2022-08-09 京都府立大学フィールドワーク一日目
概要 | 2022年8月9日と10日、二日間にわたって、岩座神において京都府立大学文学部歴史学科によるフィールドワークが行なわれました。 一日目は、岩座神区有文書の調査。二日目は、石垣の調査、インタビューによる聞取り調査、五霊神社建築物の調査。 |
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フィールドワーク一日目
2022年8月9日と10日、二日間にわたって、岩座神において 京都府立大学文学部歴史学科 によるフィールドワークが行なわれました。

京都府立大学文学部歴史学科のみなさん。総勢18名だったかな。全員、フィールドワーク参加に先立って、PCR検査をして陰性であることを確認されたそうです。
他に、那珂ふれあい館 の安平館長と多可町地域おこし協力隊(多可町ファンクラブ )の黒川さんが参加されました。
一日目は、岩座神区有文書の調査。

公会堂の押し入れ下に鍵がかかる書庫があって、そこに、代々の区長が受け継いできた公文書が眠っています。その中で一番古いのは黒い長持ちの中に入っています。

長持ちの蓋を開けます。



一つ一つ取り出して、写真に撮影していきます。表紙だけ撮るものもあれば、一ページずつ撮るものもあります。

文書ごとに目録を作成します。今はまだ細かい内容には立ち入らず、文書の標題や概要と年代を確認するわけです。

岩座神区有文書について
岩座神区有文書の調査(目録作成)は、文書の数が多いので、このフィールドワークだけでは完了しません。残った作業は、那珂ふれあい館 の安平館長が引き継いでくれます。
ちらっと聞いた話では、古いものは江戸時代の弘化年間のものであるとのことです。
また、災害(地震)の復旧に関する文書があったり、イノシシ・シカ・サルによる獣害を記録した文書があったりするそうです。
全貌が明らかになるのを楽しみにしています。