読み物 - キーワード 「神光寺」

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1997 年 7 月 1 日 (火)

岩座神の七不思議

岩座神には七つの不思議がある。...らしい。死んだ祖父の木原梅太郎からも、聞いたことがあります。

七つの不思議

其の壱 血石

1997年5月 岩座神
1997年5月 岩座神

岩座神入口の道の西側、渓流に臨んで、上面が平らで赤みを帯びた巨石があり、血石と呼ばれている。

その昔、岩座神の神光寺が隆盛をきわめていたころ、加古川流域の人々は死者が出ると、はるか南方から遺体を運んでこの寺に葬った。その際、死人はみな一度この石の上に置いたところから、血石の名が付けられたと言われる。また、一説には、死体があまりに重いので、この石の上で四肢を切り離して運んだため、その血でこの石が赤く染まったのだとも伝えられている。

其の弐 仁王門のシキミ

1997年5月 岩座神

神光寺の仁王門前にあるシキ。

午前中は枝葉に勢いがあって光っているが、午後になると急に勢いがなくなり、光沢もあせてしまうと言われている。

其の参 唐滝

唐滝(上段) 2001年

旱魃のとき、この滝でウナギを獲ると、必ず雨が降ると伝えられる。

また、この滝には大蛇が棲み、一人で足を踏み入れた者は誰一人として無事に帰れないという。

其の四 千本杉

1997年5月 岩座神

神光寺の上の山中にある杉。幹の中ほどから無数に枝分かれした不思議な姿の杉の木。

昭和47年3月24日に、兵庫県の天然記念物に指定されている。

其の五 塔の石

塔の石

高さ10メートルあまりの巨岩で、塔のようにそそり立っている。

昔、あまんじゃこ(天邪鬼)が「夜中に天に五つの岩を積んで見せる」といって神に挑んだ。四つまで積んだときに夜が明けたので、一つをここに捨て置いて逃げたという。

岩座神の名前もこの岩に由来するといわれている。

其の六 雨乞岩

雨乞岩(あまごいわ)

ここで雨乞踊りをすれば、必ず雨が降るという岩。

其の七 三本竹

常に三本の竹が生えており、たとえその中の一本が枯死しても、また新しく一本生えて、三本から増えもせず減りもしないという竹。

余談 以上は、"加美町まちづくりピオネーロ"作成の『加美マップ』を参考にしました。

伝説の真偽はともかく、そういう物があることは確かです。ただ一つ、三本竹は全部枯れてしまって、現在、立て看板だけが残っています。おぅまいがぁっ、なんちゅうこっちゃ。

「あまんじゃこが捨てた岩」の伝説は中町の妙見山にもあるそうです。島田さんのホームページ「山であそぼっ」の妙見山のところに載っています。

番外 巨大ちょうちん

とにかく大きかったそうだが、今は遺っていない。

と言うのも、村中総出で作ったは良いが、家の中で作ったので外に出すことが出来ず、やむをえず、その日のうちに解体したからだ。

(まじめに聞いて損した。)

※ 「岩座神レポート」アーカイブ

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2006 年 1 月 1 日 (日) 元日

岩座神の絵日記 2006年1月1日

五霊神社の初詣

絵日記 2006-01-01 初詣 - 五霊神社で参拝者を待つ

六時半ごろに起きて、五霊神社に参り、供物を供え、火を焚いて参拝者を待つ。

最初の参拝者は、七時半頃、寺当番のひとしくんとまつもとさんだった。寺当番は神光寺で参拝者を迎える用意をするために、ほかの人達よりも早めにお宮さんへの初詣をすまさなければならないのである。

絵日記 2006-01-01 初詣 - 五霊神社

八時頃から続々と村の人達が参拝にやって来る。参拝を終えた人達に、焚火の回りで御神酒と肴をふるまう。

氏神への初詣を濟ませた人達は、焚火の回りでしばらくうだうだと語った後、広峯神社に参り、そして神光寺への初詣に向かう。ただし、広峯さんへの参拝は省略する人もいる。

絵日記 2006-01-01 初詣 - 広峯神社

参拝者が去った後、五霊神社の後片付けをし、広峯さんに供えた供物もお下げする。

広峯さんの祠(ほこら)は里山の中腹にあって、すぐ近くまで車で行ける五霊神社や神光寺と違い、参拝するのもなかなか大変である。

神光寺の初詣

絵日記 2006-01-01 初詣 - 神光寺

お宮さんの後片付けを終えて、神光寺に参拝に行く。

神光寺の境内には30cmぐらいの雪が積っていた。お寺の当番も雪除けに苦労したと思う。

ここでも焚火は欠かせない。

十時前に解散する。これにて岩座神の元旦の行事は終了である。

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2006 年 1 月 29 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年1月29日

忌明法要

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 快晴

快晴の朝。千ヶ峰が遠くから綺麗に見える。

今日は、まさみさんの親父さんの忌明法要に呼ばれている。

まさみさんの家とうちの家は同じ株内になっている。「株」というのは、普通に言う親類ほどの深い関係では無いのだが、古い血縁に基づく共同体で、たいてい、ある本家とその新宅とそのまた新宅と(以下略)というあつまりである。法事などには、その家の親類と株内を呼ぶのが通例だ。たとえ普段は親しくしている隣家であっても、株内でなければ呼ばない。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 納骨

お寺から坊さんを呼んで法要をした後、それまで家に安置していたお骨を墓に納めに行く。

岩座神には株ごとに数箇所の墓があって、我々の株の墓は、僕の家からほんの近い所、棚田に接する里山に位置している。

こんもりとした森になっていて、子供の頃は、このお墓でよく蝉取りをしたものだ。

そう言えば、昨夏、子供たちを連れて蝉取りに行ったのだが、蛭(ひる)がポトンと頭上から落ちてきたので、慌てて逃げて帰った。昔は蝉取りをしていて蛭に襲われたことなど無かったのだが、地球の温暖化で、このあたりも生態系が変化しているのだろうか。

絵日記 2006-01-29 忌明法要の日 - 千ヶ峰

納骨も済むと、家に帰って、参列者一同に御馳走と酒が振舞われる。宴会をして、死者との別れに一応の区切りを付ける訳だ。

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2006 年 3 月 19 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年3月19日

資源ゴミ回収

絵日記 2006-03-19 資源ゴミ回収

子供会の資源ゴミ回収。

冷たい雪混じりの雨が降って、寒い朝だった。

岩座神にも子供会がある。しかし、高齢化と過疎化が進む山間の村であり、しかも戸数が19戸(公称)しかない岩座神のことだから、子供会があることはある、というレベルである。子供会の父兄だけでは手が足らないので、衛生美化委員にも手伝ってもらう。

あらかじめ有線放送で各戸に周知しておき、古新聞やアルミ缶・古着・鉄屑などを家の軒先に出しておいてもらう。そして、軽トラックでそれを集めて回り、集荷場で業者のトラックに積み込む。このあたりの手順は、どこの村でもだいたい同じだ。

神光寺彼岸会

絵日記 2006-03-19 神光寺彼岸会

午後から、お寺(神光寺)で彼岸会。

庫裏(くり)の座敷でお勤めをした後、寺の本堂で再びお勤めをする。

庫裏の中は暖かくて快適だが、本堂は寒かった。

絵日記 2006-03-19 神光寺彼岸会

本堂でのお勤めが終った後、寺の墓に参る。ここに歴代の神光寺住職の墓がある。

今は神光寺には住職はいない。西光寺という別の寺の住職が兼務してくれている。

墓参りをすませた後、暖かい庫裏に戻って、茶菓子を振舞ってもらい、しばらく、うだうだ語った後、三時過ぎに散会する。

なお、3月12日に予定されていた宮普請は雨で中止になった。そして、今日の午前中に最小限の作業(お宮さんの参道の補修)だけをやることになっていたのだが、それも雨で出来なかった。で、どうするの、という話だが、まだ決っていないそうだ。

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2007 年 1 月 1 日 (月) 元日

岩座神の絵日記 2007年1月1日

五霊神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 五霊神社

七時過ぎに五霊神社に参った。宮当番が火を焚いて待っていてくれた。

僕が最初の参拝者かと思ったが、かつやくんが随分早くに参拝を済ませて、郵便局の仕事に出て行ったそうだ。

八時前から、参拝者がやって来る。参拝を済ませて、火の周りで御神酒をいただく。

広峯神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

八時半頃、広峯神社に参る。

写真は広峯神社の登り口あたりから眺めた岩座神の景色だ。

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

広峯さんから日の出を拝む。

神光寺

絵日記 2007-01-01 初詣 - 神光寺

広峯さんから、続いて、神光寺に参拝に行く。

寺当番が火を焚いて待っていてくれる。

千ヶ峰で御来光を拝んだ人たちが下山してきた。たいした雪は積っておらず、天気も良くて、きれいな初日の出を見ることが出来たそうだ。

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2007 年 1 月 14 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年1月14日

初総会

絵日記 2007-01-14 とんど

五霊神社の参道近くで、持ち寄った注連飾を焚火にくべている。

去年はお当人(宮当番)だったので、注連飾を外しに広峯さんに登ったりしなければならなかったが、今年は初総会が始まる少し前にお宮さんに行った。

絵日記 2007-01-14 初総会

午前九時から、公会堂で初総会。

写真は配付された資料の表紙で、総会次第が書かれている。

資料は23ページあるが、大半は昨年度の会計報告書だ。

  1. 開会のあいさつ
  2. 議長・書記長選任
  3. 議事
    • 平成18年度事業報告
    • 平成18年度事業別会計報告
      • 一般会計報告
        • 農会会計報告
      • 棚田保全推進協議会(オーナー)会計報告
      • 棚田保全推進協議会(ソバ)会計報告
      • 集落中山間直接支払会計報告
      • 岩座神地域づくり会計報告
      • 山林会計報告
      • 土木会計報告
      • 五霊神社会計報告
      • 西光寺・神光寺会計報告
    • 平成19年度一般会計予讃(案)
    • 平成19年度年間作業出役計画(案)報告

午前中は、この議題に従って議事を進める。

絵日記 2007-01-14 初総会

昼食をはさんで、午後は、資料には書かれていない事をあれこれと談義する。

写真は、総会資料の裏表紙に僕が書き留めたメモだ。

  • 耕作反別割の協議費(自治会費)について、算定基準になる農地面積の台帳を実状に合うように整備し直したいと思うが、どうか(提案と審議)。
  • 合併して出来た多可町が「多可町民運動会」というものを主催する(かも知れない)が、それに対して、村として賛同するかどうか(協議)。
  • 町民税の納税方法が変更になります(連絡)。
  • 空き瓶や不燃物は、指定日の午前八時までに、ごみ集積所に出すことを徹底してくれ(連絡)。
  • 五霊神社の注連飾について、村として取り決めをするのが良いか、お当人の判断に任せるのが良いか(協議)。
  • 五霊神社の祭祀マニュアルを作ろう(提案と審議)。
  • 神光寺と五霊神社の修繕などについては、県登録有形文化財である棚田の景観保全の面から補助が出るので云々(報告)。
  • クラインガルテン付近と、地蔵さんの所までの道端について、害獣対策のフェンスを延伸したいと思うが、云々(提案と審議)。
  • 辺地対策の補助事業として申請しているいくつかの案件について、あれは通った、これは落ちた、優先順位は云々(報告)。
  • 棚田オーナー行事において、酒類を提供することの是非について(協議)。

他にもいくつかの議題があり、全部終ったのは午後四時ごろだった。

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2007 年 3 月 11 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年3月11日

宮普請(枝打ち)

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

天候が良くなかったので、いつもより一時間遅く、午前九時に集合。先ずは火を焚いて、というのはいつもの事なので、今回は省略。

宮普請の日は、本来はお宮さんに関係した土木作業をするための日なのだが、毎度お宮さんの修繕をしている訳ではなくて、村の山林の仕事をする場合の方が多い。今日は枝打ちの作業だ。

植林した杉や桧の下枝を鉈(なた)や鋸(のこぎり)で剪り払う。今回は、地上から2メートルの高さまでの枝打ち。手を伸ばして届く所までの枝を剪ればオーケー。

もっと生育した所では、4メートルの高さまで枝を打つ場合があって、そのときは2メートルの梯子を使う。それ以上の高さの枝打ちは、素人には危險なので、岩座神ではしない。

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

昼は、各自、家に帰って食事。山の奥の方で作業する場合には、弁当を持っていって山の中で昼食をとることもあるが、最近では記憶にない。

午前中に仕事を中断したところまで再び登るのに一苦労する。

ずいぶん高いところまで登ってきて、傾斜もきつくなっている。45度ぐらいあるかな。

林の中が暗くて見えないぐらいに下枝が茂っている。

寒いので、あまり長い時間にわたって休憩を取る気になれない。そのせいか、仕事はとても捗ったような気がする。

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

この写真は、作業が完了に近付いたころに撮った。林の中が明るくて、上の写真とは別の場所のように見えるが、ほとんど同じ場所である。

枝打ちは肉体的にはきついのだが、仕事の成果がはっきりと目に見えるので、ある意味では楽しい仕事だ。

3時ぐらいに下山。

夕方5時から、公会堂で慰労会。「宮普請」なので、通常の山林作業では出ない御馳走が出る。

絵日記 2007-03-11 梅

休耕田に植えられている梅が咲いていた。

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2008 年 1 月 1 日 (火) 元日

岩座神の絵日記 2008年1月1日

五霊神社初詣

絵日記 2008-01-01 五霊神社初詣

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

午前七時、岩座神のお宮さん(五霊神社)に初詣。参拝をすませて、火の周りで御神酒をいただく。

神職がいる訳ではないので、お当人と呼ばれる宮当番が世話取りをすることになっている。

神光寺初詣

絵日記 2008-01-01 神光寺初詣

八時半頃、みんな揃つて、岩座神のお寺(神光寺)に参る。

ここにも住職がいる訳ではないので、寺当番が世話取りをする。

甘酒を振舞ってもらった。

都会の人には判りにくいかも知れないが、岩座神には(と言うか、田舎であると都会であるとを問わず、伝統的な共同体ならどこでも、だと思うが)、共同体には共同体の宗教があるのである。それって、仏教ですか神道ですか、と言われると、ちょっと困るが、どっちでもあり、どっちでもない、重層的な構造を持ったものとして、確かに、共同体の宗教がある。単なる習俗だ、という人もいるかも知れないが、やはり、それは宗教だと思う。

さらに、この共同体の宗教とは別のレベルにおいて、家の宗教と個人の宗教とがある。

だからどうなんだ、と言われても困るけれど。

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2008 年 9 月 28 日 (日)

岩座神の絵日記 2008年9月28日

棚田オーナー稲刈り

絵日記 2008-09-28 棚田オーナー稲刈り

今日は棚田オーナー田の稲刈りとコンサート(棚田の集い)を行なう。

スタッフは朝8時に集まって、役割分担と段取りの確認をする。

稲木の準備とか、コンサートの舞台やテントの設営とか、かなり忙しい。

絵日記 2008-09-28 棚田オーナー稲刈り

9時半ごろから棚田オーナーが集まってくる。コンサートに参加するバンドの人たちもやってくる。

10時に公会堂の前で挨拶をした後、各田圃に分れて、稲刈りを開始する。

稲刈り用の鎌(のこぎり鎌)を使って、手で刈る。

絵日記 2008-09-28 彼岸花

彼岸花。

絵日記 2008-09-28 棚田オーナー稲刈り

刈った稲は、藁(わら)で束ねて、稲木に架けて天日干しにする。

絵日記 2008-09-28 棚田オーナー稲刈り

おっとっと。

稲木は、足の組み方にコツがあって、それを知らないで適当に組むと、こんな具合に倒れるのである。

絵日記 2008-09-28 蕎麦の花

八月に蒔いた蕎麦の花が満開だ。

コンサート(棚田の集い)

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

12時すぎに稲刈り作業を終えて、棚田の集いの会場に集まって、お昼ご飯を食べる。

テントでは、焼きそば、雑ぜ御飯、飲物(ジュースとビール)を販売している。

自分たちで焼肉の準備をしてくるオーナーさんもいる。

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

棚田の集いの第一部は、棚田オーナー有志による歌や踊りやスキット。

写真は、E区画のみなさん。ひょっこりひょうたん島の合唱。

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

恒例になった伊藤さんたちによる韓国の農楽。

これは、見ごたえ、聴きごたえがあります。

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

第二部はアマチュア・バンドによる演奏。

今年は、INFINITY BEAT、とろレモ、アンジェラの三組。

写真は、岩座神初お目見えの INFINITY BEAT。

「女の子のドラムって、かっこええなあ」とかっちゃん(誰)が言ってた。

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

とろレモ。とろけるレモンの意味だそうです。

去年と同じように、テントの下での演奏になってしまった。

この中に雨男か雨女がいるんじゃなかろうか。

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

おなじみのアンジェラ。

今回も、音響設備についてお世話になりました。

打ち上げ

絵日記 2008-09-28 棚田の集い

舞台を撤収し、後片付けをして、夕方6時半ごろから打ち上げ。

ああ、疲れた。

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2009 年 1 月 1 日 (木) 元日

岩座神の絵日記 2009年1月1日

元日

絵日記 2009-01-01 元日

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

絵日記 2009-01-01 元日

毎年、五霊神社と神光寺の初詣の様子を写真に撮ってきたのだが、今回、カメラを忘れて撮ることが出来なかった。

その代りに、何という事はない元日の風景を載せておこう。

二枚とも、午前11時ごろ。

絵日記 2009-01-01 元日

四時頃の写真。雪が降ってきた。

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2010 年 1 月 1 日 (金) 元日

岩座神の絵日記 2010年1月1日

初詣

絵日記 2010-01-01 初詣

明けましておめでとうございます。

岩座神の氏神である五霊神社に初詣する。写真は午前八時。僕は七時過ぎに参ったのだが、御当人さんを除いて、まだみんな来ていなかった。このごろ参集が少し遅いようである。

御神酒をいただいたり、お下がりの餅やするめを焚き火であぶって食べたりする。

絵日記 2010-01-01 初詣

引き続いて、里山の尾根にある広峯神社に詣でる。他の場所は近くまで車で行けるが、ここだけは結構きつい山道を歩いて登らなければならない。

しかし、稲の神様に参らないと豊作は期待できない訳だ。

絵日記 2010-01-01 初詣

広峯さんから降りたところから撮った岩座神の風景。正面の山は烏帽子山という。

絵日記 2010-01-01 初詣

最後に、岩座神のお寺である神光寺に詣る。

みんなで般若心経などを唱えて、お下がりの蜜柑をいただく。

以上で元日の仕事は終り。

本年もよろしくお願いします。

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2011 年 8 月 28 日 (日)

蕎麦種蒔き 二日目はお般若と重なった

二日目は朝から作業が出来た。ただし、神光寺の般若会と日程が重なったため、人数は昨日と比べて多くはない。

般若会は、出来る限り、女衆に出てもらった。しかし、寺当番の引継ぎがこの日にあるので、今回の寺当番と次回の寺当番は男衆が出ざるを得ない。

筆者(蕎麦係)も、寺当番で、お寺の掃除をしなければならなかったため、蕎麦の種蒔きには参加できなかった。

昨日の残りの田圃に、3台のトラクター(播種機付き)と2台の手押し播種機で蕎麦の種を蒔いた。

問題発生。蕎麦の種が足りなくなった。ネキリムシ対策の農薬も足りなくなった。わちゃー。蕎麦係の失策。何とかかんとか、蕎麦の種や農薬を都合して、どうにか乗り切ることが出来た。

般若会が終ったのと種蒔きが終ったのがほぼ同じ時刻の午後4時頃。

トラクターやら播種機やらの後片付けをして、5時ごろから、例のごとく、鶏肉のバーベキューとビールで慰労会。

やれやれ。何とか終った。

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