読み物 - キーワード 「クラインガルテン」

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1997 年 7 月 1 日 (火)

棚田オーナー制度

1997年5月 岩座神

岩座神は「日本の棚田百選」にも選ばれた棚田の村です。

1997年から岩座神では「棚田オーナー制度」が始まりました。

「棚田」とはどんなものか、「棚田オーナー制度」とはどういうものか、ちょっと見ていって下さい。

※ 以下は、主として1997年に作成し、1998年、1999年、2002年に若干の加筆を行ったものです。

棚田オーナー制度とは

まじめに農業に取り組み、自然とふれあう勇気を持ち、地域になじめる方または家族に、単に米作りを楽しむだけでなく、美しい景観を誇る岩座神地区をみんなで守っていくことに積極的に協力してもらうために始められた。1区画100平方mで10区画を募集した。会費は5万円。

「加美町への想い」「志望動機」「自己アピール」などの作文を含む申し込みアンケートを書類選考し、10組が選ばれた。

  • 特典として
    • 一から十までプロの指導を受けて低農薬栽培の米作りが体験でき、収穫した米は全部持ち帰ることができる。
    • 加美町の宿泊施設が安く利用できる。
    • 加美町の特産品がもらえる(1万円相当)など。
  • オーナーの義務は
    • 田んぼに入って米を作る。
    • 自然とまじめにつきあう。
    • 地域の人たちになじみ、仲良くする。
    • 地区の美しい景観を守るため、美化活動に積極的に参加する。
    • 田植え、ヒエ引き、月2回の草刈り、刈り取り、稲木などは自分でやること(田すき、田ごしらえ、普段の水管理、消毒、施肥、脱穀、乾燥、もみすりなどは農家が行う)など。

『広報かみ』1997年6月号より

そもそも、棚田(たなだ)とは、どんなものか

1994年7月 夏の棚田

こんなもんです。写真を見てもらうと一番よくわかる。山肌を切り開いて作られた「段々畑」のような田んぼです。

岩座神には、大小あわせて465枚の棚田があります。

そして、全国棚田サミットに参加した木原博さんの話によると、「岩座神の棚田みたいに石垣がシャキッとして奇麗なやつは珍しいんじゃ」という事です。石垣の高さは平均 2 m、高いところで 5 m。石の組み方などから見て、鎌倉時代にさかのぼるそうです。

ところが、そういう自慢話だけで済むわけでなくて、、、

棚田の農業はしんどい

さすがに、岩座神の棚田とはいえ、今ではほとんどの農作業に機械を使います。それでも、平地の圃場(ほじょう)整備された大きな田んぼにくらべれば、その作業効率の悪さは明白でしょう。大きな機械が使えませんから。

おまけに、山の中のこと、夜中になると、イノシシもシカもタヌキもキツネも出て来る。出て来て、協力はしてくれない。田んぼや畑に入って、作物を食い荒らしていく。動物たちの苦境も知らないわけではないけれど、やっぱり、だめ、困ります。

なぜ、棚田を守りたいのか

1997年5月 岩座神

棚田の価値として、

  • 自然と共存した風景としての棚田の景観がすばらしい
  • 棚田には治水などの面で環境保全効果がある

というようなことも言われています。だから、守る必要があるんだ、という議論ですね。

農家としては、

  • 先祖から受け継いだ田んぼを自分の代で荒らしたくない

という理屈抜きの気持ちも根強くあります。

何よりも、人が住んで生活していく限りは、周囲の環境を手入れの行き届いた状態にしておきたいというのが、ごく当然の願いなのだろうと思います。かつて田んぼであったところが耕作放棄されて山林に呑み込まれ、美しかった石垣が無残にこわれていく様子を見、ゆっくりと村が廃れて行くのを予感することは、現にその地に住んでいる者にとっては、なんとも言えない嫌な気分ですから。

だれか手伝ってくれないだろうか

という訳で、「棚田オーナー制度」が始まったという次第です。

制度の導入については、1995年、高知県檮原町で開かれた「全国棚田サミット」に参加し、全国で始めてオーナー制度を導入した現地の棚田を見学したことが、きっかけになったようです。

このページの最初に掲げたような規約でオーナーを募集したのが、1997年の2月中旬でした。問い合わせの数だけでも、総数200件にのぼり、最終的に応募してきた人は81組にもなったそうです。

これは面白い

棚田オーナーの看板に名前を記入
田植えを指導

5月11日にオーナー田の田植え祭りが行われました。

村中、ほぼ総動員で田植えの指導や手伝いをしたり、ご飯を作ったりしました。(木原も、100人分ぐらいの焼きそばを作ったんですぜ。)

皮肉な見方をすれば、「手伝ってもらわない方が、手間もかからず効率も良いんじゃないの」ということになりそうです。それは、その通りで、田植え機を使えば一人で2時間ぐらいで済むところを、総勢100人ぐらいが半日かけてやってるんだから、純粋な作業効率だけを見れば、何をやってるのかという話になります。

歌を楽しむ棚田オーナー

ところが、面白かったんですよ、これが。

田んぼに入って泥だらけになって田植えをしたオーナー達も面白かったようだけれど、それ以上に、祭りの準備や世話をした岩座神の住人は、誰に聞いても、「面白かった」と言っています。

岩座神とその自然環境に価値を認めてくれる人が居ること、そして、棚田で農作業をしたいという人が居ること、これは思いがけない嬉しい発見でした。そして、そういう人たちと交流することは、何にもまして、岩座神を活気付けてくれるものでした。

二年目、三年目

1998年5月

二年目の1998年、オーナーの数が20組に増えた。

去年は、最初の年でもあり、まぁ、とにかくやってみよう、という感じだった。採算が合うかどうかよりも、人が来てくれること自体が大切だと、村のみんなが考えていた。いわば、お祭りだ。楽しければ良かった。

今年も、基本的には同じ事なのだけれど、いくらか冷静になって、お互いの利害関係をしっかりと調整しなければならないと考えるようになった。あ、僕が考えているわけではない。のーてんきな僕は、田植え祭りで焼きそばを焼いて、楽しかったと思っているだけ。村の役員さんたちは、この制度を長続きするものにするために、都会のオーナー(借り手)、村の貸し主、村全体の誰もが納得できるような仕組み・方法を作り上げなければならないと考えているらしい。

「来年は30組だ」という積極的な意見もあるが、おおかたは、「20組ぐらいが限度かな」という意見のようだ。

1999年7月

三年目の1999年、オーナーの数は20組のまま。

何組か、オーナーの入れ替わりがあった。最初の年からオーナーを続けている人たちも多い。田植えをするお父さんの背中に負われていた赤ん坊が、今では田圃の中で泥遊びをしたりしている。

去年までは棚田オーナー制度のために町から補助金が出ていたが、今年からはもう出ないのだそうだ。岩座神の棚田オーナー制度は順調に軌道に乗りそうな感じだ。

書籍

日本の棚田 - 保全への取組み

  • 著者:中島 峰広
  • 出版社:古今書院
  • 1999年2月5日発行 240ページ A5判 \3,200

目次

  • 棚田の起源とその用語
  • 棚田についての先行研究
  • 棚田の分布と地形との関係
  • 棚田の形態と特質
  • 棚田の灌漑施設と水利慣行
  • 棚田の機能
  • 棚田の耕作放棄
  • 棚田の保全
  • 棚田保全への取組み
  • 保全方法の比較と検討
  • 棚田オーナー制の展開
  • 棚田オーナー制についての比較検討とその評価

オーナーの一人である箕面市の田中さんから、「こんな本がありますよ」と教えていただきました。

まだ木原は読んでいないのですが、棚田についてまじめに勉強するつもりなら、ちょうど良い出発点になるのでないかと思います。

棚田オーナー制については、高知県檮原町をはじめとする先進地の事例が中心になっていて、岩座神も名前だけは出てくるそうです。

2000年 - 2002年

2000年 - 2002年

岩座神の棚田オーナー制度は、今のところ、順調に運営されている。

棚田オーナー制度をきっかけとして、岩座神の村の様子は、ここ2-3年の間に、非常に大きく変化した。

岩座神は、農村地区としては珍しく「景観形成地区」としての指定を受けた。

また、補助金を得て、生活道および農道や用水路を整備することが出来た。今年度には、田の畦の整備も予定されている。

さらに、今年の春には、滞在型市民農園施設「クラインガルテン岩座神」というものがオープンした。

そして、岩座神は、いつの間にか、棚田の先進地域としてけっこう有名になり、いろんな所から視察者が訪れるようになった。

棚田オーナー・アンケート

西脇農業改良普及センターが、1997年、1998年、1999年に棚田オーナーだった人たちに対して、アンケート調査をして、その結果を 2001年1月に発表している。

非常に面白いので、是非、読んでいただきたい。

2001-04-01 岩座神棚田オーナー・アンケート結果

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2003 年 2 月 1 日 (土)

岩座神の予定表 2003年版

岩座神の年間行事予定表です。2003年版。

日時 / 行事 / 詳細

  • 2月8日(土)~2月9日(日)2003-02-08 村親睦旅行 2003-02-09 二日目
    • ○ 村親睦旅行
      • 道後温泉
  • 1月28日(火)~2月21日(金)2003-01-28 棚田オーナー募集
    • ★ 棚田オーナー募集
      • 申し込みの窓口は加美町役場 産業課です。募集要項などの詳細は、加美町のホームページでご確認ください。( 加美町 > 加美町棚田オーナー募集中 > 岩座神棚田オーナー )
  • 3月15日(金)2003-03-15 棚田オーナー選考会
    • ★ 棚田オーナー選考会
  • 3月22日(土)~3月31日(月)2003-03-22 棚田オーナー追加募集
    • ★ 棚田オーナー追加募集
      • 棚田オーナーを追加募集します。詳細は、2003-03-22 岩座神棚田オーナー追加募集のお知らせ をご覧下さい。
  • 3月23日(日)2003-03-23 クラインガルテンの田圃の整備
    • ○ クラインガルテンの田圃の整備
      • 田圃に植えられている樒(しきみ)の株を引き抜いて整備する作業。
  • 4月20日(日)2003-04-20 棚田オーナー対面式
    • ★ 棚田オーナー対面式
      • 棚田オーナー(都会から米を作りに来る人たち)と棚田保存会(岩座神の住人)の初顔合わせ。お互いの自己紹介やら、農業改良普及センターの人による米作り講習会。そして区画の抽選が行なわれる。
  • 5月18日(日)2003-05-18 棚田オーナー田植え祭
    • ★ 棚田オーナー田植え祭
      • 水田に入って、苗を手で植える。
  • 6月15日(日)2003-06-15 棚田オーナー草刈り、肥料散布
    • ★ 棚田オーナー草刈り、肥料散布
      • 石垣や畦道の草刈り、肥料の散布。
  • 7月6日(日)2003-07-06 川刈り
    • ○ 川刈り
      • 川や道端の雑草を刈る。
  • 7月27日(日)2003-07-27 棚田オーナー草引き作業 ...
    • ★ 棚田オーナー草引き作業
      • 水田の中の雑草を引き抜く。
    • ★ あまごつかみ
      • 川に放流されたあまごを手で掴んで獲る。子供たちのためのアトラクション。串に刺して塩焼きにして食する。
    • ★ 案山子作り
      • 案山子を作って田んぼの畦に立てる。
    • ◎ 万年草挿し芽
      • 石垣を飾る万年草の苗を育てるために、ポットに挿し芽をする。
  • 8月17日(日)2003-08-17 蕎麦種蒔き
    • ○ 蕎麦種蒔き
      • 蕎麦の種を蒔く。
  • 9月17日(日)2003-09-17 宮普請
    • ○ 宮普請
      • 「中山」の間伐。
  • 9月28日(日)2003-09-28 棚田オーナー稲刈り / 棚田コンサート
    • ★ 棚田オーナー稲刈り
      • 鎌(のこぎり鎌)を使って稲を刈り取り、稲木に掛けて天日干しにする。
    • ◎ 棚田コンサート
      • 出場者の募集については、加美町のホームページで確認してください。
  • 10月11日(土)~10月12日(日)2003-10-11 宵宮2003-10-12 秋祭
    • ○ 秋祭り
      • 11日が宵宮。
  • 10月13日(月)体育の日2003-10-13 棚田オーナー脱穀・籾摺り ...
    • ★ 棚田オーナー脱穀(だっこく)・籾摺り(もみすり)
      • 稲から籾粒だけを取るのが脱穀、籾粒から殻を取り除いて玄米にするのが籾摺り。収穫した玄米は袋に入れて持ち帰る。|
    • ★ 収穫祭
      • トン汁で収穫を祝う。案山子コンテストもある。
  • 10月19日(日)2003-10-19 蕎麦の刈取り
    • ○ 蕎麦の刈取り
      • 蕎麦の刈取り。脱穀は次の日曜日に。
  • 10月26日(日)2003-10-26 万年草植栽 2003-10-26 蕎麦の脱穀
    • ◎ 万年草植栽
      • ポットで育った万年草の苗を石垣に植え付ける。
    • ○ 蕎麦の脱穀
      • 蕎麦の脱穀。
  • 12月21日(日)2003-12-21 棚田オーナー藁細工教室 ...
    • ★ 藁細工教室 - 注連縄作り
      • 岩座神の老人会の指導のもと、しめなわ作りに挑戦する。
    • ★ もちつき大会
  • 1月25日(日)2006-01-22 棚田オーナー蕎麦打ち大会
    • ★ 蕎麦打ち大会
      • 岩座神で収穫した蕎麦粉を使って、手打ち蕎麦に挑戦する。

★印は棚田オーナーが主体の行事、○印は村民が主体の行事、◎印はその他の行事です。○印は村民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。

天候などに左右されて若干の予定変更があるかもしれません。

なお、棚田オーナーには棚田保存会から正式なスケジュールが通知されます。

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2004 年 2 月 1 日 (日)

岩座神の予定表 2004年版

岩座神の年間行事予定表です。2004年版。

日時 / 行事 / 詳細

  • 1月30日(土)2004-01-30 写真コンテスト募集締切
    • ◎ 写真コンテスト募集締切
      • 2004-01-30 2003年「岩座神 棚田の里の風景」写真コンテスト募集 の締切です。
  • 2月15日(日)2004-02-15 猪・鹿柵点検
    • ○ 猪・鹿柵点検
  • 未定
    • ★ 棚田オーナー募集
      • 募集要項などの詳細は、決定し次第、お知らせします。
      • 2004-02-01 2004年度 岩座神棚田オーナー募集
  • 3月7日(日)2004-03-07 宮普請
    • ○ 宮普請
      • 山林整備(枝打ち)。
  • 3月14日(土)2004-03-14 棚田オーナー選考会
    • ★ 棚田オーナー選考会
  • 3月28日(日)2004-03-28 クラインガルテンの田圃の整備
    • ○ クラインガルテンの田圃の整備
  • 4月18日(日)2004-04-18 棚田オーナー対面式
    • ★ 棚田オーナー対面式
      • 棚田オーナー(都会から米を作りに来る人たち)と棚田保存会(岩座神の住人)の初顔合わせ。お互いの自己紹介やら、農業改良普及センターの人による米作り講習会。そして区画の抽選が行なわれる。
  • 5月16日(日)2004-05-16 棚田オーナー田植え祭
    • ★ 棚田オーナー田植え祭
      • 水田に入って、苗を手で植える。
  • 6月13日(日)2004-06-13 棚田オーナー草刈り、肥料散布
    • ★ 棚田オーナー草刈り、肥料散布
      • 石垣や畦道の草刈り、肥料の散布。
  • 7月4日(日)2004-07-04 川刈り
    • ○ 川刈り
      • 川や道端の雑草を刈る。
  • 7月25日(日)2004-07-25 棚田オーナー草引き作業 ...
    • ★ 棚田オーナー草引き作業
      • 水田の中の雑草を引き抜く。
    • ★ あまごつかみ
      • 川に放流されたあまごを手で掴んで獲る。子供たちのためのアトラクション。串に刺して塩焼きにして食する。
    • ★ 案山子作り
      • 案山子を作って田んぼの畦に立てる。
    • ◎ 万年草挿し芽
      • 石垣を飾る万年草の苗を育てるために、ポットに挿し芽をする。
  • 8月29日(日)2004-08-29 蕎麦種蒔き
    • ○ 蕎麦種蒔き
      • 蕎麦の種を蒔く。
  • 9月5日(日)2004-09-05 宮普請
    • ○ 宮普請
      • 山林整備。
  • 9月26日(日)2004-09-26 棚田オーナー稲刈り ...
    • ★ 棚田オーナー稲刈り
      • 鎌(のこぎり鎌)を使って稲を刈り取り、稲木に掛けて天日干しにする。
    • ◎ 棚田コンサート ?
      • 棚田コンサートについては、開催するかどうかも含めて、現在、検討中です。
  • 10月9日(土)~ 10月10日(日)2004-10-09 宵宮 2004-10-10 秋祭
    • ○ 秋祭り
      • 9日(土)が宵宮。
  • 10月11日(月)体育の日2004-10-11 棚田オーナー脱穀・籾摺り ...
    • ★ 棚田オーナー脱穀(だっこく)・籾摺り(もみすり)
      • 稲から籾粒だけを取るのが脱穀、籾粒から殻を取り除いて玄米にするのが籾摺り。収穫した玄米は袋に入れて持ち帰る。
    • ★ 収穫祭
      • トン汁で収穫を祝う。案山子コンテストもある。
  • 10月24日(日)2004-10-24 蕎麦の刈取り
    • ○ 蕎麦の刈取り
      • 蕎麦の刈取り。脱穀は次の日曜日に。
  • 10月31日(日)2004-10-31 蕎麦の脱穀
    • ○ 蕎麦の脱穀
      • 刈取った蕎麦をスレッシャーにかけて脱穀する。脱穀した実は、乾燥機に入れて乾かす。
  • 11月7日(日)2004-11-07 蕎麦脱穀予備日
    • ○ 予備日
      • 例年、蕎麦の収穫作業は、天候に左右されて予定どおりに実施できない場合が多くあります。そのための予備日です。
  • 11月21日(日)2004-11-21 蕎麦の選別、出荷
    • ○ 蕎麦の選別、出荷
      • 乾燥した蕎麦の実を唐箕(とうみ)にかけて選別し、袋詰めして出荷する。
  • 12月19日(日)2004-12-19 棚田オーナー藁細工教室 ...
    • ★ 藁細工教室 - 注連縄作り
      • 岩座神の老人会の指導のもと、しめなわ作りに挑戦する。
    • ★ もちつき大会
  • 1月23日(日)2005-01-23 棚田オーナー蕎麦打ち大会
    • ★ 蕎麦打ち大会
      • 岩座神で収穫した蕎麦粉を使って、手打ち蕎麦に挑戦する。

★印は棚田オーナーが主体の行事、○印は村民が主体の行事、◎印はその他の行事です。○印は村民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。

天候などに左右されて若干の予定変更があるかもしれません。

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2005 年 2 月 1 日 (火)

岩座神の予定表 2005年版

岩座神の年間行事予定表です。2005年版。

日時 / 行事 / 詳細

  • 2月6日(日)2005-02-06 猪・鹿柵点検
    • ○ 猪・鹿柵点検
  • 3月21日(振替休日)2005-03-21 宮普請
    • ○ 宮普請
  • 4月17日(日)2005-04-17 棚田オーナー対面式
    • ★ 棚田オーナー対面式
      • 棚田オーナー(都会から米を作りに来る人たち)と棚田保存会(岩座神の住人)の初顔合わせ。お互いの自己紹介やら、農業改良普及センターの人による米作り講習会。そして区画の抽選が行なわれる。
  • 5月15日(日)2005-05-15 棚田オーナー田植え祭
    • ★ 棚田オーナー田植え祭
      • 水田に入って、苗を手で植える。
  • 6月12日(日)2005-06-12 棚田オーナー草刈り、肥料散布
    • ★ 棚田オーナー草刈り、肥料散布
      • 石垣や畦道の草刈り、肥料の散布。
  • 7月3日(日)2005-07-03 川刈り
    • ○ 川刈り
      • 川や道端の雑草を刈る。
  • 7月10日(日)2005-07-10 川刈り予備日
    • ○ 川刈り予備日
  • 7月24日(日)2005-07-24 棚田オーナー草引き作業 ...
    • ★ 棚田オーナー草引き作業
      • 水田の中の雑草を引き抜く。
    • ★ あまごつかみ
      • 川に放流されたあまごを手で掴んで獲る。子供たちのためのアトラクション。串に刺して塩焼きにして食する。
    • ★ 案山子作り
      • 案山子を作って田んぼの畦に立てる。
  • 8月21日(日)2005-08-21 蕎麦種蒔き
    • ○ 蕎麦種蒔き
      • 蕎麦の種を蒔く。
  • 9月4日(日)2005-09-04 宮普請
    • ○ 宮普請
      • 山林整備。
  • 9月25日(日)2005-09-25 棚田オーナー稲刈り ...
    • ★ 棚田オーナー稲刈り
      • 鎌(のこぎり鎌)を使って稲を刈り取り、稲木に掛けて天日干しにする。
    • ◎ 棚田コンサート
  • 10月8日(土)~10月9日(日)2005-10-08 宵宮 2005-10-09 秋祭
    • ○ 秋祭り
      • 8日(土)が宵宮。
  • 10月10日(月)体育の日2005-10-10 棚田オーナー脱穀・籾摺り ...
    • ★ 棚田オーナー脱穀(だっこく)・籾摺り(もみすり)
      • 稲から籾粒だけを取るのが脱穀、籾粒から殻を取り除いて玄米にするのが籾摺り。収穫した玄米は袋に入れて持ち帰る。
    • ★ 収穫祭
      • トン汁で収穫を祝う。案山子コンテストもある。
  • 10月23日(日)2005-10-23 蕎麦の刈取り
    • ○ 蕎麦の刈取り
      • 蕎麦の刈取り。脱穀は次の日曜日に。
  • 10月30日(日)2005-10-30 蕎麦の脱穀
    • ○ 蕎麦の脱穀
      • 刈取った蕎麦をスレッシャーにかけて脱穀する。脱穀した実は、乾燥機に入れて乾かす。
  • 11月6日(日)2005-11-06 蕎麦脱穀予備日
    • ○ 予備日
      • 例年、蕎麦の収穫作業は、天候に左右されて予定どおりに実施できない場合が多くあります。そのための予備日です。
  • 11月20日(日)2005-11-20 蕎麦の選別、出荷
    • ○ 蕎麦の選別、出荷
      • 乾燥した蕎麦の実を唐箕(とうみ)にかけて選別し、袋詰めして出荷する。
  • 12月18日(日)2005-12-18 棚田オーナー藁細工教室 ...
    • ★ 藁細工教室 - 注連縄作り
      • 岩座神の老人会の指導のもと、しめなわ作りに挑戦する。
    • ★ もちつき大会
  • 1月22日(日)2006-01-22 棚田オーナー蕎麦打ち大会
    • ★ 蕎麦打ち大会
      • 岩座神で収穫した蕎麦粉を使って、手打ち蕎麦に挑戦する。

★印は棚田オーナーが主体の行事、○印は村民が主体の行事、◎印はその他の行事です。○印は村民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。

天候などに左右されて若干の予定変更があるかもしれません。

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2006 年 2 月 1 日 (水)

岩座神の予定表 2006年版

岩座神の年間行事予定表、2006年版です。

済んだ分については「絵日記」を掲載する予定です。

日付 種別 行事 絵日記
2006-01-22 (日) 蕎麦打ち大会(2005年度) 2006-01-22
2006-02-05 (日) 鹿柵(獣害防止柵)点検 2006-02-05
2006-03-12 (日) 宮普請 無期延期
2006-04-16 (日) 対面式 2006-04-16
2006-05-14 (日) 田植え祭 2006-05-14
2006-06-11 (日) 草刈り・肥料散布 2006-06-11
2006-07-02 (日) 川刈り 雨のため中止
2006-07-09 (日) 川刈り(予備日) 2006-07-09
2006-07-23 (日) 草引き・案山子祭 2006-07-23
2006-08-20 (日) 蕎麦種蒔き 2006-08-20
2006-09-03 (日) 宮普請(猪・鹿柵点検) 絵日記なし
2006-09-24 (日) 稲刈り・棚田の集い 2006-09-24
2006-10-07 (土) 秋祭宵宮 2006-10-07
2006-10-08 (日) 秋祭 絵日記なし
2006-10-09 (月) 体育の日 脱穀・籾摺り・収穫祭 2006-10-09 / 2006-10-09(続き)
2006-10-22 (日) 蕎麦刈取り 2006-10-22
2006-10-28 (土) 蕎麦脱穀 2006-10-28
2006-10-29 (日) 蕎麦脱穀 2006-10-29
2006-11-05 (日) 蕎麦脱穀(予備日) 作業完了のため中止
2006-11-19 (日) 蕎麦選別・出荷 2006-11-18
2006-12-17 (日) 餅つき大会・藁細工教室 2006-12-17
2007-01-21 (日) 蕎麦打ち大会(2006年度) 2007-01-21

★印は棚田オーナー行事、○印は住民の出役作業、◎印はその他の行事です。

○印は岩座神住民の義務としての労働という色合が濃いもので、棚田オーナーやクラインガルテン住民に参加が要求されているものではありません。ただし、手伝ってもらうのは何時でも歓迎しています。

なお、天候などに左右されて予定が変更されるかもしれません。

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2006 年 4 月 23 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年4月23日

絵日記 2006-04-19 桜

クラインガルテンの管理人であるえむ氏から桜の写真を送ってもらった。

今年の桜は、開花時期も遅かったが、花が咲いている期間がとても長いようだ。ぱっと咲いてぱっと散る、というのでは全然なくて、のんびりと咲いている。

これは、4月19日(水)に撮ったもの。

まだ満開ではない。

絵日記 2006-04-20 桜

これは、4月20日(木)に撮ったもの。

遠目でよく分らないが、やっと満開か。

ん? 上の写真のと同じ木らしいね、これ。

絵日記 2006-04-23 桜

最後は4月23日。

場所は、岩座神でも一番標高の高い所、クラインガルテンからほんの少し下りたあたり。赤い屋根は加古川漁業協同組合の「岩座神ロッジ」だ。

「まだ当分散りそうにありません」とのこと。

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2006 年 6 月 23 日 (金)

岩座神の絵日記 2006年6月23日

紫陽花

絵日記 2006-06-23 紫陽花

クライン・ガルテン岩座神の管理人さんから、紫陽花の写真をメールで貰いました。

絵日記 2006-06-23 紫陽花

「まだ満開ではないけど、ガルテンの管理棟の紫陽花を送ります。

稲もマダマダだし、蛍もまだみたい。稲が心配でたまりません。

紫陽花が満開になったらメールします。」

とのことです。

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2006 年 7 月 2 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年7月2日

田圃の様子

絵日記 2006-07-02 田圃の様子

今日は「川刈り」作業が予定されていたのだが、朝方、かなりの雨が降っていたので、来週に順延された。昼前には雨も上がったのだが、一旦中止と決めた事をやり直すようなことはしない。僕自身は一日のんびりさせて貰ったが、空いた一日を田圃の草刈をして過す人が多かった。みんな偉いなあ。

写真は棚田オーナー田のA区画。

絵日記 2006-07-02 田圃の様子

この写真は僕が植えた田圃だ。棚田オーナー田とは違って、機械で植えてある。

前の絵日記(6月23日)で、クラインガルテンの管理人さんが「稲もマダマダだし、蛍もまだみたい。稲が心配でたまりません」と書いていたのだが、この一週間ぐらいでずいぶんと生長したようだ。

岩座神の絵日記 2006年6月23日

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2006 年 8 月 25 日 (金)

岩座神の絵日記 2006年8月25日

蕎麦の発芽

絵日記 2006-08-25 蕎麦の発芽

前の日曜日に蒔いた蕎麦が奇麗に発芽している。

この田圃は、一見、人力で種蒔きをしたように見えるが、トラクターで種を蒔いたものだ。三本の筋が等間隔で並行しているのがその証拠だ。コース取りには苦心したと思う。

手前や右手奥に見えているのは、鹿除けのためのネットだ。

絵日記 2006-08-25 蕎麦の発芽

こちらも、トラクターで種を蒔いた田圃だ。

上の写真と同じように、鹿除けのネットが張られているのが田圃の向う側に見える。

*

なお、この二枚の写真は、クライン・ガルテンの管理人さんからメールで送って貰ったものだ。

*

九月の中頃になると、奇麗な花が咲くだろう。鹿や台風にやられなければ、だけれど。

蕎麦の新芽(クローズアップ)

絵日記 2006-08-27 蕎麦の発芽(クローズアップ)

一枚目の田圃のクローズアップ。

ただし、撮影は、二日後の8月27日。

たった二日のことで、かなり生長したような感じだ。

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2006 年 10 月 9 日 (月) 体育の日

岩座神の絵日記 2006年10月9日 (続き)

棚田オーナー収穫祭(続き)

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(続き)

収穫祭が終って、棚田オーナーたちも三々五々帰って行った後の、午後二時半ごろの公会堂の裏手。

これは「反省会」ではない。スタッフの昼食だ。

籾摺り作業が手間取ったために、行事の進行を優先した結果、この時間になってしまった。

もうひとつ、この写真には缶ビールが写っていないことに注目して欲しい。

この収穫祭には、ビールや酒を出さなかった。先日の稲刈り・棚田の集いの時には、「運転する人には売りません」という貼紙をして、ビールや酒を販売したのだが、今回は、アルコール類を一切出さなかった。

スタッフの間では、酒を出すべきだという意見も多かった……酒を飲むことは悪くない、酒を飲んで車を運転することが悪い。酒を飲むことが出来る人には酒を出してあげたい。飲酒を強要する訳ではない、「運転する人は飲むな」と言っている。相手は大人だ、良識を信用しなければ失礼だろう……が、結局、収穫祭の昼食に飲物としてビールや酒を出すことを控えた。

だから、スタッフも昼食にビールを飲んではいけないのである。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(続き)

昼食も済んで、最後の後片付けをしていたところ、棚田オーナーが一組戻って来た。西御影の青年たちのグループだ。

帰る途中で、今日穫れた玄米をコイン精米機にかけたら、精米機の内部でくずれて団子状になり、詰ってしまって機械が動かなくなった、出て来た米も駄目になっていた、と言う。見せて貰うと、米はぼろぼろにくずれて粉状になっていた。

西御影のグループは、次の日曜日にある弓絃羽(ゆづるは)神社の祭礼に、収穫した米でおにぎりを作って振舞う段取りをしていた。あちゃー、これ、あかん、どうしよう、という事で、とりあえず戻ってきてくれた訳だ。

最初は、コイン精米機の問題かもしれない、とも考えた。しかし、スタッフの家にある精米機で搗いてみたり、水分計にかけてみたりした結果、玄米の水分が多すぎるという結論に達した。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(続き)

急いで全てのオーナーに連絡を試みたところ、一組だけ電話が繋がって、岩座神に引き返してくれた。

そうこうするうちに、もう一組、西御影のグループと同じように、帰り道でコイン精米所に寄って、同じような結果になった人たちが岩座神に戻って来てくれた。

結局、クライン・ガルテンのオーナーさんを含めて、三組分の玄米を回収して、正常な水分の玄米と取り替えることが出来た。

写真は、古い型の乾燥機を引っ張り出してきて、回収した玄米を、火は焚かずに送風だけで乾燥することが出来ないかどうか、試しているところだ。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(続き)

午後五時、一服して、やっとビールにもありついて、対応方針を確認しているところだ。

とりあえずの対応として、全てのオーナーに代替の玄米を送ることに決めた。そして、持ち帰ってもらった収穫分の玄米については、返して貰うことはせず、オーナーの側で処分して貰うことにした。

また、今後の事として、天日干しして脱穀した籾をそのまま籾摺りするという今までのやり方を再検討することにした。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(続き)

写真は、代替として発送する玄米を準備するために、計量しているところだ。

「こら。あたなりが悪い(本当に恰好が悪い)、こんなとこ写真に撮らんでもええ」とか言われた。

既にショックから立ち直っている。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(反省会)

午後七時から反省会(慰労会)。

急遽、Acoop(JAのスーパー)で鶏肉やらウィンナー・ソーセージやらを仕入れてきて、ホット・プレートで焼いて食いながら、あれこれと談義を重ねた。

収穫祭の運営については、今までのやり方を改める方が良いだろう、という話をした。稲木干しした稲をコンバインで脱穀する、そこまでは今までどおりで良いが、そのまま籾摺りするのではなく、念のために一旦は乾燥機に入れて、水分を調整してから籾摺りをしよう、という事だ。そうすると、収穫祭当日には玄米を持って帰ってもらえないが、今回のようなトラブルは無くなる。また、籾摺りの完了を待たなくても良いので、収穫祭の昼食の「おあづけ」もしなくて済む。

棚田オーナーの行事にアルコールを出すことの是非についても、明確な結論は出なかったように思うが、改めて話をした。

もう一つ、そういういろんな事も含めて、棚田オーナーを招いて「夜なべ談義」をしよう、という話をした。オーナー制度を始めてちょうど十年になるし、トラブルが生じたことを逆手にとって、コミュニケーションを深めるチャンスにしよう、という事だ。

絵日記 2006-10-09 棚田オーナー収穫祭(反省会)

午後九時、焼くものが無くなったので、後片付けをしたのだが、まだ何かテーブルを囲んで話をしている。

楽しそうだが、もう、この頃になると、何を話していたのか、覚えていない。

この後、家に帰って、ばたんきゅうで寝ていた。

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2006 年 10 月 29 日 (日)

岩座神の絵日記 2006年10月29日

蕎麦脱穀(二日目)

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

昨日に続いて、朝の9時から、蕎麦の脱穀作業だ。

今日は、元から予定されていた作業日だったので、大勢の人が助っ人で参加してくれた。ガルテンのKさんとAちゃんSくん、棚田オーナーのIさん夫妻、Mさんたち、Tさん夫妻とお子さん。

子供たちも三人いて、にぎやかだった。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

天気も好く、午後になると、蕎麦も非常に良く乾いてきた。

軽く手でしごくだけでも蕎麦の実が落ちる。

スレッシャ(脱穀機)の投入口の下にブルー・シートを張って、実を田圃に落とさないように工夫した。

写真は、蕎麦を作っている田圃としては、岩座神で一番低い位置にある田圃だ。

後方、中央のピークが千ヶ峰。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

田圃から田圃へとスレッシャを移動しているところ。

急な細い坂道が多いので、慎重にゆっくりと移動する。五人もかかって大袈裟なようだが、これぐらい慎重にやってちょうど良い。

かつて一度、一人だけでスレッシャを移動していて、どんぶらこ、坂道から下の田圃に乗り手ごと一回転して落ちたことがある。危うく慘事になるところだったが、幸い、乗り手は軽い打撲で済んだ。そのスレッシャはお釈迦になってしまったけれど。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

午後4時半過ぎ、脱穀の作業がすべて完了した。

収穫した蕎麦の実は、4台の乾燥機にいっぱいになった。去年よりちょっと少ないか。これから二週間ぐらい、風だけを送って、実を乾燥させる。

写真は、公会堂の下の広場で、スレッシャの内部を掃除しているところだ。

絵日記 2006-10-29 蕎麦脱穀(二日目)

昨日は慰労会は無かったのだが、今日は、いつものように、公会堂の裏手で、鶏肉を焼いて、ビールや酒を飲んで、うだうだと語る。

投光器を付けた。まだ6時前だが、すでに日が暮れて、暗くなっている。

風も冷たくなってきているので、屋外での慰労会は、今年はこれが最後だな。

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2006 年 11 月 1 日 (水)

岩座神の絵日記 2006年11月1日

のぎくバス

絵日記 2006-11-01 のぎくバス

今日から岩座神に定期運行バスが上がってくることになった。

平成18年11月1日改正の「のぎくバス」時刻表によると、岩座神を始発または終着とする便は日に5本ある。

  • 07:00 岩座神発
    • 岩座神 > 松井小学校 > 松井診療所 > 中町赤十字病院
  • 11:14 岩座神着
    • 多可町役場 > ベルディホール > 中町赤十字病院 > 松井診療所 > 松井小学校 > 岩座神
  • 11:15 岩座神発
    • 岩座神 > 松井小学校 > 松井診療所 > 中町赤十字病院 > ベルディホール > 多可町役場
  • 16:44 岩座神着
    • 多可町役場 > ベルディホール > 中町赤十字病院 > 松井診療所 > 松井小学校 > 岩座神
  • 16:45 岩座神発
    • 岩座神 > 松井小学校 > 松井診療所 > 中町赤十字病院 > ベルディホール > 多可町役場

ただし、平日のみの運行で、土日祝日は走らない。

料金は、大人が100円/1乗車、子供が50円/1乗車。

「のぎくバス」は、旧中町で三年前に誕生したコミュニティ・バスで、利用者が皆無に近く、「幽霊バス」、「走る障害物」と陰口をたたかれているものだ。合併して多可町になっても事業を継続し、運行路線を見直した結果、今日からは、加美区にも八千代区にも入ってくるようになった訳だ。

少しでも利用客が増えるのかしらん? まあ、期待できないと思うな。

待望の公共交通機関が岩座神にまで入ってきた、というような感激は誰も持っていない。

バスの台数は以前と変らないので、事業を拡大したという事ではないが、金の無駄遣いであることは間違いないと思う。何故さっさと廃止しないのだろう。

アストラゼネカ

絵日記 2006-11-01 アストラゼネカ

大阪に本社を持つ医薬品会社「アストラゼネカ」の「高齢化する村を応援するプロジェクト」が岩座神にやって来て、草刈りの仕事をしてくれた。

インタビューを受けているのは、岩座神棚田保全推進協議会会長(青いつなぎ)と岩座神農会長(白い服)だ。「いや、もう、有難いことです」とか何とか答えているんだろう。

絵日記 2006-11-01 アストラゼネカ

この日、全国各地40個所の棚田で、合計約3000人が奉仕作業に従事したそうだ。岩座神には約120人が来てくれた。

会社概要によると、約3000人というのはアストラゼネカの従業員全員だ。会社を挙げてのプロジェクトなのだな。

どうも有難うございました。

これを縁に、プライベートでも、また遊びに来てください。

アストラゼネカ > プレスリリース:「高齢化する村を応援するプロジェクト」実施について

なお、平日のことなので、会社員である僕はその場に居合わせることが出来なかった。

写真はクライン・ガルテンの管理人さんに撮ってもらったものである。

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