読み物 - キーワード 「石垣」

P. 2 / 3

 

2007 年 2 月 17 日 (土)

岩座神の絵日記 2007年2月17日

親睦旅行(井仁の棚田を訪問)

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

2月17日(土)と18日(日)は、二年に一度の岩座神の親睦旅行だった。

残念ながら、日頃の行いが良くなかった僕は、前日に体調を壊して(インフルエンザだったらしい)、参加できなかった。

今年は広島方面へ遊びに行ったのだが、一日目に、井仁地区の棚田を訪問した。

写真は、井仁地区の入り口に位置する「井仁トンネル」。乘って行ったバス(と言っても小さなバスなのだが)がこのトンネルを通ることが出来ないので歩いて入っていく。

いかにも、秘境に通じるトンネルという感じで、良いですな。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

写真が井仁の棚田だ。

「畔が狭いなあ」というのと「石垣がきれいに手入れされているなあ」というのが、岩座神のメンバーの第一の感想だった。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

この展望台は、高いところにあるのでなくて、低い位置にある。見上げるようにして、棚田の石垣の風景を楽しむためのものだ。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

公会堂(だと思う)で、地区の人たちと懇談会。

休日をさいて相手をしてくださり、ありがとうございました。

さて、この旅行は真面目な「研修旅行」ではなくて「親睦旅行」であった。

安芸の宮島に行ったり、呉の大和博物館に行ったり、バスの中でゲーム(何)もしたり、旅館でどんちゃんもやったり、いろいろと楽しいこともあったようだが、僕は参加していないので、そのあたりの詳しいことは知らない(という事にしておく)。

読む

 

2007 年 7 月 1 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年7月1日

川刈り・道刈り

絵日記 2007-07-01 川刈り・道刈り

正確に言うと「川(岸の草)刈り」、「道(端の草)刈り」だ。川や道そのものを刈る訳ではない。

毎年、この時季に行なうのだが、朝早くから夕方まで、結構きつい労働だ。

写真は、岩座神の入り口、七不思議の「血石」があるあたり。新兵器(「高所作業車」とか呼ぶのかな)を使って、崖の草を刈っている。

絵日記 2007-07-01 川刈り・道刈り

夕方五時ごろから公会堂の横で慰労会。

いつものように、鶏肉のバーベキューとビール。

薔薇もどき

絵日記 2007-07-01 薔薇もどき

時間が前後するが、朝方、ある家の軒先の石垣で、へんてこな植物を見かけた。

明らかに「私は薔薇の花でございます」という形をしているが、色はアロエというか、いっそ、青磁みたいだし、薔薇の花のように見えるのは葉っぱで、本当の花は別にある。何なんだ、これ。

読む

 

2007 年 10 月 10 日 (水)

岩座神の絵日記 2007年10月10日

アストラゼネカ

絵日記 2007-10-10 アストラゼネカ

今年もまた、医薬品会社のアストラゼネカの人たちが『高齢化する村を応援するプロジェクト』で岩座神にやってきてくれた。

この日、全社員約3000人がまるごと普段の仕事を休んで、全国50ヵ所の農村でボランティア活動をする。(留守居役の人も少しはいるらしい。)

去年は11月1日、約120人が来て、草刈りの仕事をしてくれた。

2006-11-01 岩座神の絵日記 2006年11月1日

今年は約60人だが、人数が減ったのは、活動地域が40から50に増えたためだろう。

写真は、準備体操をしているところ。ラジオ体操じゃなく、AZ体操(アストラゼネカ体操)だと思う。

絵日記 2007-10-10 アストラゼネカ

この場所が作業をしてもらう所(の一部)。

このような棚田と山との境の斜面をきれいにしてもらおう、という予定。

こういう斜面を「かっぺき」と呼んでいるのだが、「活壁」ということなのかな、よく知りません。

笹や竹が生い茂っているが、本当なら、楽に刈れる一年生の草だけが生えているべき所だ。

絵日記 2007-10-10 アストラゼネカ

作業中の写真。

主として男の人たちが笹や竹を切って、女の人たちがそれを運んで片付ける、という分担で作業を進めた。

鎌で手を怪我して、病院で手当てを受けた人もいた。なかなかきつい作業だったと思う。

上の写真と同じ所なので、「かっぺき」が本来のあるべき姿を取り戻しつつあるのがよく分ると思う。

絵日記 2007-10-10 アストラゼネカ

少し違う角度からだが、作業が終った後の、同じ場所の写真。ずいぶん綺麗になった。

おっと、「かっぺき」だとばかり思っていた所から、かなり背の高い石垣が出て来た。

この石垣から向こう側に、かつては、牛を放し飼いにするための草の斜面が広がっていたそうだ。

絵日記 2007-10-10 アストラゼネカ

作業後の交流会(昼食会)。鶏肉と牛肉のバーベキュー、ビール、日本酒、その他。費用はアストラゼネカの負担で、準備は岩座神の役員と婦人会がした。

残念ながら、平日のことなので、今回も僕は現場に居合わせることが出来なかった。しかし、話がはずんで、「花婿募集中です」と言って名刺をおいて帰った人がいたとか、岩座神の婦人会の誰かが「そのASTRAZENECAのTシャツ良えなあ。くれ」とおねだりした(誰や?)とか、とても楽しかったようだ。

アストラゼネカの従業員の人たちも、同じ職場ではあっても、普段はなかなか一緒に飲み食いして語り合う機会が無く、この日をとても楽しみにしているそうだ。

アストラゼネカ プレスリリース 「高齢化する村を応援するプロジェクト」

読む

 

2007 年 10 月 28 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年10月28日

蕎麦脱穀(一日目)

絵日記 2007-10-28 蕎麦脱穀 1日目

木曜日と金曜日に降った雨で蕎麦がよく濡れたため、昨日(土曜日)は、蕎麦の脱穀作業を中止した。

という次第で、本来なら二日目の今日が一日目になった。

写真は、朝の8時40分。

8時から作業を始めているのだが、何となく、のんびりした雰囲気がただよっている。実は、まだ、蕎麦がべとべとに濡れていて、本格的な作業が出来ないのだ。

ちなみに、この写真に見えているあたりの石垣が、おそらく、岩座神の棚田で一番見事な石垣だ。

岩座神 2007年10月28日 蕎麦脱穀 のんびりと蕎麦を手で集める

9時20分。前の写真と同じ田圃を上から写したところ。

全然、作業が捗っていない。

まだ、蕎麦が濡れていて、スレッシャー(脱穀機)に掛けることが出来ない。

「こんな事、やっとられへんのお」とか文句を言いながら、みんな、手で蕎麦を一本一本拾い集めている。

(岩座神に限らず)中高年は我慢強いのである。

スレッシャーで脱穀する事が出来始めたのは、10時半ぐらいだったかな。

そのころ、棚田オーナーさんも、3組、手伝いに来てくれた。

絵日記 2007-10-28 蕎麦脱穀 1日目

昼食をはさんで、作業再開。写真は、1時20分。

スレッシャーは2台あるのだ。

クラインガルテンのK先生と子供たちも手伝いに来てくれた。

絵日記 2007-10-28 蕎麦脱穀 1日目

3時50分。休憩中。もう既にかなり疲れている。

この後、10分ぐらいで、日が西の山に沈んだ。

あと一力(ひとちから)仕事をしたら、今日はもう終りだな。

絵日記 2007-10-28 蕎麦脱穀 1日目

5時ごろに作業を終った。全体の三分の一程度しか済んでいないのだが、やむを得ない。

いつものように、公会堂の裏手で、鶏肉のバーベキューとビールで慰労会。

写真は5時25分なのだが、既に暗くなっている。

読む

 

2008 年 2 月 10 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年2月10日

獣害防止柵点検

絵日記 2008-02-10 獣害防止柵点検

岩座神は昨日から雪である。

朝の8時に集合して、いつものように4つの班に分れて、獣害防止柵(鹿・猪対策の柵)の点検を行う。

最近、岩座神の山には猪がいないらしく、柵の下の土が掘られたり、金網がめくりあげられたような個所は一つも無かった。倒木などによる被害も皆無で、ほとんど補修する必要がなかった。

10時前に作業は完了。

農業施設点検

絵日記 2008-02-10 農業施設点検

柵の点検を済ませた後、今度は二班に分れて、農業施設点検を行う。

主として用水路、農道、畦畔(けいはん、あぜ)の点検だが、山際の田圃など、農地そのものの荒廃が心配される個所も調べる。

写真は、南東の斜面の田圃。

絵日記 2008-02-10 農業施設点検

岩座神の最南端の田圃を検分している。

遠くから写真を撮っているので、「あんたは点検に加わらなくて良いのか」と言われそうだ。しかし、今回は、こういう写真を撮れと要望されたのである。何かの報告書に証憑として添付するらしい。

絵日記 2008-02-10 農業施設点検

去年の10月にアストラゼネカの援農隊が草刈りをしてくれた斜面である。

山際の石垣は、以前は、生い茂った草や竹に隠れて見えなかったものだ。これは、その向うに棚田があるわけではなく、鹿や猪を防ぐための石垣だ。

2007-10-10 岩座神の絵日記 2007年10月10日

絵日記 2008-02-10 農業施設点検

山の中の水口(みなくち、取水口)の近くにある泥ためを点検しているところ。

ゆね(用水路)は田圃の生命線だ。

絵日記 2008-02-10 農業施設点検

点検作業は午前中に終った。

こうやって、あらためて岩座神を歩いてみると、いろいろと発見があって面白かった。

写真は、中道の一つ上の、広峰さんに通じる農道からの眺めである。このあたりは眺望のポイントとしてお奨めの一つだな。

読む

 

2008 年 6 月 15 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年6月15日

棚田オーナー草刈り・肥料散布

6月15日の棚田オーナーの草刈り・肥料散布の様子です。

私は用事で欠席したので、クラインガルテンの管理人さんに写真を撮ってもらいました。

絵日記 2008-06-15 棚田オーナー草刈・肥料撒布

最初に、区画担当のスタッフから、作業の進め方についてのブリーフィング。

絵日記 2008-06-15 棚田オーナー草刈・肥料撒布

田圃の中に入って、肥料を散布する。

無理をすれば、畔から撒くことも出来なくはないけれど、そういう横着はしません。

絵日記 2008-06-15 棚田オーナー草刈・肥料撒布

石垣の草刈り。

鹿柵の補修

絵日記 2008-06-15 鹿柵の補修

棚田オーナーの作業は午前中で終り。午後、岩座神の役員だけで、鹿柵の補修作業が行なわれた。

読む

 

2008 年 10 月 7 日 (火)

岩座神の絵日記 2008年10月7日

アストラゼネカ C-day : 高齢化する村を応援するプロジェクト

絵日記 2008-10-07 アストラゼネカ C-day

今年もまたアストラゼネカの「高齢化する村を応援するプロジェクト」が岩座神にやって来てくれた。

今年で三年目だ。

C-day というのは、"Contribution day" (社会貢献活動の日) という事だそうだ。

絵日記 2008-10-07 アストラゼネカ C-day

今年は、農道と里山の境にある「かっぺき」と石垣の草刈りをやってもらった。

写真ではよく見えないが、お揃いのトレーナーを着て、アストラゼネカのロゴが入った軍手を穿いている。

楽しくやるプロジェクトなのが良いですね。

絵日記 2008-10-07 アストラゼネカ C-day

作業後の交流会。

岩座神のメンバーが十数人まじっているが、もちろん、大半はアストラゼネカの従業員の人たちだ。今年は約100人だった。

鶏肉を焼いて、ビールを飲みながら、楽しく語り合う。

岩座神 2008年10月7日 アストラゼネカ C-day 作業の結果 きれいになった「かっぺき」と石垣。

草に隠れていた立派な石垣がはっきりと見えるようになった。さすが、100人の力は素晴らしい。

*

アストラゼネカ:C-day 高齢化する村を応援するプロジェクト

2007-10-10 岩座神の絵日記 2007年10月10日 (昨年)

2006-11-01 岩座神の絵日記 2006年11月1日 (一昨年)

読む

 

2009 年 6 月 14 日 (日)

岩座神の絵日記 2009年6月14日

棚田オーナー草刈・肥料散布

絵日記 2009-06-14 棚田オーナー草刈・肥料撒布

毎年、6月には棚田オーナー行事として、田圃の畦や石垣の草刈と肥料散布を行っている。

地味な行事なので、例年、参加者が比較的少ないのだが、今年は多くの人で賑わった。

絵日記 2009-06-14 棚田オーナー草刈・肥料撒布

田圃の草刈も肥料散布もすぐに終ってしまったので、岩座神の入り口にある公園の草引きもやってもらった。

絵日記 2009-06-14 棚田オーナー草刈・肥料撒布

参加者が多いのには理由があって、それがこれである。

本来は、田植え祭りの昼食に鶏肉のバーベキューを供するのだが、今年は雨のためにそれが出来なかった。それで、今回、その埋め合わせをすることになったのだ。

絵日記 2009-06-14 棚田オーナー草刈・肥料撒布

参加者もスタッフも入り交じって、ビールを飲みながら(ただし運転者は除く)、鶏肉のバーベキューを食って、しゃべる。

一緒に飲み食いして話をするというのは、やっぱり、必要だよねえ。

害獣対策

絵日記 2009-06-14 害獣対策

棚田オーナー行事が終った後の午後3時頃である。

害獣防止柵(鹿柵)の点検と補修作業をする。

大きな穴が開いていた。

絵日記 2009-06-14 害獣対策

これは害獣捕獲檻。

猪や鹿を捕えてくれようという目論見である。

こういうのは、危険なものでもあるし、勝手に設置してはいけないことになっていて、公的な許可が必要であるらしい。

読む

2011 年 9 月 4 日 (日)

被害調査と復旧作業

結局、予定は大幅に変更。台風の被害調査と復旧作業になりました。

役員は村中を見て回って、被害状況の確認をしました。

川(多田川)ぞいの通路や水路、石垣、畦畔(けいはん)、道路の被害が大きかった。また、山沿いでも、石垣や土手の崩れが何カ所かありました。全部で17箇所ぐらい。さいわいにして、家屋の被害や人的被害は無し。

役員以外のメンバーは、先頃竣工したばかりの「棚田の里ふれあい作業所」に泥水が流入していたので、それの後片付けをしました。

他所にくらべると、被害は小さかったと言って良い。

作業は午前中で終了。

なお、勤め先の復旧作業で参加できなかった人が二人。

午後5時から、宮普請の会食だけを実施。弁当を予約していたので、日延べできなかった。

宮普請(鹿柵点検)は、来週に順延。

読む

 

2012 年 6 月 10 日 (日)

草刈り・肥料撒きの予定

草刈りをし、肥料を撒きます。

地味なイベントですが、その中にこそ農作業の滋味があります(ほんまかいな)。

10:00 から開始、午前中で終了。

読む

 

2013 年 9 月 2 日 (月)

被害状況

2013年9月2日 集中豪雨 - 架線にもたれる倒木

架線にもたれる倒木 (2013-09-02 10:48:44)

関西電力の光回線が岩座神にも入っていて、重要な生活インフラになっている。ありがたいことに、今回は、電力や水道も含めて、ライフ・ラインに被害は出なかった。

2013年9月2日 集中豪雨 - 破壊された取水口

破壊された取水口 (2013-09-02 11:00:48)

2013年9月2日 集中豪雨 - 水びたしの蕎麦畑(転作田)

水びたしの蕎麦畑(転作田) (2013-09-02 11:08:00)

まあ、水が引けば、なんとか復活するでしょう。

2013年9月2日 集中豪雨 - バス停付近

バス停付近 (2013-09-02 11:14:06)

水が土との間にもぐりこんで、アスファルトをベロリとめくってしまっていた。 護岸は無事。もっと酷いことになっているのでないかと心配した。

2013年9月2日 集中豪雨 - 崩れた石垣(クローズアップ)

崩れた石垣 (2013-09-02 11:45:25)

読む

2016 年 9 月 4 日 (日)

棚田カフェのご案内

2014年9月13日 黄金色の棚田

秋風の中で「日本の棚田百選」の集落内を散策し、黄金に色づいた石積棚田の風景を楽しんでください。

集落内の散策起点にテラスをもうけて、「カフェ」を営業します。

  • 日時 : 2016 (平成28) 年 9 月 4 日 (日) 11:00 ~ 14:00
  • メニュー : 岩座神特産の「石垣茶」、梅ジュース、リンゴジュースなどの飲料と、棚田米コシヒカリのおにぎりを準備しています。
  • お買い物 : 地域特産品コーナー

なお、滞在型市民農園「クラインガルテン岩座神」の現地案内コーナーを設け、体験宿泊の受付も行います。

  • 主催 : 岩座神地域協議会
  • 問い合せ : 会長 XXXX 999-9999-9999

読む