蕎麦選別と出荷
約三週間にわたって送風だけで乾燥させてきた蕎麦の実を選別して出荷する。
スレッシャで脱穀して乾燥機に入れた蕎麦の実は、蕎麦の茎や雑草がいっぱい混じっている。
そういう大きなゴミを、最初に手作業で篩(ふるい)にかけて取り除く。そして、唐箕(とうみ)にかけて、細かいゴミや入りの悪い実を風で吹き飛ばす。最後に、選別機にかけて砂や小石を取り除き、計量して袋に詰める。
一番手前に見えるのが選別機。これは、かつて米の選別に使われていたものだ。今年は二つ使った。
これは唐箕の選別口から蕎麦の実が出てきているところ。
この唐箕も昔は米の選別に使われていたもので、手で羽根を回して風を起すものだ。今は、モーターで羽根を回すように改造してある。
写真には撮っていないが、暗い倉庫の中では、数人が篩を持って手作業で荒選別をしている。
埃(ほこり)が舞い立つので、マスクをしていないと、鼻の中が真っ黒けになる。
このあたりの説明は、去年とほとんど同じだ。
2006-11-18 岩座神の絵日記 2006年11月18日
もうちょっと工夫しないと、この絵日記もマンネリになって、書くのが面白くなくなるなあ。
水路点検
午後、二手に分れて、「水路点検」と「農道点検」(だったかな)をする。
実を言うと、そんなもんは普段から各自でやっているので、改めてやる必要はない。今日やるのは、そういう点検をしました、という「証拠写真」を撮る作業だ。
こら、ピース・サインなんか出しちゃいかん。
という事で、撮り直し。
はい、よろしい。
ここ最近、行政(町)が、何かというと、事業計画書を出せ、だの、結果報告書を提出しろ、だの、非常にうるさい。これも何かの報告書に添付する写真なのである。
兵庫県の財政難は本当にひどい状態らしい。だから、補助金が無駄使いされないようにしよう、という意図は理解できる。しかし、馬鹿馬鹿しい形式だけの手間を増やしても、実効性は担保できないんじゃありませんか。いや、面倒くささに負けて補助金申請が減るのを期待していますか?