読み物 - キーワード 「五霊神社」

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2008 年 1 月 1 日 (火) 元日

岩座神の絵日記 2008年1月1日

五霊神社初詣

絵日記 2008-01-01 五霊神社初詣

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

午前七時、岩座神のお宮さん(五霊神社)に初詣。参拝をすませて、火の周りで御神酒をいただく。

神職がいる訳ではないので、お当人と呼ばれる宮当番が世話取りをすることになっている。

神光寺初詣

絵日記 2008-01-01 神光寺初詣

八時半頃、みんな揃つて、岩座神のお寺(神光寺)に参る。

ここにも住職がいる訳ではないので、寺当番が世話取りをする。

甘酒を振舞ってもらった。

都会の人には判りにくいかも知れないが、岩座神には(と言うか、田舎であると都会であるとを問わず、伝統的な共同体ならどこでも、だと思うが)、共同体には共同体の宗教があるのである。それって、仏教ですか神道ですか、と言われると、ちょっと困るが、どっちでもあり、どっちでもない、重層的な構造を持ったものとして、確かに、共同体の宗教がある。単なる習俗だ、という人もいるかも知れないが、やはり、それは宗教だと思う。

さらに、この共同体の宗教とは別のレベルにおいて、家の宗教と個人の宗教とがある。

だからどうなんだ、と言われても困るけれど。

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2007 年 10 月 6 日 (土)

岩座神の絵日記 2007年10月6日

秋祭準備

絵日記 2007-10-06 秋祭準備

岩座神では、長い間、体育の日が秋祭、その前の日が秋祭の宵宮だった。

休日の仕組みが変ってからは、体育の日の前の日曜日が秋祭、その前の土曜日が宵宮である。

それで今日は宵宮なのだが、朝から村中の男が出て、秋祭の準備をする。

写真は、五霊神社に御神灯を掛けているところ。

絵日記 2007-10-06 秋祭準備

曳山車(ひきやま)の玉垣を竹と檜葉(ひば)で作っているところ。

玉垣は毎年新調しなくてはならない。けっこう時間がかかる作業だ。

絵日記 2007-10-06 秋祭準備

飾付けが終った曳山車(ひきやま)。

今年は、御幣も新調した。

絵日記 2007-10-06 秋祭準備

準備が出来たお宮さんの参道。

橋の石段に曳山車(ひきやま)のための「あゆみ」が渡してある。

午後三時過ぎに準備が完了した。

秋祭宵宮

絵日記 2007-10-06 秋祭宵宮

それぞれ、家に帰って、帰省してきた親戚や招いた知人と一緒に秋祭の御馳走を食べて、そして、八時前になると、お宮さんのふもとの公会堂の所に集ってくる。

曳山車(ひきやま)庫のところで福引きをやっている。

絵日記 2007-10-06 秋祭宵宮

八時過ぎから曳山車(ひきやま)をお宮さんにあげる。

今年は参道をコンクリートで綺麗に整備したので、楽にあがる筈なのだが、それでも結構きつかった。

写真は、随神門(ずいじんもん)の所まで、やっと登ってきて、一休みしているところ。

このあと、宮入(みやいり)をして、餅撒き(もちまき)が行われる。

餅撒きの写真を撮ったら良いのだが、毎度の事ながら、そんな事をしている余裕は無いのだ。

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2007 年 7 月 22 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年7月22日

草引き・マンネングサ挿し芽・アマゴつかみ・案山子作り

絵日記 2007-07-22 案山子祭

午前8時に公会堂にスタッフが集合する。今日の段取りを打ち合わせる。

田圃の草引き、マンネングサの挿し芽、アマゴつかみ、案山子作りと内容が盛り沢山なので、スタッフはなかなか忙しい。

写真には写っていないが、台所では、婦人会が昼食のカレー・ライスの準備を始めている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

9時10分。マンネングサの挿し芽のための準備作業をしている。

竹で骨を組んで、その上に寒冷紗を掛ける。この下に、挿し芽したマンネングサのポットを並べて培養するのだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

9時43分。こちらはアマゴつかみの臨時生簀。

いつもの年は、川を堰き止めて生簀を作っている。今年は前日までの雨で川の水量が多かったので、こういう形で行なうことにした。

四隅に柱を寝かせて置き、ブルー・シートをかけて作ったものだ。最初はそれだけのものだったのだが、早めに来たオーナーの人たちが川から石や木を拾ってきて、飾り付けをしてくれた。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

棚田オーナーの行事は10時から開始。

公会堂の前に集まって挨拶をし、予定を確認した後、各区画の田圃に行って、草引きをする。

写真は、草引きのレクチャーをしているところ。「これが稲に似ているけれど、稗(ヒエ)です」みたいな事を言っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

草引きと同時進行する形で、マンネングサの挿し芽の作業が行なわれる。

ポリポットに真砂土(まさつち)を入れて、マンネングサを挿し芽する。

これは、棚田オーナーの仕事ではなくて、神戸からやって来る学生ボランティアと村の主として老人会との共同作業だ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

棚田オーナーが連れてきた子供たち。

お目当てはアマゴつかみだが、虫取りも楽しいようだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

この日はあまり良い天気ではなく、細かい雨がしびしびと降り続いていた。

少しはっきりと雨足が強くなってきたので、みんなでテントを組んで、マンネングサの作業場所に立て掛けたところだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

11時半ごろから、アマゴつかみを開始。

年齢によるハンデキャップをつけて、最初は三歳以下の子供たち(と介添え役の大人)だけが生簀に入れる、ということにした。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

お昼前、カレー・ライスの給食所が公会堂の裏手にオープンした。

棚田オーナーも、ボランティアも、村の老人も、スタッフも、みんな、お昼はカレー・ライスとアマゴの塩焼きである。

ここもブルー・シートで臨時の雨よけを作っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

一方、お宮さんの参道では、アマゴの塩焼きをやっている。

いつもの年だと、アマゴを納れてくれる業者のおいちゃんが焼き方を手伝ってくれる。いや、手伝うと言うより、あれこれと指図もして、芯になってやってくれる。

ところが、今年は法事だかなんだかで、おいちゃんが来てくれなかった。

アマゴに竹串を刺したり、塩をふったり、焼いたり、全部、棚田オーナーに手伝って貰いながら、スタッフがやった。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

昼食の会場は、いつも、お宮さんの参道だ。

岩座神からは、アマゴの塩焼きとカレー・ライスの他に、飲物(缶ビールまたは缶ジュース)一缶を提供する。そして、各区画に一つずつ、バーベキュー用の炉(ドラム缶を割ったやつ)と炭火を準備する。

みんな、思い思いに、テーブルを組んだり、シートを拡げたりして、飲み食いとおしゃべりの時間を楽しむ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

午後1時から、案山子作りが開始される。

え、もう立ててるの、まだ1時5分やで。

この組は、家で案山子を作って来たわけだ。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

こちらは、まだ、作り始めたところ。

竹籤(たけひご)で骨組みを作っている。

絵日記 2007-07-22 案山子祭

2時頃、ようやく出来上がった案山子を田圃へ立てに行く。

公会堂から距離がある田圃の場合は、写真のように、軽トラックの荷台に案山子ごと乗り込んで運んでもらう。

これは、多分、厳密に言うと道路交通法違反なのだと思うが、目くじらを立てる人はいないだろう。

2007-07-22 案山子のポートレート 2007

絵日記 2007-07-22 案山子祭

案山子を立て終ると、自由解散となる。

その後、スタッフは後片付けをして、慰労会で一息つくのは午後3時ごろになる。

これまで、この絵日記では、一ページの写真の数を3~4枚、多くても5~6枚に収めてきた。

今回、写真の取捨選択に頭が回らなかった。あれも載せたい、これも載せたい。3~4枚に収めようとすると、何か、去年の日記と同じような内容になってしまう。どうしよう。えい、くそ、と、半分やけになって、なるべく沢山の写真を掲載した。どうや、15枚一挙掲載や。

これも(たまには)良いかも知れない。

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2007 年 5 月 13 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年5月13日

棚田オーナー田植祭

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

スタッフは朝8時から準備に着手。

写真は、小学生が作ってくれた「棚田新聞」を掲示しているところ。

去年の秋に、松井小学校の6年生が棚田のことを勉強するために岩座神にやってきた。四、五人のグループに分れて、それぞれ別のテーマで、津川先生・工藤先生・安田さんの指導を受けながら、棚田の実地調査を行った。その結果をグループごとに一枚の壁新聞にまとめたのだ。

これがなかなか面白く、つい読み耽ってしまう。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

10時から田植祭が始まる。

最初に公会堂の前で、簡単な挨拶と段取りの説明があり、それぞれの区画に分かれて田植えを始める。

スタッフは原則として田圃に入らず、畔から見守ることになっている。

写真は、大阪から来ている若い夫婦四組のグループ。まず旦那たちが田圃に入っている。

かみテレビのスタッフがビデオ・カメラを構えながらインタビューをしている。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

既に11時、だいたい半分ぐらい植えおわっている。

写真はB区画。この区画は、担当スタッフの指導が懇切丁寧を極めているため、非常に綺麗に植っていた。ただし、その分だけ、ちょっと作業が遅れ気味だったけれど。

左の奧の方に見える人だかりはA区画だ。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

お昼御飯は、いつものように、岩座神の婦人会が作る混ぜ御飯(五目飯)と、鶏肉とキャベツのバーベキューだ。

写真は、公会堂で、炊き上った混ぜ御飯をパック詰めしているところ。オーナーの人たちにも手伝ってもらっている。

絵日記 2007-05-13 棚田オーナー田植え祭

12時前には、すべての田圃で田植が終る。

みんなが公会堂に戻ってくるのを待ってから、五霊神社の参道で昼食を摂る。

田植えに参加した「オードブル」の仲間の方が書かれたブログを見付けました。

平成19年5月13日 日本棚田100選の岩座神の棚田で田植え

なんか、この絵日記よりも楽しそうだな。

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2007 年 2 月 11 日 (日) 建国記念の日

岩座神の絵日記 2007年2月11日

鹿柵(獣害防止柵)点検

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

午前八時に集合。先ずは火を焚いて、うだうだ言いながら、段取りをする。

今日は、いつもの鹿柵点検と山林呼称板の設置だ。

去年は雪が降って大変だったけれど、今年はひどい暖冬だ。

2006-02-05 岩座神の絵日記 2006年2月5日

絵日記 2007-02-11 鹿柵点検

東の山の中。

写真に撮ると夜中みたいに暗く見える。確かに、薄暗いことは薄暗いのだが、こんなに暗い訳でもない。

金網の下部が小動物(多分、狸かイタチみたいなもの)によってまくり上げられている箇所があったので、補修をしているところだ。

他に一ヶ所、倒木が柵にもたれかかっている所があったが、全般に、ひどく傷んでいる箇所は無かった。

山林呼称板設置

絵日記 2007-02-11 山林呼称板設置

鹿柵点検を終って、山林呼称板の設置をしているところだ。

「弁財天様」と見えるが、「べんてんさん」と呼んでいる。振り仮名が要るな。

午前中で仕事は終了。

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2007 年 2 月 1 日 (木)

岩座神の予定表 2007年版

岩座神の年間行事予定表、2007年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2007-01-21 (日) 蕎麦打ち大会(2006年度) 2007-01-21
2007-02-11 (日) 建国記念の日 獣害防止柵点検・山林呼称板設置 2007-02-11
2007-03-11 (日) 宮普請(東山枝打) 2007-03-11
2007-04-15 (日) 対面式 2007-04-15
2007-05-13 (日) 田植え祭 2007-05-13
2007-06-10 (日) 草刈り・肥料散布 2007-06-10
2007-07-01 (日) 川刈り 2007-07-01
2007-07-08 (日) 川刈り(予備日) 07-01に完了
2007-07-22 (日) 草引き・案山子祭 2007-07-22
2007-08-19 (日) 蕎麦種蒔き 2007-08-19
2007-09-02 (日) 宮普請(獣害防止柵点検) 2007-09-02
2007-09-24 (月) 振替休日 稲刈り・棚田の集い 2007-09-24
2007-10-06 (土) 秋祭宵宮 2007-10-06
2007-10-07 (日) 秋祭 絵日記なし
2007-10-08 (月) 体育の日 -- 脱穀・収穫祭 雨のため延期
2007-10-14 (日) 脱穀・収穫祭 2007-10-14
2007-10-14 (日) -- オーナー米引き渡し 玉突き順延
2007-10-21 (日 オーナー米引き渡し 2007-10-21
2007-10-21 (日) 蕎麦刈取り 2007-10-21
2007-10-27 (土) -- 蕎麦脱穀 雨のため中止
2007-10-28 (日) 蕎麦脱穀 2007-10-28
2007-10-29 (月) 蕎麦脱穀 絵日記なし
2007-10-30 (火) 蕎麦脱穀 2007-10-30
2007-11-04 (日) -- 蕎麦脱穀(予備日) 10-30に完了
2007-11-18 (日) 蕎麦選別・出荷 2007-11-18
2007-12-16 (日) 餅つき大会・藁細工教室 2007-12-16
2008-01-20 (日) 蕎麦打ち大会(2007年度) 2008-01-20

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

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2007 年 1 月 14 日 (日)

岩座神の絵日記 2007年1月14日

初総会

絵日記 2007-01-14 とんど

五霊神社の参道近くで、持ち寄った注連飾を焚火にくべている。

去年はお当人(宮当番)だったので、注連飾を外しに広峯さんに登ったりしなければならなかったが、今年は初総会が始まる少し前にお宮さんに行った。

絵日記 2007-01-14 初総会

午前九時から、公会堂で初総会。

写真は配付された資料の表紙で、総会次第が書かれている。

資料は23ページあるが、大半は昨年度の会計報告書だ。

  1. 開会のあいさつ
  2. 議長・書記長選任
  3. 議事
    • 平成18年度事業報告
    • 平成18年度事業別会計報告
      • 一般会計報告
        • 農会会計報告
      • 棚田保全推進協議会(オーナー)会計報告
      • 棚田保全推進協議会(ソバ)会計報告
      • 集落中山間直接支払会計報告
      • 岩座神地域づくり会計報告
      • 山林会計報告
      • 土木会計報告
      • 五霊神社会計報告
      • 西光寺・神光寺会計報告
    • 平成19年度一般会計予讃(案)
    • 平成19年度年間作業出役計画(案)報告

午前中は、この議題に従って議事を進める。

絵日記 2007-01-14 初総会

昼食をはさんで、午後は、資料には書かれていない事をあれこれと談義する。

写真は、総会資料の裏表紙に僕が書き留めたメモだ。

  • 耕作反別割の協議費(自治会費)について、算定基準になる農地面積の台帳を実状に合うように整備し直したいと思うが、どうか(提案と審議)。
  • 合併して出来た多可町が「多可町民運動会」というものを主催する(かも知れない)が、それに対して、村として賛同するかどうか(協議)。
  • 町民税の納税方法が変更になります(連絡)。
  • 空き瓶や不燃物は、指定日の午前八時までに、ごみ集積所に出すことを徹底してくれ(連絡)。
  • 五霊神社の注連飾について、村として取り決めをするのが良いか、お当人の判断に任せるのが良いか(協議)。
  • 五霊神社の祭祀マニュアルを作ろう(提案と審議)。
  • 神光寺と五霊神社の修繕などについては、県登録有形文化財である棚田の景観保全の面から補助が出るので云々(報告)。
  • クラインガルテン付近と、地蔵さんの所までの道端について、害獣対策のフェンスを延伸したいと思うが、云々(提案と審議)。
  • 辺地対策の補助事業として申請しているいくつかの案件について、あれは通った、これは落ちた、優先順位は云々(報告)。
  • 棚田オーナー行事において、酒類を提供することの是非について(協議)。

他にもいくつかの議題があり、全部終ったのは午後四時ごろだった。

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2007 年 1 月 1 日 (月) 元日

岩座神の絵日記 2007年1月1日

五霊神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 五霊神社

七時過ぎに五霊神社に参った。宮当番が火を焚いて待っていてくれた。

僕が最初の参拝者かと思ったが、かつやくんが随分早くに参拝を済ませて、郵便局の仕事に出て行ったそうだ。

八時前から、参拝者がやって来る。参拝を済ませて、火の周りで御神酒をいただく。

広峯神社

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

八時半頃、広峯神社に参る。

写真は広峯神社の登り口あたりから眺めた岩座神の景色だ。

絵日記 2007-01-01 初詣 - 広峯神社

広峯さんから日の出を拝む。

神光寺

絵日記 2007-01-01 初詣 - 神光寺

広峯さんから、続いて、神光寺に参拝に行く。

寺当番が火を焚いて待っていてくれる。

千ヶ峰で御来光を拝んだ人たちが下山してきた。たいした雪は積っておらず、天気も良くて、きれいな初日の出を見ることが出来たそうだ。

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2006 年 10 月 7 日 (土)

岩座神の絵日記 2006年10月7日

秋祭準備

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

朝から総出で五霊神社の秋祭の準備にかかる。

三人の御当人(おとうにん)が、神社の掃除をして、飾付けや供え物の準備をする。残りの者が、曳山車(ひきやま)の飾付けをしたり、参道に提灯や灯篭を立てたり、投光器や豆電球を設置したり、幟(のぼり)旗を立てたり、福引の賞品を買い出しに出かけたりする。

写真は、お宮さんの正面に提灯を吊ろうとしているところ。

朝から雨模様で境内が濡れている。

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

昼食は公会堂でみんなで弁当を食う。

写真は、公会堂に付属する倉に収められている曳山車(ひきやま)。一応、飾付けが完了した様子だ。

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

境内と参道の掃除、そして注連縄張りは御当人の仕事になっている。

雨が上がってからにしよう、夜までに準備が済んだら良い、などと言って、休憩を長めに取って、うだうだと話し込んだりしていたのだが、天気予報に反して、なかなか雨が降り止まず、結局、濡れながら外回りの仕事をすることになり、時間も押してきてしまった。

写真は、参道の入口にある大杉に注連縄を張っているところ。

準備が終って家に帰ったら、すでに食事が始っていた。妹が子供たちを連れて帰ってきていたり、かみさんの妹が子を連れて遊びに来てくれていたりして、総勢で十一人いた。賑やかな食事は楽しいもんだな。とびきり仕合わせな気分だ。

宵宮

絵日記 2006-10-07 秋祭宵宮

夜の八時すぎにお宮さんに詣る。

宮総代と御当人と区長は礼服で正装して、拝殿に坐って、宮入りを待つ。

他の氏子たちは、公会堂からお宮さんまで、太鼓と鉦(かね)と笛に合わせて唄いながら、曳山車を曳いて登ってくる。ときどき、煎り子を肴にして、茶碗で冷や酒を飲んだりして、急がずに、時間をかけて、ゆっくりと登ってくる。

九時半ごろに宮入り。

ピンぼけの写真で申し訳ない。

十時頃に、餅撒き。

餅撒きの面白さは、写真やビデオでは伝えられない。カメラなんぞ構えて冷静に見ていないで、アドレナリンをどばーっと分泌して、「こっち、こっち、こっち。こっちに撒いてくれー」と叫いたり、目ん玉をひん剥いて這いつくばって、拝殿の床に転がる餅に飛び付いたりしている方が何十倍も楽しい。

今年は自分が餅を撒く方だったから、もっと面白く、気持ちが良かった。

うひょひょひょひょ、どっちに撒いてやろうかな。ん、そっちか。あ、ほれ。今度はこっちか。あ、ほれほれ。うん、呼んだか? 声が小さいな。もう一度呼んでみな。

お大尽の気分である。バラ撒き行政が無くならない訳だ。

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2006 年 9 月 10 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年9月10日

雨模様の日曜日

絵日記 2006-09-10 雨模様の日曜日

先週の日曜日は「宮普請」だった。

宮当番は五霊神社境内の清掃と薪(たきぎ)置き場の整備をした。その他の者は、害獣防止柵の点検補修および山林整備作業。

絵日記を付けるべしだったのだが、カメラを持っていくのを忘れて、写真を撮りそこねたのでお休みした。

*

一週間後の今日は雨模様の日曜日となった。

写真は、オーナー田のC区画。黄色く色づいて、稲穂も垂れている。

稲が倒れているのが気になるかもしれないが、これぐらいなら何も問題は無いと思う。

絵日記 2006-09-10 雨模様の日曜日

オーナー田のD区画。

うーむ。

頑張れ、あんぱんまん。

絵日記 2006-09-10 雨模様の日曜日

オーナー田のE区画。

倒伏(とうふく)もあまり見られず、順調に生育している。

オーナー田の稲刈りは9月24日(日)に予定されている。

蕎麦の蕾

絵日記 2006-09-10 蕎麦のつぼみ

一方、蕎麦も順調に生育している。

ほんの二週間前と比べると、ずいぶんと葉の数が増え、背丈が伸びている。

遠目にも、少し白いものが見える。蕎麦の蕾(つぼみ)だ。

絵日記 2006-09-10 蕎麦のつぼみ

蕎麦の蕾のクローズアップ。

結構、ふくらんでいるものもある。もう一週間もすると開花し始めるのではないかと思う。

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2006 年 7 月 17 日 (月) 海の日

岩座神の絵日記 2006年7月17日

五霊神社夏祭

絵日記 2006-07-17 五霊神社夏祭

五霊神社の夏祭。豊作祈願のいわゆる湯立て祭だ。

この写真は、午前9時前。どしゃ降りの雨を呆然と眺めながら、準備作業の休憩をしているところ。

こんな雨だから、幟旗(のぼりばた)も立てられない。長床(ながとこ、拝殿)の幕も張らずに済ますことになった。それでも、境内の掃除はしっかりとやった。

祭礼は昼からだったが、あいにく、写真を撮るのを忘れた。

おまけに、何かの手違いで、神主さんまで来なかった。

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2006 年 6 月 4 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年6月4日

宮普請

絵日記 2006-06-04 宮普請

宮普請というのは、お宮さんの保守作業で、毎年、春と秋の二回行われる。

今年は、3月12日に春の宮普請が予定されていた(岩座神の予定表 2006年版を参照のこと)のだが、雨で流れた。予備の日も次々に雨で流れたり、他の予定が入っていたりで、とうとう、今日になってしまった訳だ。2006-02-01 岩座神の予定表 2006年版

絵日記 2006-06-04 宮普請

宮普請と言っても、お宮さんに関係の無い仕事をする場合も多い。村山の下草刈りとか、枝打ちとか、害獣柵の点検とか。(ただし、その場合でも、お当人だけは神社の掃除をする。また、夕方は、少し早めに仕事をおわって、宴会をするのが恒例だ。)

今日は、お宮さん(五霊神社)の参道と境内を、土を入れて補修する作業を行った。

朝の8時から始めて、たっぷり、夕方まで働いた。へとへとである。

夕方の酒宴は無し。3月12日に宴会だけは済ませていたのである。がちょーん(古っ)。

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