岩座神の絵日記 2006年8月20日
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蕎麦の種蒔き
朝8時から蕎麦の種蒔き作業である。
本当は昨日の午後から種蒔き作業をする予定だったのだが、昨日は朝方に降った雨のために土が濡れていたので作業が出来なかった。
写真は、蒔種機を付けたトラクターで種を蒔いているところだ。耕起と蒔種が一度に出来るので作業効率が良い。
いきなり種を蒔く訳ではなく、一ヶ月ほど前から、何度も土を鋤いたり、除草をしたりして、田圃の準備をする必要がある。
蕎麦は結構手間がかかって大変だ。
こちらの写真は、トラクターで耕起した後、人力の蒔種機(「ごんべえ」という機種名だ)を使って種を蒔いている所。
ちょっと前までは、全部、こうやって人力で種を蒔いていた。これがかなりの重労働なのだ。
全部トラクターでやれば良いようなものだが、トラクターに付ける蒔種機は数に限りがある。全部で6台、すなわち、トラクター2台分しか無い。
それに、蒔種機を付けたトラクターは全長と重量が増えて扱いが難しくなるので、狭い田圃や、出入口が急な坂になっている田圃は、人力で種を蒔かなければならない。
三組の棚田オーナーが蕎麦の種蒔きを手伝ってくれた。
蕎麦に関係した作業は棚田オーナーの行事に組み込まれていないので、全くのボランティアだ。
非常に暑い中、人力の作業の方を手伝ってもらって、本当に有難かった。