い話を聞くことが出来た。

棚田の現場を良く知り、具体的なノウハウも豊富に持っておられるので、是非一度、岩座神にお迎えするか、こちらから佐賀に出向いて、ゆっくりとお話を伺いたいと思った。

絵日記 2007-10-20 人文地理学会公開セミナー

津川先生。僕が報告をするというので、セミナーに来てくださった。

全体討論の時に、岩座神の棚田について、先生の研究の一端を紹介して、応援してくださった。

文化的景観

「文化的景観」というものについては、金田(きんだ)先生が、基調講演で、分りやすく見通しの良い基本的な枠組みを提示してくださった。

最初、僕は、こういう「文化的景観」という概念には、そこに生活する者の視点が欠けているのでないかと思っていた。つまり、「日本の原風景」を見て感傷にひたりたい都会の知識人や、綺麗な風景や「素朴な人々」を写真に収めたいアマチュア・カメラマンのような、田舎の生活環境を外から眺めて楽しみたい人たちの発想だと思っていた。

そういう面がまったく無いとは、今も、思っていない。

しかし、五十嵐先生もそうだが、金田先生も、「文化的景観」の現場の生活を非常に良く理解しておられる。住民と行政、あるいは住民同士の間に入って、意見のとりまとめをしたり、利害調整を行ったり、さらには村興しのコンサルタントまでしたりして、学者とは思えない泥臭い仕事を沢山こなしておられる。その姿勢は非常に現実的であり、住民の生活を無視しては文化的景観の保全が有り得ないという事を明言しておられる。

文化的景観については、文化庁のページや Wikipedia にも記述があるが、残念ながら、あまり明快だとは思えない。次の文書(PDF)の冒頭で金田先生が述べておられる部分が、少し長いが理解しやすいと思う。一読することをお奨めする。 『文化的景観の意義と活用方策について』

景観保全は生活闘争だ!

僕の報告は、棚田オーナー制度の活動を中心に、岩座神の一年間を写真で紹介するものにした。謂わば、この「絵日記」の縮刷版だ。

最初は、棚田オーナー制度を開始してからの11年間を年表形式にまとめて発表しようか、とも思った。そのために、区長さんの日誌(『岩座神行事日誌』)を借りてきて、過去にさかのぼって、何があったかを調べかけもした。しかし、その試みは簡単に挫折した。11年間の区長日誌の分量ときたら、半端じゃないのである。棚田とか村作りとかに限っても、取り上げるべき事柄が多すぎる。これを整理して纏めるのは短時日では無理だと諦めた。

かと言って、文化的景観の保全と棚田オーナー制度との関係について、何か理論的に講釈できるかと言うと、そんな事はとうてい出来る訳がない。だいたい、主催者も、そんな事を期待してはいないだろう。

結局、岩座神の住民の「棚田」や「景観」に関わる活動をなるべく具体的に紹介するのが一番良いと思い、この「絵日記」の2006年分から抜粋して、岩座神の一年間をパワーポイントの原稿に纏めることにした。(締切りに迫られたという事情もある。)

表題を「景観保全は生活闘争だ!」と付けた。

棚田オーナー制度の活動は、棚田を守るための活動ではあるが、棚田という資産によって岩座神の生活を守るための活動でもある。楽しいけれども、生活闘争としての面を大いに持ったものなのだ。

報告の配付資料 - 『景観保全は生活闘争だ!』

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2007 年 10 月 14 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年10月14日

棚田オーナーの脱穀作業

絵日記 2007-10-14 棚田オーナー脱穀作業

棚田オーナーの脱穀作業と収穫祭は、今年は10月8日の体育の日に予定されていたのだが、雨で延期され、10月14日に実施することになった。

参加できなかったオーナーも何組かあったし、参加したオーナーも全体として人数が少なめだった。オーナーの人たちも、岩座神のスタッフも、秋は予定が立て込んでいるから、出来れば、予定通りの日にやりたいものだ。農作業が天候によって左右されるのは、当り前と言えば当り前なので、仕方が無いのだが。

写真は、天日干した稲を稲木から降して、コンバインで脱穀しているところ。

コンバインというのは、稲刈り機と脱穀機と藁切り機が一体化(combined)されているところから、そう呼ばれている。ここでは、稲刈り機の部分は停止させて、脱穀機と藁切り機だけを動かしている訳だ。

マンネン草の植え付け

絵日記 2007-10-14 マンネン草の植え付け

棚田オーナーの脱穀作業と並行して、マンネン草の植え付け作業が神戸大学生のボランティアと岩座神の年長者の手で行われる。

中央、えび茶のセーターを着ているのは、久しぶりに「里帰り」してくれた篠原君。

収穫祭

絵日記 2007-10-14 収穫祭

脱穀作業とマンネン草の植え付けの作業が終ると、収穫祭が始まる。

棚田の集いのコンサートのような派手な行事はない。岩座神の新米で作ったおにぎりと豚汁を食べて、のんびりと収穫を祝う。

「岩座神の新米」と言っても、棚田オーナーの田圃とは別の田圃で出来た米だ。棚田オーナーの田圃の米は、今日脱穀したばかりで、まだ玄米にもなっていない。おにぎりは、真白いプレーンなやつと、葉わさび漬(これも岩座神産)を混ぜ込んだ青いやつの二種類。旨いで。

絵日記 2007-10-14 収穫祭

今年は、去年とは違って、車を運転する人は飲まないでくださいという趣旨の張り紙を出した上で、アルコール類を提供した。酒を飲むのが悪いのではなくて、酒を飲んで運転するのが悪いのだ、ということだ。

天気は良いし、おなかも大きくなったし、気持ち良く昼寝する人もちらほらと見える。

今年の案山子コンテストの投票結果は以下の通り。

区画 かかし 賞品
一等賞 C-4 竹とんぼ 岩座神の米(白米) 20 kg
二等賞 D-3 えちぜんくらげ 15 kg
三等賞 C-3 おじさん 10 kg

2007-07-22 案山子のポートレート 2007

なお、今年から、脱穀した籾をその日に籾摺りして玄米を棚田オーナーに持って帰ってもらう、という去年までのやりかたを改めた。今日、脱穀した籾は、乾燥状態を確認した上で、岩座神のスタッフが籾摺りを行い、一週間後に玄米を棚田オーナーに引き渡す。

このように方式を改めるに至った理由については、去年の収穫祭の絵日記を参照して欲しい。岩座神の絵日記 2006年10月9日 (続き)

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