獣害防止柵点検
岩座神は昨日から雪である。
朝の8時に集合して、いつものように4つの班に分れて、獣害防止柵(鹿・猪対策の柵)の点検を行う。
最近、岩座神の山には猪がいないらしく、柵の下の土が掘られたり、金網がめくりあげられたような個所は一つも無かった。倒木などによる被害も皆無で、ほとんど補修する必要がなかった。
10時前に作業は完了。
農業施設点検
柵の点検を済ませた後、今度は二班に分れて、農業施設点検を行う。
主として用水路、農道、畦畔(けいはん、あぜ)の点検だが、山際の田圃など、農地そのものの荒廃が心配される個所も調べる。
写真は、南東の斜面の田圃。
岩座神の最南端の田圃を検分している。
遠くから写真を撮っているので、「あんたは点検に加わらなくて良いのか」と言われそうだ。しかし、今回は、こういう写真を撮れと要望されたのである。何かの報告書に証憑として添付するらしい。
去年の10月にアストラゼネカの援農隊が草刈りをしてくれた斜面である。
山際の石垣は、以前は、生い茂った草や竹に隠れて見えなかったものだ。これは、その向うに棚田があるわけではなく、鹿や猪を防ぐための石垣だ。
2007-10-10 岩座神の絵日記 2007年10月10日
山の中の水口(みなくち、取水口)の近くにある泥ためを点検しているところ。
ゆね(用水路)は田圃の生命線だ。
点検作業は午前中に終った。
こうやって、あらためて岩座神を歩いてみると、いろいろと発見があって面白かった。
写真は、中道の一つ上の、広峰さんに通じる農道からの眺めである。このあたりは眺望のポイントとしてお奨めの一つだな。