岩座神の絵日記 2006年10月7日

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秋祭準備

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

朝から総出で五霊神社の秋祭の準備にかかる。

三人の御当人(おとうにん)が、神社の掃除をして、飾付けや供え物の準備をする。残りの者が、曳山車(ひきやま)の飾付けをしたり、参道に提灯や灯篭を立てたり、投光器や豆電球を設置したり、幟(のぼり)旗を立てたり、福引の賞品を買い出しに出かけたりする。

写真は、お宮さんの正面に提灯を吊ろうとしているところ。

朝から雨模様で境内が濡れている。

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

昼食は公会堂でみんなで弁当を食う。

写真は、公会堂に付属する倉に収められている曳山車(ひきやま)。一応、飾付けが完了した様子だ。

絵日記 2006-10-07 秋祭準備

境内と参道の掃除、そして注連縄張りは御当人の仕事になっている。

雨が上がってからにしよう、夜までに準備が済んだら良い、などと言って、休憩を長めに取って、うだうだと話し込んだりしていたのだが、天気予報に反して、なかなか雨が降り止まず、結局、濡れながら外回りの仕事をすることになり、時間も押してきてしまった。

写真は、参道の入口にある大杉に注連縄を張っているところ。

準備が終って家に帰ったら、すでに食事が始っていた。妹が子供たちを連れて帰ってきていたり、かみさんの妹が子を連れて遊びに来てくれていたりして、総勢で十一人いた。賑やかな食事は楽しいもんだな。とびきり仕合わせな気分だ。

宵宮

絵日記 2006-10-07 秋祭宵宮

夜の八時すぎにお宮さんに詣る。

宮総代と御当人と区長は礼服で正装して、拝殿に坐って、宮入りを待つ。

他の氏子たちは、公会堂からお宮さんまで、太鼓と鉦(かね)と笛に合わせて唄いながら、曳山車を曳いて登ってくる。ときどき、煎り子を肴にして、茶碗で冷や酒を飲んだりして、急がずに、時間をかけて、ゆっくりと登ってくる。

九時半ごろに宮入り。

ピンぼけの写真で申し訳ない。

十時頃に、餅撒き。

餅撒きの面白さは、写真やビデオでは伝えられない。カメラなんぞ構えて冷静に見ていないで、アドレナリンをどばーっと分泌して、「こっち、こっち、こっち。こっちに撒いてくれー」と叫いたり、目ん玉をひん剥いて這いつくばって、拝殿の床に転がる餅に飛び付いたりしている方が何十倍も楽しい。

今年は自分が餅を撒く方だったから、もっと面白く、気持ちが良かった。

うひょひょひょひょ、どっちに撒いてやろうかな。ん、そっちか。あ、ほれ。今度はこっちか。あ、ほれほれ。うん、呼んだか? 声が小さいな。もう一度呼んでみな。

お大尽の気分である。バラ撒き行政が無くならない訳だ。

情報

日付
2006 年 10 月 7 日 (土)
タイトル
岩座神の絵日記 2006年10月7日
投稿日時 / 投稿者
2024-03-25 12:28:20 / サイト管理者
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