読み物 - キーワード 「冬」

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2024 年 8 月 27 日 (火)

大地のスコレー VOL.1 有機農業の考え方と技術

自然の中に答えがある

美しい世界をどうしたら未来へ残せるのでしょうか

今、わたしたちの暮らしや仕事はどうしたら もう一度自然との繋がりを取り戻せるのでしょうか

その答えはきっと自然の中にある。

「大地のスコレー」は様々な講師を招き 自然と共に暮らすこれからの生き方を学ぶ場です。

VOL.1 有機農業の考え方と技術

「自然には仕組みがある」

有機という言葉をたどっていくと、そんな意味がありました。 山をお手本に土を作る。 畑におこる様々な問題に根源的なアプローチで解決していく美しい農業のあり方を学びます。 これから冬野菜のはじまりの季節。種まき、肥料作り、畝作りなど具体的な栽培方法もお話しいただきます。 ここで学んだ知識をぜひそれぞれの畑で実践していただけたら幸いです。

講師 : 保田茂先生

神戸大学名誉教授。 有機農業研究の第一人者として農業経営・地域活性分野で活躍。 県下12ヶ所で有機農業教室を開設し、環境と人と心が健全な農業の普及に尽力。 手軽に作れる肥料「保田ぼかし」を考案。 家庭から食の未来を変えていく運動を起している。 生物が豊かに育つ土作りを実践、美味しく楽しい有機農業の技術を伝えている。

開催要項

  • 日程 : 2024年8月27日(火)
  • 時間 : 13:30 - 16:00
  • 会場 : 岩座神公会堂(兵庫県多可郡多可町加美区岩座神378)

お問い合せ・お申し込み

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2024 年 4 月 4 日 (木)

カーナビで岩座神に行こう

兵庫県の中の岩座神

残念ながら、公共交通機関で岩座神に来るのは、とっても大変です。最寄りの鉄道の駅 ( JR 西脇市駅 ) から車で 1時間弱、最寄りのバス停から徒歩で1時間強かかります。

カーナビを使って車でおいで下さい。カーナビは、高価な車載型でなく、 スマートフォンの無料アプリで十分です。以下の住所またはキーワードで目的地を設定したら、間違いなく、岩座神まで案内してくれます。

  • 住所 : 兵庫県 多可郡多可町 加美区岩座神
  • キーワード : 岩座神、岩座神公会堂、クラインガルテン岩座神、等々

注意点

冬季、降雪時には、冬用タイヤまたはチェーンが必要になることがあります。かならず ライブカメラ で、岩座神の様子をご確認ください。

カーナビが北ルート(峠越えの道)を提案する場合があります。特に冬は、後述するように、安全な南ルートを選んで下さい。

南ルートと北ルート

岩座神ルート案内図

岩座神には、国道427号線から、二つの経路でアクセスすることが出来ます。

  • 南ルートは、JA加美の交差点で左折。少し行って、松井小学校を右手に見ながら、右折してひたすら北上する道です。
  • 北ルートは、三谷で右折。旧農林業公園(CANYON MOUNTAIN CAMP) の中を通り、千ヶ峰登山道三谷口にいたり、さらに登坂して峠を越える道です。

以下の点に注意して下さい。

  • 冬場は、北ルートは避けた方が無難です。日中、国道に雪がない場合でも、峠の頂上付近は凍結していて危険な場合があります。迂回して南ルートをとることをお奨めします。(実際の所、時間も燃費もそんなに違いません)
  • どちらのルートも、夜間は、鹿や猪が突然に道を横切る場合があります。当ると車が破損しますので注意して下さい。(注意していても当るときは当りますので、覚悟しておいて下さい)

以下は、旧サイトに掲載していた地図です。ずいぶん古いものですので、最新の道路状況を反映していないところがありますので、ご注意下さい。

兵庫県と多可郡多可町加美区

兵庫県と多可郡多可町加美区

兵庫県の中における多可郡多可町加美区の位置を示した地図です。 (緑色で示した高速道路の表示は最新の状態を反映していません)

1997年6月作成 / 2005年11月改訂

兵庫県多可郡多可町加美区

兵庫県多可郡多可町加美区

兵庫県多可郡多可町加美区の略図です。

1997年6月作成 / 2011年7月改訂

その他の地図

  • 兵庫県多可郡多可町加美区中心部
    • これもずいぶん昔に作成した地図です
  • 千ヶ峰
    • 千ヶ峰登山のご参考に
  • 岩座神イラストマップ
    • 岩座神散策のお伴に最適なイラスト地図です

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2024 年 3 月 21 日 (木)

サイトをリニューアルしました

こんにちは。岩座神ネット管理人の木原です。

ここ3ヶ月ほどにわたって、冬の農閑期を使って、こつこつと岩座神ネットのサイトをリニューアルしてきました。

2024年3月21日現在、まだ完全ではありませんが、旧サイトで閲覧することが出来たほぼ全ての写真と記事が問題なく閲覧できるようになりましたので、一般公開に踏み切ります。

今回のリニューアルでは、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも閲覧しやすい作りに変更したつもりです。関連する情報を検索する機能にも力を注ぎました。旧サイトでは掘り起こすのに手間がかかった情報も、かなり簡単に呼び出すことが出来るようになったと自負しています。

しかし、私の思惑通りにうまく出来たかどうか、一人よがりのおかしな所が無いかどうか、自分ではもうひとつ良く分りません。使いづらい所は直していきますので、是非、率直なご意見をお聞かせ下さい。

なお、ユーザ登録すると写真や記事(読み物)、動画をこのサイトに投稿することが出来ます。あまり難しいことは言いませんので、気が向いたらお気軽に試してみて下さい。

詳細については 岩座神ネットについて をご参照下さい。

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2010 年 1 月 1 日 (金) 元日

岩座神の絵日記 2010年1月1日

初詣

絵日記 2010-01-01 初詣

明けましておめでとうございます。

岩座神の氏神である五霊神社に初詣する。写真は午前八時。僕は七時過ぎに参ったのだが、御当人さんを除いて、まだみんな来ていなかった。このごろ参集が少し遅いようである。

御神酒をいただいたり、お下がりの餅やするめを焚き火であぶって食べたりする。

絵日記 2010-01-01 初詣

引き続いて、里山の尾根にある広峯神社に詣でる。他の場所は近くまで車で行けるが、ここだけは結構きつい山道を歩いて登らなければならない。

しかし、稲の神様に参らないと豊作は期待できない訳だ。

絵日記 2010-01-01 初詣

広峯さんから降りたところから撮った岩座神の風景。正面の山は烏帽子山という。

絵日記 2010-01-01 初詣

最後に、岩座神のお寺である神光寺に詣る。

みんなで般若心経などを唱えて、お下がりの蜜柑をいただく。

以上で元日の仕事は終り。

本年もよろしくお願いします。

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2009 年 1 月 2 日 (金)

岩座神の絵日記 2009年1月2日

絵日記 2009-01-02 雪

元日の夕方から、ちらほらと降り始めた雪が、夜の間にかなり積った。10cmぐらいかな。

カラー写真なのだけれども、ほとんど色が無い世界になっている。

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2007 年 2 月 11 日 (日) 建国記念の日

岩座神の絵日記 2007年2月11日

鹿柵(獣害防止柵)点検

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

午前八時に集合。先ずは火を焚いて、うだうだ言いながら、段取りをする。

今日は、いつもの鹿柵点検と山林呼称板の設置だ。

去年は雪が降って大変だったけれど、今年はひどい暖冬だ。

2006-02-05 岩座神の絵日記 2006年2月5日

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

東の山の中。

写真に撮ると夜中みたいに暗く見える。確かに、薄暗いことは薄暗いのだが、こんなに暗い訳でもない。

金網の下部が小動物(多分、狸かイタチみたいなもの)によってまくり上げられている箇所があったので、補修をしているところだ。

他に一ヶ所、倒木が柵にもたれかかっている所があったが、全般に、ひどく傷んでいる箇所は無かった。

山林呼称板設置

絵日記 2007-02-11 山林呼称板設置

鹿柵点検を終って、山林呼称板の設置をしているところだ。

「弁財天様」と見えるが、「べんてんさん」と呼んでいる。振り仮名が要るな。

午前中で仕事は終了。

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2007 年 1 月 1 日 (月) 元日

岩座神の絵日記 2007年1月1日

五霊神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 五霊神社

七時過ぎに五霊神社に参った。宮当番が火を焚いて待っていてくれた。

僕が最初の参拝者かと思ったが、かつやくんが随分早くに参拝を済ませて、郵便局の仕事に出て行ったそうだ。

八時前から、参拝者がやって来る。参拝を済ませて、火の周りで御神酒をいただく。

広峯神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

八時半頃、広峯神社に参る。

写真は広峯神社の登り口あたりから眺めた岩座神の景色だ。

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

広峯さんから日の出を拝む。

神光寺

絵日記 2007-01-01 初詣 - 神光寺

広峯さんから、続いて、神光寺に参拝に行く。

寺当番が火を焚いて待っていてくれる。

千ヶ峰で御来光を拝んだ人たちが下山してきた。たいした雪は積っておらず、天気も良くて、きれいな初日の出を見ることが出来たそうだ。

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2006 年 5 月 5 日 (金) こどもの日

岩座神の絵日記 2006年5月5日

千ヶ峰登山

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山

中学校の同窓会で千ヶ峰に登った。

市原コースから登るというので、それなら大丈夫だろうと、子供たちを連れて行くことにした。

三谷のハーモニー・パークに9時に集合して、マイクロ・バスで市原コースの始点まで運んでもらった。市原コースは、林道が整備されて、ずいぶんと標高の高い所まで車で行けるようになっている。登山と言っても、尾根づたいのなだらかな道を2000メートルぐらい歩いて行くだけの、ハイキングに毛の生えた程度のものだ。小学二年生のうちの子供たちでも、大丈夫だ。

9時半ごろに登山を開始。

それでも結構、登りごたえがあった。僕は子供たちに置いてけぼりを食ってしまった。

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 山頂

10時半ごろ、無事に山頂に着いた。

先に登って、チョコレートやおにぎりを食っていた子供たちと一緒に、記念撮影をする。

真ん中のちょっと大きいのは、ゴールデン・ウィークで帰省している中学三年生の甥っ子。

後は、山頂に立っている「南無妙法蓮華経」の石碑だ。何で「南無妙法蓮華経」なのかね。また、こんなもん、誰がどうやって持って上がったのかも、僕は知らない。山岳信仰と関係があるのか。

*

掲示板で、市原の住人ペリーさんから、「千ヶ峰山頂の「南無妙法蓮華経」の碑は、1965年の冬だったように思いますが、千ヶ峰に冬山登山をした後、遭難された方があって、その慰霊のために建立されたものだと記憶しています。山岳信仰とは関係ないはずです。」と教えていただいた。

2006-06-11 追記

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 景色を眺める

天気は良かったが、大気は薄く靄がかかった状態だったので、遠くまでは見通すことが出来なかった。

山頂でお会いしたご夫妻は、年に50回は千ヶ峰に登っている、とおっしゃっていたが、条件の良い時なら、明石海峡大橋はもちろん、淡路島や四国の山、さらに、日本海側では遠く白山まで見えることもあるそうだ。

子供たちは同級生のひとしくんに双眼鏡を借りて岩座神の家を見ていた。岩座神なら、かなりの悪条件でも、山頂から眺めることが出来る。

絵日記 2006-05-05 千ヶ峰登山 - 下山

11時半ごろ、山頂を後に、三谷コースから下山する。

三谷コースは、市原コースとは打って変って、非常に急峻なコースだ。途中に滝もあるので、登山らしい登山を楽しむつもりなら、こっちの方が面白いだろう。

下るだけでも結構疲れる。

下山したら、そこがハーモニー・パークだ。バーベキューを囲んでわいわいと語り合った。何か、甥っ子が缶チューハイを飲んで酔っぱらったようだが、まあ、そういう事があっても良いだろう。

楽しい一日だった。

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2006 年 2 月 5 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年2月5日

鹿柵(獣害防止柵)点検

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 朝のミーティング

昨日の夜からまた雪が降った。

今日は鹿柵(獣害防止柵)の点検作業である。

午前八時に集合して、とりあえず火を焚く。冬場の仕事は、何は置いても、火を焚くことから始めるのが岩座神流だ。(同じ事を昨日も書いたっけ。)

半時間ぐらい、うだうだ言いながら、寝坊すけ(誰)が起きてくるのを待ったり、班分けをしたり、段取を確認したりする。

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 歩く

いつものように、四つの班に分れる。鹿柵(獣害防止柵)は、村をぐるりと囲んで張られているので、結構な全長になる。それを大きく東西に分け、さらにそれぞれを上(北)と下(南)に分けて、班ごとに点検する訳だ。

我々の班は、今年も、東の下(南)側が受持ちである。

以前、我々の班は、南の起点から北に向って登っていた。そのようにすると、北の起点から下りてきた班と必ずどこかで出会うことになって、都合が良いと考えたからだ。

しかし、今では、方向を逆にして、中間点から南へ下りて行くようにしている。山の中を歩くのに、上るよりも下る方が楽だからだ。

写真は、中間点を目指して、岩座神から三谷へ越す峠道を登っているところだ。いつもなら車(軽トラック)で行ける道なのだが、今日は歩いて行くしかなかった。

なお、この峠道にも、ガードレールに沿って柵が張られている。

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 山の中

東側の山の中である。

鹿柵と言っているが、猪柵でもある。要は、農作物に害を及す獣を村の中に入れないための金網の柵だ。数年前(2003年だったと思う)に、補助金を得て作った。高さ2mぐらいかな。平地だともっと高いかも知れない。金網の下部は30cmぐらい余らせて地面を匍わせ、ワイヤー・ロープとペッグで止めてある。猪が土を掘って柵の下から侵入しないようにという工夫である。

今日の作業は、倒木などで金網が押しつぶされたり破れたりしていないか、また、金網の下部が捲れ上がって猪や鹿が侵入できるようになっていないかを見てまわり、補修をするのが目的だ。

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 休憩

平らな場所で休憩をとる。山の中なので、歩くだけでも結構疲れる。

休憩というと、何はともあれ、火を焚く。それも冬場の仕事の習わしだ。

なお、写真のように、柵の所々に人間が出入りするためのゲートが設けられている。

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 補修作業

補修作業としては、金網の下部が捲れ上がっているのをペッグで止め直すことが多い。

写真では金網の上部のたるみを直している。

南の終点まであと少しだ。

絵日記 2006-02-05 鹿柵点検 - 慰労

午前中で作業が片付いた。

公会堂に集合して、鶏肉と酒とで慰労する。

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2006 年 2 月 4 日 (土)

岩座神の絵日記 2006年2月4日

神様の正月(立春)

2006年 立春の日

今日は立春の日。

ここ数日、暖かい日が続いていたのだが、昨日(節分)の夕方から少し雪が降った。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月の寿美

岩座神では、立春の日に「神様の正月」を祝う。

と言っても、五霊神社の御当人(おとうにん)でなければ、特に何をする訳でもない。昔は、各家でも神様の正月を祝っていたが、そういう風習はどこの家でも廃れてしまった。

朝の八時から準備にかかる。

冬場の仕事は、何は置いても、火を焚くことから始めるのが岩座神流だ。

(人間の)正月と同じように松を立てたり、注連飾を付けたり、境内を掃除したり、神前に餅と酒を供えたりする。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月

準備が出来たのが十時頃。

放っておくと誰も参拝に来ない。まあ、神様の正月というものは、その程度の行事になってしまっている訳だ。

たかひろさんが携帯電話で招集をかけて、半分強制的に参拝者を集めた。

焚火と酒と肴で参拝者をもてなす。めざしと餅を焚火で焼いたのが好評だった。

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 神さんの正月

小一時間ばかり、うだうだと語る。火を囲んで飮み食いするというのは良いもんだな。

昼頃には天気もよくなってきた。ときおり木に積った雪が風に舞って、ちょっと綺麗だった。

千ヶ峰遠景

絵日記 2006-02-04 立春の日 - 千ヶ峰遠景

午後、「岩座神のカレンダー 平成十八年度版(2006年度版)」の編集会議があった。

岩座神棚田保全推進協議会は一昨年からカレンダーを作っている。これは、一月から始って十二月で終る普通のやつじゃなくて、四月から始って三月で終る年度カレンダーになっている。だから、今からでも間に合うのである。

この千ヶ峰の遠景は、そのカレンダーとは直接の関係はないが、編集長の依頼で町の方へ用事で出たときに撮ったもの。

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2006 年 1 月 29 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年1月29日

忌明法要

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 快晴

快晴の朝。千ヶ峰が遠くから綺麗に見える。

今日は、まさみさんの親父さんの忌明法要に呼ばれている。

まさみさんの家とうちの家は同じ株内になっている。「株」というのは、普通に言う親類ほどの深い関係では無いのだが、古い血縁に基づく共同体で、たいてい、ある本家とその新宅とそのまた新宅と(以下略)というあつまりである。法事などには、その家の親類と株内を呼ぶのが通例だ。たとえ普段は親しくしている隣家であっても、株内でなければ呼ばない。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 納骨

お寺から坊さんを呼んで法要をした後、それまで家に安置していたお骨を墓に納めに行く。

岩座神には株ごとに数箇所の墓があって、我々の株の墓は、僕の家からほんの近い所、棚田に接する里山に位置している。

こんもりとした森になっていて、子供の頃は、このお墓でよく蝉取りをしたものだ。

そう言えば、昨夏、子供たちを連れて蝉取りに行ったのだが、蛭(ひる)がポトンと頭上から落ちてきたので、慌てて逃げて帰った。昔は蝉取りをしていて蛭に襲われたことなど無かったのだが、地球の温暖化で、このあたりも生態系が変化しているのだろうか。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 千ヶ峰

納骨も済むと、家に帰って、参列者一同に御馳走と酒が振舞われる。宴会をして、死者との別れに一応の区切りを付ける訳だ。

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2006 年 1 月 25 日 (水)

岩座神の絵日記 2006年1月25日

千ヶ峰から

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 山頂を望む

ギフトハウスタナカさんから、千ヶ峰で撮った写真を戴いた。

一枚目は、東側の尾根から望んだ千ヶ峰山頂。

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 南の谷を望む

二枚目は、千ヶ峰から南の谷を望んだところ。

白く見えているのが岩座神の村だ。その南に棚釜の村、さらに南に多田の村が続いている。棚釜にも多田にも、もう雪は残っていない。

絵日記 2006-01-25 千ヶ峰 - 山頂の木の枝

もう一枚は、頂上付近の、これは何の木かな。雪が付いてミニ樹氷になっている。

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