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2007 年 1 月 21 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年1月21日

ソバ打ち大会

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

恒例のソバ打ち大会なのだが、さて、困った。

何が困ったかと言うと、ソバ打ち大会について書くべき事は、既に去年の絵日記(go to 2006年1月22日)に、ほとんど全て書いてしまっているのだ。同じ事を書くのは、何か芸が無いようで嫌なのだが、何か変ったことや新しいことがあるかと言うと、そういう事は特に無いのである。

今年も、スタッフは朝八時から準備に取りかかった。

写真は、公会堂の台所で、婦人会の面々が蕎麦の出し汁と具を用意している所だ。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

講師の蕎麦打ち名人のお二人は、今年も、大会が始るずいぶん前にやって来て、ウォーミング・アップかたがた、スタッフの昼食用の蕎麦を打ってくれた。

去年と違うのは、座敷用の脚の短いテーブルではなく、脚の長いテーブルを使うようにしたことだ。座卓だと体重を掛けることが出来なくて仕事がしづらいから、ということで変更した。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

写真は、大会が始まる午前十時の少し前、公会堂の裏手の様子だ。

台所は婦人会の領分だが、ここは男衆の持ち場だ。ここが臨時の釜場であり、食堂でもある。

プロパンガスで釜に湯を沸かして、そこで蕎麦を茹でる。茹で上がった蕎麦は、ざるに取って、冷水で揉み洗いをして、ぬめりを取る。そして、もう一度、湯で温めてから、椀に入れて、具を乗せ、汁をかけて、テントの下で食する。

公会堂の中は狭いので、このようにせざるを得ないのである。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

ソバ打ち大会の最初の一時間ぐらいは、講師による実演と講義だ。

押し合い圧し合いしながら、みんな、熱心に講師の手許を見ている。

写真は、麺包丁で蕎麦を切っているところ。雑念を払うために、鼻歌を歌って、一定のリズムで手を動かすのがコツなんだそうだ。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

講義が終ると、参加者による蕎麦打ちの実習の時間になる。

公会堂の中は、襖を取って二間続きにしても、全部で16畳の広さしかないので、蕎麦打ち台を三台置くのが精一杯だ。

全員が一度に蕎麦を打つことは出来ないので、順番を決めて、三組ずつ、蕎麦を打つ。台が空く時間を見計らって、次の組は水回し(蕎麦粉に水を混ぜて練ること)を開始する。

打ち終った組は、台を次の組に譲って、部屋の廊下側に置かれた座卓に移動して、蕎麦を切る。

講師のお二人は、あちこちからのヘルプ・コールに応えて、大忙しである。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

出来た組は、公会堂の裏手の釜場に蕎麦を持って来て、スタッフに蕎麦を茹でてもって食べる。

半分ぐらいを茹でずに持って帰る人もいる。

絵日記 2007-01-21 蕎麦打ち大会

午後一時過ぎ、やっとスタッフの昼食が始まる。

レディー・ファーストで、婦人会から。

朝、講師に打っておいて貰ったのをざる蕎麦にして食べている。

この蕎麦を一度食うと、店屋の蕎麦は余程でないと旨いと思えなくなる。それほど美味しい。

三時頃に後片付けが終わり、反省会も済んでスタッフが解散したのは、四時頃だった。

僕は、旨すぎる蕎麦を食い過ぎて、翌日の朝まで腹が苦しかった(馬鹿)。

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2007 年 2 月 1 日 (木)

2007年度 岩座神棚田オーナー募集

岩座神棚田保全推進協議会は、2007年度(2007年4月~2008年1月)の岩座神棚田オーナーを募集します。

募集要項

絵日記 2006-05-14 棚田オーナー田植祭
  • 募集数
    • 7区画。1区画は約100平方メートルです。
  • 応募資格
    • まじめに農業に取り組み、自然とふれあう勇気をお持ちで、地域になじめるかた。
    • 家族や団体でも結構です。
  • 会費
    • 1区画5万円です。
  • 申込み期間
    • 2007年3月20日(火)まで
  • 申込み方法
    • 下記の申込み窓口に、電話・FAX・メールでお申込み下さい。
    • 電話は、平日の午前8時30分から午後5時15分まで。FAX・メールの場合は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記して下さい。
    • 折り返し、詳しい内容と「申し込みアンケート」が郵送されますので、申し込みアンケートを期間内にご返送ください。
  • 申込み窓口
    • 岩座神棚田保全推進協議会事務局(クラインガルテン岩座神)
      • 電話 : XXXX-XX-XXXX
      • MAIL : mailaddress
      • 担当 : XX
    • 多可町役場産業振興課
      • 電話 : XXXX-XX-XXXX
      • FAX : XXXX-XX-XXXX
      • MAIL : mailaddress
      • 担当 : XX
  • 審査
    • 応募者多数の場合は、アンケートにより書類選考いたします。
    • 選考結果は、後日通知いたします。(3月下旬予定)

オーナーの特典

絵日記 2006-09-24 棚田オーナー稲刈り
  • 一から十までプロの指導を受け、減農薬栽培の米づくりを体験できます。
  • 収穫した米を全部お持ち帰りいただけます。(100平方メートルの収穫収量は玄米で約30キロです。)
  • 清流の里、岩座神地区のコシヒカリは特においしいと評判です。
  • 田すき、田ごしらえ、水管理、病害虫対策(3回程度)、施肥、脱穀、乾燥、籾すりなどは地元農家で担当します。
  • 実りの時期には、かかしを立てることができます。
  • 多可町の宿泊施設を安く利用できます(青年の家、悠遊館、ハーモニーパークなど)。
  • 多可町の特産品がもらえます(1万円相当)。
  • 地元の新鮮な野菜を購入できます。
  • 田植え、稲刈り時のイベントに参加できます。
  • 多可町の祭などにもご参加ください。

オーナーの義務

絵日記 2006-09-24 棚田の集い
  • 米づくりが始まる4月末までに会費を支払っていただきます。
  • 田んぼに入って米をつくること。
  • 自然とまじめにつきあうこと(天災などで不作になっても文句を言わないこと)。
  • 岩座神の住人や他のオーナーと積極的にコミュニケーションを取ること。
  • 美しい景観を守るため、美化活動等に積極的に参加すること。
  • 田植え(手植え)、ヒエ引き、草刈り、刈り取り(手刈り)、稲木干しなどは自分でやること。

その他

絵日記 2006-12-17 餅搗き・注連縄作り
  • 田植え用の苗、肥料などは農家で準備します。
  • 農作業に必要な道具(鎌など)はお貸しします。機械類については農家の物を共同使用します。
  • 米づくりをするために入園できる権利であり、土地の貸し借りは存在しません。
  • 作業の日程は、基本的に日曜日です。
  • 日帰りの作業ですが、宿泊を希望される方は紹介します(町宿泊施設の利用券により、安く利用できます)。
  • 自分の区画に名札とかかしを立てていただきます。
  • 基本的には減農薬で栽培しますが、必要と認めた場合には、農家の判断で農薬を使用します。ご了承ください。
  • 稲刈りは、適期刈り取りが必要となりますので、刈り取り日に参加できないオーナー田は他のオーナーに刈り取っていただくことになります。
  • 米づくりを楽しむだけでなく、岩座神の美しい景観をみんなで一緒になって守っていくことに積極的にご協力いただきます。
  • 採れたお米の量ではなく、米づくりとイベント参加を楽しみ、農村との交流を深めていただくための事業です。お間違えのないようお願いします。

年間スケジュール

日付 行事
2007-03 棚田オーナーの選考・決定
2007-04-15 (日) 対面式・区画抽選
2007-05-13 (日) 田植え
2007-06-10 (日) 草刈り・肥料散布
2007-07-22 (日) 草引き・案山子作り・あまごつかみ
2007-09-24 (月) 振替休日 稲刈り・棚田の集い(手作りコンサート)
2007-10-08 (月) 体育の日 脱穀・収穫祭
2007-10-14 (日) 収穫米引き渡し
2007-10 下旬 蕎麦収穫(自由参加)
2007-12-16 (日) 餅つき大会・藁細工教室
2008-01-20 (日) 蕎麦打ち大会(2007年度)

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2007 年 2 月 1 日 (木)

岩座神の予定表 2007年版

岩座神の年間行事予定表、2007年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2007-01-21 (日) 蕎麦打ち大会(2006年度) 2007-01-21
2007-02-11 (日) 建国記念の日 獣害防止柵点検・山林呼称板設置 2007-02-11
2007-03-11 (日) 宮普請(東山枝打) 2007-03-11
2007-04-15 (日) 対面式 2007-04-15
2007-05-13 (日) 田植え祭 2007-05-13
2007-06-10 (日) 草刈り・肥料散布 2007-06-10
2007-07-01 (日) 川刈り 2007-07-01
2007-07-08 (日) 川刈り(予備日) 07-01に完了
2007-07-22 (日) 草引き・案山子祭 2007-07-22
2007-08-19 (日) 蕎麦種蒔き 2007-08-19
2007-09-02 (日) 宮普請(獣害防止柵点検) 2007-09-02
2007-09-24 (月) 振替休日 稲刈り・棚田の集い 2007-09-24
2007-10-06 (土) 秋祭宵宮 2007-10-06
2007-10-07 (日) 秋祭 絵日記なし
2007-10-08 (月) 体育の日 -- 脱穀・収穫祭 雨のため延期
2007-10-14 (日) 脱穀・収穫祭 2007-10-14
2007-10-14 (日) -- オーナー米引き渡し 玉突き順延
2007-10-21 (日 オーナー米引き渡し 2007-10-21
2007-10-21 (日) 蕎麦刈取り 2007-10-21
2007-10-27 (土) -- 蕎麦脱穀 雨のため中止
2007-10-28 (日) 蕎麦脱穀 2007-10-28
2007-10-29 (月) 蕎麦脱穀 絵日記なし
2007-10-30 (火) 蕎麦脱穀 2007-10-30
2007-11-04 (日) -- 蕎麦脱穀(予備日) 10-30に完了
2007-11-18 (日) 蕎麦選別・出荷 2007-11-18
2007-12-16 (日) 餅つき大会・藁細工教室 2007-12-16
2008-01-20 (日) 蕎麦打ち大会(2007年度) 2008-01-20

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

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2007 年 2 月 11 日 (日) 建国記念の日

岩座神の絵日記 2007年2月11日

鹿柵(獣害防止柵)点検

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

午前八時に集合。先ずは火を焚いて、うだうだ言いながら、段取りをする。

今日は、いつもの鹿柵点検と山林呼称板の設置だ。

去年は雪が降って大変だったけれど、今年はひどい暖冬だ。

2006-02-05 岩座神の絵日記 2006年2月5日

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

東の山の中。

写真に撮ると夜中みたいに暗く見える。確かに、薄暗いことは薄暗いのだが、こんなに暗い訳でもない。

金網の下部が小動物(多分、狸かイタチみたいなもの)によってまくり上げられている箇所があったので、補修をしているところだ。

他に一ヶ所、倒木が柵にもたれかかっている所があったが、全般に、ひどく傷んでいる箇所は無かった。

山林呼称板設置

絵日記 2007-02-11 山林呼称板設置

鹿柵点検を終って、山林呼称板の設置をしているところだ。

「弁財天様」と見えるが、「べんてんさん」と呼んでいる。振り仮名が要るな。

午前中で仕事は終了。

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2007 年 2 月 17 日 (土)

岩座神の絵日記 2007年2月17日

親睦旅行(井仁の棚田を訪問)

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

2月17日(土)と18日(日)は、二年に一度の岩座神の親睦旅行だった。

残念ながら、日頃の行いが良くなかった僕は、前日に体調を壊して(インフルエンザだったらしい)、参加できなかった。

今年は広島方面へ遊びに行ったのだが、一日目に、井仁地区の棚田を訪問した。

写真は、井仁地区の入り口に位置する「井仁トンネル」。乘って行ったバス(と言っても小さなバスなのだが)がこのトンネルを通ることが出来ないので歩いて入っていく。

いかにも、秘境に通じるトンネルという感じで、良いですな。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

写真が井仁の棚田だ。

「畔が狭いなあ」というのと「石垣がきれいに手入れされているなあ」というのが、岩座神のメンバーの第一の感想だった。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

この展望台は、高いところにあるのでなくて、低い位置にある。見上げるようにして、棚田の石垣の風景を楽しむためのものだ。

絵日記 2007-02-17 井仁の棚田を訪問

公会堂(だと思う)で、地区の人たちと懇談会。

休日をさいて相手をしてくださり、ありがとうございました。

さて、この旅行は真面目な「研修旅行」ではなくて「親睦旅行」であった。

安芸の宮島に行ったり、呉の大和博物館に行ったり、バスの中でゲーム(何)もしたり、旅館でどんちゃんもやったり、いろいろと楽しいこともあったようだが、僕は参加していないので、そのあたりの詳しいことは知らない(という事にしておく)。

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2007 年 3 月 11 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年3月11日

宮普請(枝打ち)

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

天候が良くなかったので、いつもより一時間遅く、午前九時に集合。先ずは火を焚いて、というのはいつもの事なので、今回は省略。

宮普請の日は、本来はお宮さんに関係した土木作業をするための日なのだが、毎度お宮さんの修繕をしている訳ではなくて、村の山林の仕事をする場合の方が多い。今日は枝打ちの作業だ。

植林した杉や桧の下枝を鉈(なた)や鋸(のこぎり)で剪り払う。今回は、地上から2メートルの高さまでの枝打ち。手を伸ばして届く所までの枝を剪ればオーケー。

もっと生育した所では、4メートルの高さまで枝を打つ場合があって、そのときは2メートルの梯子を使う。それ以上の高さの枝打ちは、素人には危險なので、岩座神ではしない。

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

昼は、各自、家に帰って食事。山の奥の方で作業する場合には、弁当を持っていって山の中で昼食をとることもあるが、最近では記憶にない。

午前中に仕事を中断したところまで再び登るのに一苦労する。

ずいぶん高いところまで登ってきて、傾斜もきつくなっている。45度ぐらいあるかな。

林の中が暗くて見えないぐらいに下枝が茂っている。

寒いので、あまり長い時間にわたって休憩を取る気になれない。そのせいか、仕事はとても捗ったような気がする。

絵日記 2007-03-11 宮普請(枝打ち)

この写真は、作業が完了に近付いたころに撮った。林の中が明るくて、上の写真とは別の場所のように見えるが、ほとんど同じ場所である。

枝打ちは肉体的にはきついのだが、仕事の成果がはっきりと目に見えるので、ある意味では楽しい仕事だ。

3時ぐらいに下山。

夕方5時から、公会堂で慰労会。「宮普請」なので、通常の山林作業では出ない御馳走が出る。

絵日記 2007-03-11 梅

休耕田に植えられている梅が咲いていた。

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2007 年 4 月 15 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年4月15日

棚田オーナー対面式

絵日記 2007-04-15 棚田オーナー対面式

今年度最初の棚田オーナー行事、「対面式」が岩座神の公会堂で行われた。

式次第は例年とほぼ同じ。詳しいことは去年の絵日記を参照してください(手抜き)。

2006-04-16 岩座神の絵日記 2006年4月16日

今年の農業講演は「コシヒカリ」についてだった。

コシヒカリの作付け面積は、全国の約三分の一。子や孫にあたる品種も加えると、九割近くがコシヒカリ系の稲なのだそうだ。

絵日記 2007-04-15 棚田オーナー対面式

思い思いに書き込んだ看板と一緒に、桜の前で、ブロックごとに記念撮影をする。

写真は、幼い子供たちを連れた四組の若い夫婦のグループで、今年から参加する人たちだ。(ただし、後ろ向きに写っている小父さんは岩座神の区長さん。念のため。)

絵日記 2007-04-15 棚田オーナー対面式

そして、棚田オーナー全員で記念撮影。3組が欠席だったので、13組。

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2007 年 5 月 13 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年5月13日

棚田オーナー田植祭

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

スタッフは朝8時から準備に着手。

写真は、小学生が作ってくれた「棚田新聞」を掲示しているところ。

去年の秋に、松井小学校の6年生が棚田のことを勉強するために岩座神にやってきた。四、五人のグループに分れて、それぞれ別のテーマで、津川先生・工藤先生・安田さんの指導を受けながら、棚田の実地調査を行った。その結果をグループごとに一枚の壁新聞にまとめたのだ。

これがなかなか面白く、つい読み耽ってしまう。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

10時から田植祭が始まる。

最初に公会堂の前で、簡単な挨拶と段取りの説明があり、それぞれの区画に分かれて田植えを始める。

スタッフは原則として田圃に入らず、畔から見守ることになっている。

写真は、大阪から来ている若い夫婦四組のグループ。まず旦那たちが田圃に入っている。

かみテレビのスタッフがビデオ・カメラを構えながらインタビューをしている。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

既に11時、だいたい半分ぐらい植えおわっている。

写真はB区画。この区画は、担当スタッフの指導が懇切丁寧を極めているため、非常に綺麗に植っていた。ただし、その分だけ、ちょっと作業が遅れ気味だったけれど。

左の奧の方に見える人だかりはA区画だ。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

お昼御飯は、いつものように、岩座神の婦人会が作る混ぜ御飯(五目飯)と、鶏肉とキャベツのバーベキューだ。

写真は、公会堂で、炊き上った混ぜ御飯をパック詰めしているところ。オーナーの人たちにも手伝ってもらっている。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

12時前には、すべての田圃で田植が終る。

みんなが公会堂に戻ってくるのを待ってから、五霊神社の参道で昼食を摂る。

田植えに参加した「オードブル」の仲間の方が書かれたブログを見付けました。

平成19年5月13日 日本棚田100選の岩座神の棚田で田植え

なんか、この絵日記よりも楽しそうだな。

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2007 年 6 月 10 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年6月10日

棚田オーナー草刈り・肥料散布

絵日記 2007-06-10 棚田オーナー草刈り・施肥

棚田オーナーの草刈りと肥料散布の日。写真はA区画。

僕は、あいにく、別の用事と重なって、スタッフとして参加出来なかった。

写真はクライン・ガルテンの管理人さんに撮ってもらった。

絵日記 2007-06-10 棚田オーナー草刈り・施肥

田植から一ヶ月経って、稲の苗も緑が濃くなってきた。

絵日記 2007-06-10 棚田オーナー草刈り・施肥

B区画。

非常に綺麗に植っている。

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2007 年 7 月 1 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年7月1日

川刈り・道刈り

絵日記 2007-07-01 川刈り・道刈り

正確に言うと「川(岸の草)刈り」、「道(端の草)刈り」だ。川や道そのものを刈る訳ではない。

毎年、この時季に行なうのだが、朝早くから夕方まで、結構きつい労働だ。

写真は、岩座神の入り口、七不思議の「血石」があるあたり。新兵器(「高所作業車」とか呼ぶのかな)を使って、崖の草を刈っている。

絵日記 2007-07-01 川刈り・道刈り

夕方五時ごろから公会堂の横で慰労会。

いつものように、鶏肉のバーベキューとビール。

薔薇もどき

絵日記 2007-07-01 薔薇もどき

時間が前後するが、朝方、ある家の軒先の石垣で、へんてこな植物を見かけた。

明らかに「私は薔薇の花でございます」という形をしているが、色はアロエというか、いっそ、青磁みたいだし、薔薇の花のように見えるのは葉っぱで、本当の花は別にある。何なんだ、これ。

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2007 年 7 月 22 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年7月22日

草引き・マンネングサ挿し芽・アマゴつかみ・案山子作り

絵日記 2007-07-22 案山子祭

午前8時に公会堂にスタッフが集合する。今日の段取りを打ち合わせる。

田圃の草引き、マンネングサの挿し芽、アマゴつかみ、案山子作りと内容が盛り沢山なので、スタッフはなかなか忙しい。

写真には写っていないが、台所では、婦人会が昼食のカレー・ライスの準備を始めている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

9時10分。マンネングサの挿し芽のための準備作業をしている。

竹で骨を組んで、その上に寒冷紗を掛ける。この下に、挿し芽したマンネングサのポットを並べて培養するのだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

9時43分。こちらはアマゴつかみの臨時生簀。

いつもの年は、川を堰き止めて生簀を作っている。今年は前日までの雨で川の水量が多かったので、こういう形で行なうことにした。

四隅に柱を寝かせて置き、ブルー・シートをかけて作ったものだ。最初はそれだけのものだったのだが、早めに来たオーナーの人たちが川から石や木を拾ってきて、飾り付けをしてくれた。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

棚田オーナーの行事は10時から開始。

公会堂の前に集まって挨拶をし、予定を確認した後、各区画の田圃に行って、草引きをする。

写真は、草引きのレクチャーをしているところ。「これが稲に似ているけれど、稗(ヒエ)です」みたいな事を言っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

草引きと同時進行する形で、マンネングサの挿し芽の作業が行なわれる。

ポリポットに真砂土(まさつち)を入れて、マンネングサを挿し芽する。

これは、棚田オーナーの仕事ではなくて、神戸からやって来る学生ボランティアと村の主として老人会との共同作業だ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

棚田オーナーが連れてきた子供たち。

お目当てはアマゴつかみだが、虫取りも楽しいようだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

この日はあまり良い天気ではなく、細かい雨がしびしびと降り続いていた。

少しはっきりと雨足が強くなってきたので、みんなでテントを組んで、マンネングサの作業場所に立て掛けたところだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

11時半ごろから、アマゴつかみを開始。

年齢によるハンデキャップをつけて、最初は三歳以下の子供たち(と介添え役の大人)だけが生簀に入れる、ということにした。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

お昼前、カレー・ライスの給食所が公会堂の裏手にオープンした。

棚田オーナーも、ボランティアも、村の老人も、スタッフも、みんな、お昼はカレー・ライスとアマゴの塩焼きである。

ここもブルー・シートで臨時の雨よけを作っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

一方、お宮さんの参道では、アマゴの塩焼きをやっている。

いつもの年だと、アマゴを納れてくれる業者のおいちゃんが焼き方を手伝ってくれる。いや、手伝うと言うより、あれこれと指図もして、芯になってやってくれる。

ところが、今年は法事だかなんだかで、おいちゃんが来てくれなかった。

アマゴに竹串を刺したり、塩をふったり、焼いたり、全部、棚田オーナーに手伝って貰いながら、スタッフがやった。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

昼食の会場は、いつも、お宮さんの参道だ。

岩座神からは、アマゴの塩焼きとカレー・ライスの他に、飲物(缶ビールまたは缶ジュース)一缶を提供する。そして、各区画に一つずつ、バーベキュー用の炉(ドラム缶を割ったやつ)と炭火を準備する。

みんな、思い思いに、テーブルを組んだり、シートを拡げたりして、飲み食いとおしゃべりの時間を楽しむ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

午後1時から、案山子作りが開始される。

え、もう立ててるの、まだ1時5分やで。

この組は、家で案山子を作って来たわけだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

こちらは、まだ、作り始めたところ。

竹籤(たけひご)で骨組みを作っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

2時頃、ようやく出来上がった案山子を田圃へ立てに行く。

公会堂から距離がある田圃の場合は、写真のように、軽トラックの荷台に案山子ごと乗り込んで運んでもらう。

これは、多分、厳密に言うと道路交通法違反なのだと思うが、目くじらを立てる人はいないだろう。

2007-07-22 案山子のポートレート 2007

絵日記 2007-07-22 案山子祭

案山子を立て終ると、自由解散となる。

その後、スタッフは後片付けをして、慰労会で一息つくのは午後3時ごろになる。

これまで、この絵日記では、一ページの写真の数を3~4枚、多くても5~6枚に収めてきた。

今回、写真の取捨選択に頭が回らなかった。あれも載せたい、これも載せたい。3~4枚に収めようとすると、何か、去年の日記と同じような内容になってしまう。どうしよう。えい、くそ、と、半分やけになって、なるべく沢山の写真を掲載した。どうや、15枚一挙掲載や。

これも(たまには)良いかも知れない。

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2007 年 8 月 19 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年8月19日

蕎麦の種蒔き

絵日記 2007-08-19 蕎麦の種蒔き

午前8時から蕎麦の種蒔き作業。

蒔種機をつけたトラクターが二台、手押しの種蒔き機が四台。手分けして作業をする。

写真は手押しの種蒔き機。

日傘を差したりして道から眺めているのは、JAの機関誌の取材陣だ。「そばクッキー」と「そばポリン」を紹介するのに、種蒔きの作業も取材してくれている。

絵日記 2007-08-19 蕎麦の種蒔き

休憩。

左端は、棚田オーナーのHさんご夫妻。今年も手伝いに来て下さった。

三人目は、町営CATVのカメラマン。

四人目以降は岩座神のおっさんたち。紹介を割愛。

なお、班ごとに休憩を取るので、これが全員ではない。

絵日記 2007-08-19 蕎麦の種蒔き

昼食は各自の家で取る。午後も黙々と種蒔き作業。

こちらは、トラクターに蒔種機をつけての作業。ただし、殺虫剤の散布は手作業である。

絵日記 2007-08-19 蕎麦の種蒔き

夕方、いつものように公会堂で慰労。作業が終る頃から夕立が降ってきたので、屋根の下でバーベキューをする。

あまり酷い雨だと種が流れてしまうが、ちょうど良い具合の降り方だった。二三日中には種が芽を切るだろう。

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