岩座神の絵日記 2008年11月16日
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読み物
蕎麦選別・出荷
約二週間にわたって送風だけで乾燥させてきた蕎麦の実を選別して出荷する。
スレッシャで脱穀して乾燥機に入れた蕎麦の実は、蕎麦の茎や雑草がいっぱい混じっている。
そういう大きなゴミを、最初に手作業で篩(ふるい)にかけて取り除く。
次に、唐箕(とうみ)にかけて、細かいゴミや入りの悪い実を風で吹き飛ばす。
この唐箕は、昔は米の選別に使われていたもので、手で羽根を回して風を起すものだ。ただし、手回しのハンドルが本来付いている筈の場所に見当らない。モーターで羽根を回すように改造してあるのだ。
さらに、今年は、ゴミの出口を覆う箱形のカバーが新調(?)されている。
最後に、選別機にかけて砂や小石を取り除き、計量して袋に詰める。
これも、かつては、米の選別に使われていたものだ。
今年は天気が悪かったので、選別機を倉庫の中に置いて作業をした。
ああ、やれやれ、やっと終った。
今年度の収量は750kgだった。
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ということで、岩座神の秋はこれでおしまい。