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千ヶ峰

千ヶ峰と棚田

岩座神は千ヶ峰のふところにある村です。上の写真の中央にあるのが千ヶ峰。「裏山」とでも言いたいぐらいの親しい山ですが、、、

千ヶ峰

加美町まちづくりピオネーロ発行『かみマップ』より

いつ誰が名づけたのか、千ヶ峰。その名称は付近に数多くの峰がそびえていることに由来すると伝えられています。

標高は 1005.2 m で東播磨の最高峰です。付近に 800 m 級の山々を従え、晴れた日には播磨路は勿論、但馬、丹波、遠くは 90 km 離れた瀬戸内海に浮かぶ船を見ることができます。春の山桜、秋の紅葉が特に良く、高山植物が多生し、頂上付近は全面クマササとススキに被われ展望がすばらしいところです。また、冬場には50-60 cm の積雪があり、冬山としても有名です。

千ヶ峰登山コースとしては、三谷コース、市原コース、岩座神コースがあります。

千ヶ峰遠景

この写真は、岩座神コースの(昔の)起点である松井小学校付近から見た、千ヶ峰の遠景。うへえ、遠いなあ。

お手頃価格、抜群のコスト・パフォーマンス

変な言い方なのですが、千ヶ峰をPRするとしたら、一度でも登った経験のある人なら、「お買い得」とか「絶対に損はしない」とか言いたくなるのではないでしょうか。

誰でも登れる

小学生でも十分に登れます。

大昔から、加美町の小学校では、秋の遠足は千ヶ峰と決まっています。

誰でも満足できる

大人が登っても、そこそこ「難関突破」の達成感を味わうことが出来ます。

市原コースから登ると、すぐそこに見えている山頂への思いもかけず長い道のりがあります。三谷コースや岩座神コースから登ると、垂直に登るがごとき急峻な道があります。

「やったー、のぼりきったー」と満足して笑うことが出来ます。(下山のとき、ひざも笑うだろうけれど、、、)

見晴らし抜群

晴れた日には、瀬戸内海まで見ることが出来ます。

運悪く小雨模様の曇天だとしても、眼下にわが岩座神を手に取るように見ることが出来ます。

気軽に日帰り

特別に気合いの入った格好をしなくても、ピクニックに毛の生えた程度の服装や履き物で登れます。(ハイヒールはさすがに無理ですけど。)

山頂まで、どこのコースを取っても、2時間も見ておけば十分。兼武さんは、三谷コースを1時間ちょっとで登っておられる。岩座神コースも、神光寺までは車で行けるから、残りは正味1時間半ぐらい。だらだら長めの市原コースも、そんなもんじゃないのかな。

京阪神からでも、十分に日帰りできます。

さぁ、登れ

おすすめは市原コース

一般的には、三谷コースで登る人が多いのだけれど、また、ここは岩座神のページなんだけど、おすすめは市原コースです。

尾根づたいのなだらかな道を登っていくので、比較的楽ですし、また、それ以上に、景色がとても良いです。この辺の事情は、兼武さんが詳細に記録してくださっていますので、参考にしてください。

下調べ

いろんな方々が千ヶ峰を紹介して下さっています。山の好きな人は必見。 go to 千ヶ峰のリンク集

地図を用意していますので、参考にしてください。go to 千ヶ峰の地図

1997年5月作成 / 2002年8月更新

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