[2006-10-28] 蕎麦脱穀
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岩座神の絵日記 2006年10月28日
蕎麦脱穀
蕎麦の脱穀作業の予定日は明日の日曜日なのだが、毎年この作業は手間取るので、土曜日の今日も「出ることが出来る者は出てくれ」という事で、朝の9時から作業をしている。僕は午前中に用事があって午後から出たのだが、ほぼ全員が出て来ていた。
写真は、先週の日曜日に刈り倒してほったらかし、じゃない、露天干しにしておいた蕎麦をガンジキで掻き集めているところだ。
棚田オーナーのHさんが助っ人に来てくれている。
掻き集めた蕎麦はスレッシャ(脱穀機)にかけて実だけを取る。
雨で濡れていたりすると、茎や雑草がスレッシング・ブレードにからまったり、脱穀した実が排出径路に詰ったりして、機械が止ってしまうことがある。
今日は、天気も良く、このところ日和続きだったので蕎麦が良く乾いていて、大きなトラブルはなかった。
しかし、相当な量のほこりが立つので、マスクをする方が良い。
休憩中。
余程の理由がない限り、一時間に一度ぐらいは必ず休憩する。それも、15分以上、時には30分ぐらい、たっぷりと休む。
スレッシャは二台あるのだ。
収穫した蕎麦の実は、乾燥機に入れて、バーナーは焚かず、風だけを送って乾かす。
これらの年代物の乾燥機は、かつて脱穀した米の乾燥に使用されていた。岩座神で蕎麦の栽培を始めるまでは、長い間、農家の倉庫で眠っていたものだ。
今日一日の作業で、乾燥機3台がほぼ七分目まで埋った。
いや、残りはあと三分だけ、という訳ではない。乾燥機はまだ2台準備してあるのだ。