棚田の石積みワークショップ(レポート)
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12月3日(日)、県内外から総勢20数名の参加者を得て、棚田の石積みワークショップが開催されました。最初に簡単な自己紹介。遠くは長崎県や和歌山県からも参加があったり、老若男女、職業も関心もバラバラ、非常にバラエティーに富んだメンバーでした。
講師の「石積み学校」金子さんから、石積み技術の勘所を説明してもらいます。ずばり、要点は3つ。
- 積み石の荷重を後ろにかける
- 積み石の後ろに「ぐり」石をしっかり詰める
- 下の2つの石と接するように積み石を置く
細かいことは色々あるけれど、それは実際にやりながら説明しましょう、ということで、さっそく作業開始。
凄いなあと感心したのは、参加者の人たちのパワフルなことです。指示待ちでぼーっとしている人は一人もなく、それぞれに必要だと判断した作業に従事するのですが、初対面の人たちと相談し合ったり、講師に助言を求めたり、コミュニケーションも非常にスムーズでした。
午前中はここまで。けっこう捗りました。
公会堂で全員揃って歓談しながら、にぎり飯と汁のお昼ご飯です。汁の主役はイノシシの肉です。お替り自由。美味しく頂きました。
午後も引き続いて、16時ごろまで、石積み作業。予定していた以上の成果を得られたようです。
疲れましたが、楽しい一日でした。