岩座神の絵日記 2008年5月18日
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棚田オーナー田植祭
田植に先だって、三組のベテラン・オーナーさんに感謝状と記念品を贈呈した。
岩座神の棚田オーナー制度は今年で12年目なのだが、最初の頃から続けて參加してくれているオーナーさんも数多くあって、写真の藤田さんのグループが11年目、鳥谷さんと児玉さんが10年目である。
藤田さんは、本当なら、10年目の去年、感謝状を贈るべしだったのだが、うっかり忘れておりました。申し訳ない。
最初は、スタッフが苗の植え方を教える。
しかし、最初の一列(四株)か二列を植えるだけで、後はオーナーさんに任せて、手を出さない。
一つの区画(田圃)は、二つから四つに分れていて、それぞれのグループが割当ての個所を植えていく。
グループによって人数にばらつきがあるので、早く植え終わる所と遅くなる所が出て来る。
早く終ったグループには遅い所を手伝ってもらう。作業の開始と終了は区画単位で際をつけて、各グループがばらばらに行動することが無いようにしてもらっている。お互いに和気靄々と交流してもらう事も大切な事なのだ。
他の棚田地域では、たいていの場合、棚田が住宅とは少し離れた所にあるのだが、岩座神では、棚田と住宅が隣接し、混在している。棚田がある所に、住宅も建っていて、これが岩座神の棚田の重要な特徴の一つになっている。
十時過ぎから田植を始めて、正午にはすべての田圃で作業が済んだ。
いつものように、五霊神社の参道で、五目御飯と鶏のバーベキューで、お昼御飯である。一時半ごろまで、わいわいと賑やかに楽しんだ。
デジタル・カメラでビデオを撮って、YouTube にアップロードしてみた。
デジタル・カメラだと、あっと言う間に記録媒体のメモリが消費されるので、あまり長いビデオは撮れなかった。